酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

PC遠隔操作事件 衝撃の結末

2014-05-21 08:05:16 | Weblog
衝撃を受けているのは私のような少数派だけなのかもしれませんが、冤罪を強く疑っていた私にとっては衝撃でした。

有利に進んでいたと見られる裁判の最中、しかも尾行されるであろう状況の中で、スマホを河川敷に埋めるといったあまりにも幼稚な手段。
本人が使うパソコンにはアクセスを管理するソフトを自主的に入れて弁護士に管理してもらっていたなど、冤罪を演じることに隙はなかったのに、なぜあんな幼稚な手段を取ったのか。
まあ、それこそが犯行を行った個人の資質なのかもしれません。
常識で考えられると思っては間違いなのでしょう。


完全に騙されました。

最初から冤罪と信じていたのではなく、ずさんな捜査・公判維持から、これは冤罪ではないかとの思いはだんだん増してきました。
「真犯人」からのメールも、これでようやく無実が確定するんだと嬉しかった。

ところが。

まあ、私に見る目がなかったの一言ではあります。
ただ、一連の捜査などを見ていて、あの程度の根拠で有罪扱いされることに恐怖を覚えていました。
しかし、この結末でその問題はウヤムヤになってしまいそうです。

本当の被害者にとっては吉報でしょう。
また本人が自白して決着が綺麗についたことは社会的に良かったと思います。


言い訳がましくなりそうですが、私は片山被告が先に起こした事件のことはあまり調べずにいました。
「真犯人」からのメールが届いてから初めて先の事件で片山被告が書き込んだ脅迫文を読み、その内容の酷さに眉をひそめました。
しかし、それでもまだ「先の事件だけで人格を否定してはいけない」と思い、冤罪だとの気持ちはなくしませんでした。

ただ、今回の「真犯人」からのメール内容を読んだときに、内容的に同じような「人格の壊れ方」を感じて、あれ?、とは思いました。
しかし、まさか・・・。


完全に騙されました。
完敗です。
本人が「自分はサイコパス」という意味のことを言ったそうですが、まさにそうなのでしょう。
コメント
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