新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ハママツナ:浜松菜(紅葉が美しい) 

2010-07-21 06:23:00 | 植物観察1日1題

ハマボウとともに淡路、成ケ島を代表する希少植物がハママツナ:浜松菜(アカザ科オカヒジキ属)です。
アカザ科の一年草で、本州、四国、九州の砂浜など塩性湿地に群生します。成ケ島では20年以上前から自生し、兵庫県内ではほかに赤穂で自生が確認されているそうです。
茎はよく分枝して高さ20~60cmになり、互生する葉は長さ2~4cmの線形で先はやや尖ります。
秋には全体が北海道のアツケシソウ(08年10月8日記事)のように赤く色づいて浜を染めます。
ハマボウと同じく絶滅危惧種として兵庫県のレッドデーターブックに登録されています。