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京都府立物園にモクゲンジ(ムクロジ科モクゲンジ属)の花が咲いていました。
本州日本海側、宮城県、長野県などの日当たりのよいところに生える落葉高木で、高さは10mほどになります。長さ25~35cmの奇数羽状複葉を互生します。
7~8月、枝先に長さ15~40cmの大型の円錐花序を出し、金色の小さい花を多数つけます。
花は直径1cmほどで、花弁の基部には赤いハート型の付属体があるというのですが、残念ながら高い枝の先にあり、確かめることはできませんでした。
和名はムクロジの漢名が誤って使われたといい、別名のセンダンノボダイジュは、黒くて固い種子を数珠にすることによります。
よく似たオオモクゲンジの花は9月に咲きます。