酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

鏡開き

2008-01-19 13:40:16 | Weblog
鏡開きも終わりましたね。
最近は大きな鏡餅を飾っているところも少なくなりましたが、知人の会社で毎年立派な鏡餅を飾っているので、処分方法を聞いてみました。
最近の家庭用の鏡餅は外側がビニールの入れ物で、中に一個ずつパックされた切り餅が入っているものが多いようですが、その知人の鏡餅は本物のデカい餅です。

かつては、鏡開きの日にアンコを買ってきて、会社のOLさんがその鏡餅でお汁粉を作っていたそうです。
でも、OLさんのブーイングがあって(面倒だから)お汁粉は中止になり、その後は誰かが持って帰って家で揚げ餅にして会社に持ってきていたそうです。
やがて持ち帰る人がいなくなり、一時期はやむなく捨てていたそうです。
なんで持ち帰らないかというと、鏡餅ってつきかたが甘くて、普通に食べるとあまり美味しくないらしいんですよ。
ですから、細かくして揚げ餅にするのが一番良いのだそうですが、手間が掛かるから誰も持ち帰らなくなったそうです。

でも、新年そうそう縁起物の食べ物を捨てるのはどうかなー、ということで餅を持ってくる鳶の人に相談したら、鳶の人の家で掻き餅(揚げ餅)にして持ってきてくれるようになったそうです。
ところが、毎年掻き餅を作ってくれていた鳶の家のお年寄りの方が体が弱くなってきて掻き餅作りは中止、今では鳶の人が持って帰ってもう一度餅屋でつき直して、四角い切り餅にして持ってきてきてくれるそうです。

でも、正直言うと、あまり持って帰る人がいなくて毎年苦労しているようです。
最近は餅も人気がないようです。
正月に食べていますし、いまさら餅をもらってもカビが生えるだけだし、という人が多いようですよ。
コメント
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