ハマボウとともに淡路、成ケ島を代表する希少植物がハママツナ:浜松菜(アカザ科オカヒジキ属)です。
アカザ科の一年草で、本州、四国、九州の砂浜など塩性湿地に群生します。成ケ島では20年以上前から自生し、兵庫県内ではほかに赤穂で自生が確認されているそうです。
茎はよく分枝して高さ20~60cmになり、互生する葉は長さ2~4cmの線形で先はやや尖ります。
秋には全体が北海道のアツケシソウ(08年10月8日記事)のように赤く色づいて浜を染めます。
ハマボウと同じく絶滅危惧種として兵庫県のレッドデーターブックに登録されています。