庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

アメリカは宇宙でもナンバーワンを確保する戦略だ。

2018-08-10 | 核エネルギー・原子力問題

アメリカは陸海空軍、海兵隊、などと同格の、宇宙軍を創設する方針を決定して、莫大な予算措置を2020年度に講じるとした。

ロシアや中国がすでに、宇宙での軍事化を決定して技術開発に余念がない状況で、アメリカは立ち遅れている状況という。

確かに、中国の習近平政権では、アメリカに対する対抗策として、宇宙軍・海軍力を高める戦略もあるし、ロシアは、すでに、宇宙技術ではアメリカを凌ぐ技術開発に膨大な予算を投じている。

アメリカファースト主義を標榜するトランプ大統領としては、宇宙開発技術でも、世界ナンバーワンを確立したい。

そのためには、民間技術の触発を急ぐ狙いで、まずは政府予算で軍事用開発が新技術を先導する必要があると意思決定したようだ。

軍事用の技術開発は、費用対効果にあまりとらわれずに、目的に向かってまっしぐらに、開発競争が可能である。

技術開発には失敗はつきものであるが、軍事用では、失敗の責任を問うことはあまりなく、民生用の研究開発を主導する役割がある。

ロシアや中国に対抗するには、宇宙の軍事技術でリードし、その新技術を応用した民生用の産業育成に向けることができる。

トランプ政権は、アメリカファーストの戦略を着々と築いて、【アメリカを再び偉大な国】に、とのスローガンを掲げている。

 


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