「働き方で未来がかわる! 社員が誇れる会社を作る」 岩崎剛幸・著、秀和システム、2010年3月29日
p.14-5 これからはモノだkでなく、コトを追求する世の中になっていくことでしょう。コトとは体験であり、経験です。
p.27 私達は、仕事を通じて、人の役に立ち、同時に自らの達成感をも味わうというその両方を満たすものでなければならないのです。
しかし、誰かを喜ばせたいと思ったら、まずは自分が楽しく、その仕事に喜びを見出していない誰かが喜んでくれることはないと私は思います。
p.34 このように市場変化への対応を見失わないためには、今売っている製品やサービスの背後にある、お客様に提供する機能、付加価値に注目することが重要です。また今後は単なる機能だけに止まらず、心理的価値までもマネジメントしていかなければならないのです。
p.50-1 まずは高い目標を設定します(20年後)。高い目標と言うより遠くの目標といったほうが適切かもしれません。今から20年後、自分はどうなっていたいかです。
それを達成するための中期的な目標を設定します(10年後)。
そして、そこにたどり着くにはどうしたらいいかという今年の具体的な目標を設定するのです。こうすれば高すぎる目標になることもないでしょうし、低すぎる目標になることもないでしょう。
p.90-1 人には役割があるということだ。すべての人には生まれてきた役割がある。それは人によってちがう。自分が生まれてきた役割とはいったい何なのか。その役割を見つけて、その役割を果たすために人は存在していると言ってもいい。つまり仕事をするということはその役割は何なのかを探すことに通じる。
p.106 米のビッグスリーのトップと話していて違和感があったのは、車を「どう売るか」というくらいの執念を、「どうつくるか」ほどには感じられなかったことだと語っていました。
GMでは売上や利益を高める計画はどんどんでてくるのですが、生産現場の泥臭い話はほとんどでてこなかったのだそうです。
p.130 新しいことばかりでは失敗した際にリスクヘッジが効きません。ですから、保守も必要です。しかし、保守ばかりでは前に進みません。したがって、保守7、革新3くらいがちょうどいいのです。
p.132-3 EFとは Employee Fun の頭文字をとった造語です。「楽しい会社を作ろう」という意味です。特に「従業員が楽しめる環境を作り、楽しんで自ら進んで仕事ができるような会社に変える」という意味です。
p.142 EF経営導入にあたって一番大切になるのが、事業発想です。
それは、「常に楽しいか、楽しくないかで考える」ということです。
しかし、業績の向上だけに邁進した結果、一時的には業績を伸ばした企業も、世の中が不況に突入した途端にガタンと業績を落とす例が後を絶ちません。
これからの時代には単に業績を伸ばすことだけを目的にしていくのでは企業の永続性はないのです。
p.150 製品と商品のちがいは、作り手の発想だけで作っているものが「製品」で、お客様のこと、お客様に喜んでいただくことを考えて作っているものが「商品」です。
p.168 「誇りを持てる会社をつくるための10カ条」
1.不況期型の経営体質を前提としている。
2.会社は社員が楽しむことが大前提であると考えている。
3.ちょっと変なくらいがちょうどいいと思っている。
4.優秀な社員を採用するのではなく、成長しそうな社員を見抜く目を持つことが必要であると認識している。
5.社員同士をほめあい、認め合う風土がある。
6.トップが成功の3条件(勉強好き・素直・プラス発想)を持ち合わせている。
7.モノではなくコトを売る会社になろうとしている。
8.ツイていないものと付き合うのはやめて、ツイているものと付き合うようにしている。
9.数字は作られるものではなく、作るものであると認識している。
10.今の自社の経営に危機感を持っている。
p.182 実際に、少し前ではワークライフバランスが必要だと口々に言っていた各企業が、リーマンショック以降の景気後退により、「そんなのん気なことを言っていられない」ときびすを返した状況になっています。ワークライフバランスは本質的に景気とは関係なく重要な概念なのですがこれが現実です。
p.192-3 すべての組織において、実は「営利を追求することが第一義ではなく、社会性、教育性を追求することにより、結果として生み出されるものが収益性である」ということです。
p.199-200 「理念型採用戦略」
「うちはこのような理念です。これに共感できますか? できるとしたらどのような点が共感できますか?」
この質問をして社長の納得いくような答えがでてきたら合格です。こうすると非常にレベル高い社員を採用できるようになり、結果として優秀なスタッフを採用することができたのでした。
p.14-5 これからはモノだkでなく、コトを追求する世の中になっていくことでしょう。コトとは体験であり、経験です。
p.27 私達は、仕事を通じて、人の役に立ち、同時に自らの達成感をも味わうというその両方を満たすものでなければならないのです。
しかし、誰かを喜ばせたいと思ったら、まずは自分が楽しく、その仕事に喜びを見出していない誰かが喜んでくれることはないと私は思います。
p.34 このように市場変化への対応を見失わないためには、今売っている製品やサービスの背後にある、お客様に提供する機能、付加価値に注目することが重要です。また今後は単なる機能だけに止まらず、心理的価値までもマネジメントしていかなければならないのです。
p.50-1 まずは高い目標を設定します(20年後)。高い目標と言うより遠くの目標といったほうが適切かもしれません。今から20年後、自分はどうなっていたいかです。
それを達成するための中期的な目標を設定します(10年後)。
そして、そこにたどり着くにはどうしたらいいかという今年の具体的な目標を設定するのです。こうすれば高すぎる目標になることもないでしょうし、低すぎる目標になることもないでしょう。
p.90-1 人には役割があるということだ。すべての人には生まれてきた役割がある。それは人によってちがう。自分が生まれてきた役割とはいったい何なのか。その役割を見つけて、その役割を果たすために人は存在していると言ってもいい。つまり仕事をするということはその役割は何なのかを探すことに通じる。
p.106 米のビッグスリーのトップと話していて違和感があったのは、車を「どう売るか」というくらいの執念を、「どうつくるか」ほどには感じられなかったことだと語っていました。
GMでは売上や利益を高める計画はどんどんでてくるのですが、生産現場の泥臭い話はほとんどでてこなかったのだそうです。
p.130 新しいことばかりでは失敗した際にリスクヘッジが効きません。ですから、保守も必要です。しかし、保守ばかりでは前に進みません。したがって、保守7、革新3くらいがちょうどいいのです。
p.132-3 EFとは Employee Fun の頭文字をとった造語です。「楽しい会社を作ろう」という意味です。特に「従業員が楽しめる環境を作り、楽しんで自ら進んで仕事ができるような会社に変える」という意味です。
p.142 EF経営導入にあたって一番大切になるのが、事業発想です。
それは、「常に楽しいか、楽しくないかで考える」ということです。
しかし、業績の向上だけに邁進した結果、一時的には業績を伸ばした企業も、世の中が不況に突入した途端にガタンと業績を落とす例が後を絶ちません。
これからの時代には単に業績を伸ばすことだけを目的にしていくのでは企業の永続性はないのです。
p.150 製品と商品のちがいは、作り手の発想だけで作っているものが「製品」で、お客様のこと、お客様に喜んでいただくことを考えて作っているものが「商品」です。
p.168 「誇りを持てる会社をつくるための10カ条」
1.不況期型の経営体質を前提としている。
2.会社は社員が楽しむことが大前提であると考えている。
3.ちょっと変なくらいがちょうどいいと思っている。
4.優秀な社員を採用するのではなく、成長しそうな社員を見抜く目を持つことが必要であると認識している。
5.社員同士をほめあい、認め合う風土がある。
6.トップが成功の3条件(勉強好き・素直・プラス発想)を持ち合わせている。
7.モノではなくコトを売る会社になろうとしている。
8.ツイていないものと付き合うのはやめて、ツイているものと付き合うようにしている。
9.数字は作られるものではなく、作るものであると認識している。
10.今の自社の経営に危機感を持っている。
p.182 実際に、少し前ではワークライフバランスが必要だと口々に言っていた各企業が、リーマンショック以降の景気後退により、「そんなのん気なことを言っていられない」ときびすを返した状況になっています。ワークライフバランスは本質的に景気とは関係なく重要な概念なのですがこれが現実です。
p.192-3 すべての組織において、実は「営利を追求することが第一義ではなく、社会性、教育性を追求することにより、結果として生み出されるものが収益性である」ということです。
p.199-200 「理念型採用戦略」
「うちはこのような理念です。これに共感できますか? できるとしたらどのような点が共感できますか?」
この質問をして社長の納得いくような答えがでてきたら合格です。こうすると非常にレベル高い社員を採用できるようになり、結果として優秀なスタッフを採用することができたのでした。
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