何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

OD錠(口腔内崩壊錠)は、後発品対策だった

2005-07-19 22:57:59 | くすり雑感
 ノルバスクもアムロジンも、やがてはOD化の動きがあるんだそうだ 

 そんなにODがいいのなら、今から出せばいいわけだし、今後、上市される新薬はみなOD錠かというと、おそらくそんなことはないだろう。要は、特許期間が切れて、ジェネリックに移行しかねない処方を、なんとかひきとめようとする防衛策でしかないようなのだ

 特殊製剤なら加算がついて高薬価がついたっていいと思うが、それじゃメーカーは困る。薬価が下がるのも困るが、高薬価がついて、必要性のある時とない時とで、使い分けを求められるのも厄介なのだ

 理由はどうあれ、先発メーカーは顧客離れを防止したいだけだ、と考えれば合点がいく。患者さんの便宜を図るなんていうのは、だいたいが言い訳にすぎないのだ

 アムロジンやノルバスクの5mg錠が口腔内崩壊錠になれば、これまでのように梃子の原理で半錠にカットすることもできなくなる。これはこれで、ある意味不便ではないのだろうか。患者不在、自社利益優先。その象徴がOD錠(またはD錠)というわけだ

 
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社会人としての花田光司に厳重注意

2005-07-19 22:21:14 | 思いつくまま
貴乃花親方に厳重注意 「発言、協会に傷」 (産経新聞) - goo ニュース

 協会の立場で物言いがつけられるのは、協会に大きく係る側面というのがスジだとは思うが。

貴ノ花死去に伴う一連の騒動が発端なのだから、単なる「花田満」という父親の葬儀に伴う兄弟ケンカではないはずだ。身内が仕切るのは当然としても、私人を超えたところもある。年寄り株の所在や部屋の相続だって、相撲界と全く関係ないハナシではない。

 「花田勝」は兄でもあるが、だから外野は関係ない部分もあろう。力士としての成績は弟のほうが上とはいえ、アニキだってまがりなりにも横綱まで登りつめた人間だ。兄として、元・横綱として、もう少しわきまえた接し方があっていいと思う。

 それとも何かい? 強けりゃいい世界なのか、相撲界は

 個人戦として土俵にいるときは、勝負にこだわってくれてもいいけど、土俵を降りたらあの態度は、ザけんなよ、と言いたい。どの世界だって、専門家であり、同時に一社会人としての側面もあるんだ。TVに映る「我が道をゆく」表情は、●●づら以外の何者にも見えないんだけどなぁ。

 バッシングの嵐とおもいきや、まだ貴乃花をかばうファンが少なからずいるということが、アンビリーバブルだ。田原俊彦が芸能界に姿を現せなくなったように、話題から消えてもいいんじゃないか。
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