酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

FP3級 受験記

2014-05-25 18:08:40 | 資格試験
FP3級を受けてきました。

FPについての詳しいことは割愛しますが、大きく分けて金融財政事情研究会(金財)と日本FP協会に分かれ、3級から1級まであり、3級は誰でも受けられます。

試験は午前と午後、いずれも選択式で、午後の問題は金財とFP協会で異なります。
過去問や参考書を読んで、自分にあった方で受けましょう(試験会場の場所も便利な方で)。
どちらで受けても受かれば同じという、珍しい資格です。
たぶん一本化に失敗したのでしょう。

さて、私は金財にして受験地を都内北にしたら、王子駅そばの中央工学院になりました。
試験は10時から2時間の午前の部(筆記)と、13時半から1時間の午後(実技)の2部制ですが、実技といってもただの選択式問題です。

午前は60問で、2択が30問、3択が30問。
1時間経過で途中退出ができます。
多くの人が1時間経過で退出していました。
私も1時間あれば充分でした。

受験者は若い男性が目立ち、次いで若い女性、老年男性、中年女性といった感じでした。
女性は3~4割と多めでしたが、男女とも中年層が少なかったようです。

午前が1時間で終わったので、午後の試験まで2時間以上空き時間になりましたが、狭い中庭でしたが涼やかな風の中、勉強しながら暇をつぶしました。
いい天気で良かった。


午後は3択15問(金財の場合)で途中退出不可です。
迷った計算問題を何回もやり直したけど、それでも時間は余りました。

合格基準は午前は60点中36点、午後は50点中30点、いずれも6割ですね。
合格率は60%台ですから、それなりに勉強すれば受かる試験です。
ただ、下地の有無でだいぶ違います。
私のようにマンション管理士とか宅建を持っていると、区分所有法や建築基準法などの知識が多少はあるので有利です。
また税金関係の細かい数字、たとえば生命保険控除額などは年末調整でおなじみですから、社会人は有利かな。

3級で問われるのは本当に基礎的な知識だけですから、たとえば復興税などは無視して計算していいなど簡略化されていますし、引っかけ問題などイジワルな問題はありません。
でも範囲は広いので、あまり甘く見ると落ちます。


私が使ったテキストはTAC出版の「スッキリわかるFP3級技能士」、過去問はネットで公開されているものを過去2、3回分やりました。
テキスト1周後に過去問をやったらもう合格ラインを突破していたのと放送大学の勉強が忙しくて、テキスト2周と過去問をさらっとした程度です。
正味1ヶ月半ぐらいですが、このあたりは個人差が大きいので自分のペースで勉強しましょう。

試験が年数回あるので気が楽で緊張感を保ちにくい。
やっぱ試験はそれなりの難易度で年一回というのが緊張感があって楽しい気がしますが、楽しむもんじゃないのかな・・・。


模範解答は(金財の場合)その日の17時半に公開されました。
凄く早いなぁ。

午前が60点中49点(81%)、午後が50点中40点(80%)でした。
手応えよりもいい点数でした。
私が使ったテキストだけで充分合格点は取れる内容でしたが、出ないだろうと思って覚えなかったところの数字が結構出題されて焦りました。
あと、問題を深読みしすぎて間違ったものなど、全体的に勉強の仕方が甘かった気がします。
まあ、8割取れたのだからいいか。

保険、税金、不動産、相続、投資など、お金全般の知識を得るにはいい資格だと思います。
持っていても仕事には結びつきにくいけど、大切なお金に関する知識が増えるのはいいことです。
ただ午前午後と半日潰れた上に受験料6千円は高い・・・。
私のように試験慣れ(この10年は毎年国家試験を受けている)している人間から見ると、あまりにも時間が長過ぎる気がします。
試験に縁がない層を狙っているのでしょう。

2級を目指す人も多いでしょうが、私は微妙です。
違う資格を漁って、めぼしいのがなかったら受けようかな。
コメント
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FP3級、行ってきます

2014-05-25 07:25:50 | 資格試験
寝坊せずに起きられました。

昼飯を食べられるところ(午前と午後の時間を潰せるところ)があるかどうか心配です。

午前は完全に安全圏ですが、午後の問題がちょっと不安。

行ってきます。
コメント (2)
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