ノルバスクもアムロジンも、やがてはOD化の動きがあるんだそうだ
そんなにODがいいのなら、今から出せばいいわけだし、今後、上市される新薬はみなOD錠かというと、おそらくそんなことはないだろう。要は、特許期間が切れて、ジェネリックに移行しかねない処方を、なんとかひきとめようとする防衛策でしかないようなのだ
特殊製剤なら加算がついて高薬価がついたっていいと思うが、それじゃメーカーは困る。薬価が下がるのも困るが、高薬価がついて、必要性のある時とない時とで、使い分けを求められるのも厄介なのだ
理由はどうあれ、先発メーカーは顧客離れを防止したいだけだ、と考えれば合点がいく。患者さんの便宜を図るなんていうのは、だいたいが言い訳にすぎないのだ
アムロジンやノルバスクの5mg錠が口腔内崩壊錠になれば、これまでのように梃子の原理で半錠にカットすることもできなくなる。これはこれで、ある意味不便ではないのだろうか。患者不在、自社利益優先。その象徴がOD錠(またはD錠)というわけだ
そんなにODがいいのなら、今から出せばいいわけだし、今後、上市される新薬はみなOD錠かというと、おそらくそんなことはないだろう。要は、特許期間が切れて、ジェネリックに移行しかねない処方を、なんとかひきとめようとする防衛策でしかないようなのだ
特殊製剤なら加算がついて高薬価がついたっていいと思うが、それじゃメーカーは困る。薬価が下がるのも困るが、高薬価がついて、必要性のある時とない時とで、使い分けを求められるのも厄介なのだ
理由はどうあれ、先発メーカーは顧客離れを防止したいだけだ、と考えれば合点がいく。患者さんの便宜を図るなんていうのは、だいたいが言い訳にすぎないのだ
アムロジンやノルバスクの5mg錠が口腔内崩壊錠になれば、これまでのように梃子の原理で半錠にカットすることもできなくなる。これはこれで、ある意味不便ではないのだろうか。患者不在、自社利益優先。その象徴がOD錠(またはD錠)というわけだ
ヤンセンとしては、まさにジェネリックに喰われないための対策であることをあからさまにしているようだ。
「磯部管理官はまた、先発医薬品との添加物の違いから後発品の品質を問題視する意見に対し、「OD(口腔内崩壊)錠も(通常錠との間で)添加剤は違ってくる。なぜ後発品だけが問題視されるのか理解できない」と反論した。」
(日刊薬業 平成20年10月15日号 2面、第12617号)
添加物については、先発メーカーの製造販売するジェネリックだから安心ともならない。さらに言えば、新薬であれば添加物について、あまり気にしていないのもヘンだろう。微量不純物だって、新薬なら何が混入するのか、新規不純物だってあるはずだ。
ジェネリックバッシングには理解し難いものがあることだけは事実のよう。