庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

このブログの主題、『KM』をおさらいして見ると・・・・。

2009-10-31 | 暮らし・健康問題
2か月を振り返ってみると、日本において本格的な政権交代が起きて、今までの延長上の考え方や進め方が大きく変わる機運が巻き起こってきた。
「KY(変えるのはヤダ)」から『KM(変えることを目指せ)』に意識を変えていけば、世の中の今までの不合理な面や、惰性に陥っていた習慣が、見直される良いチャンスになってくる。
鳩山首相の演説での「行政の大掃除」にとどまらず、国民全員の意識改革が必要な時期である。

このブログをはじめて、漠然と考えていたことを思いつくままに書いてきたが、8月31日に
【健康的な暮らしの根源をまとめてみると、・・・・。】という表題で、区切りをつけたものがある。
その末尾の箇条書きにした項目を下記に繰り返しておきます。

このブログでいろいろと書いてきた半年分の内容を、次の様に集約しておきます。
・暮らしの健康的な豊かさの基本は雇用である。
・雇用の安定と向上は、産業の育成、特に「新産業」の創出に重点をおく。
・意欲のある賢い行政を持つために「地域主権」を実現する。
・地域主権は、国家並の将来目標を設定して、長期的な人材育成と産業創出に邁進する。
・地球環境問題は、あらゆる産業の基盤を転換する好機で、「再生可能エネルギー」を主軸にする。
・ひとの能力が活かされ、豊かな産業を作り出せる力が、国際社会の中での地位を安定させる。
言うのはたやすいかも知れない。
しかし、方向もはっきりしない運転は無謀である。

上記の内容は総論的であるので、まだまだ不十分な記述にとどまっているので、今後、考えつくままに、掘り下げていきたいと思っていますので、お付き合いをお願いします。

この2か月で書いてきたことを、おさらいしておきます。
・健康的な暮らしのもとは、地域社会の活力が盛んになり、雇用が安定することである。
・雇用の基本となるのは、時代に先んじた「新産業を興す」ことが必須である。
・日本が目指す「世界の環境問題でリーダーシップをとる国」となるための分野に力をいれる。
・日本の国土に適した再生可能エネルギー分野の技術開発を促進して「新産業」に育てる。
・再生可能エネルギー分野でも、「バイオマスエネルギー」の開拓に重点を移していく。
・このバイオマスエネルギーの開発・事業化を、地域社会の経済活性化に役立たせる。
・地域社会で消費するエネルギーは、再生可能エネルギーに転換して「地産地消」を実現する。
・自動車、航空機、船舶に利用するエネルギーは、化石燃料依存から転換していく。
・交通体系の将来計画を地域主権で立案して、国の補助金をあてにしない自立的な制度にする。
・地域に密着した行政の役割は「市・町・村」に移管して、責任のあるサービスを担う。
・日本の気候風土、地形に応じた特性を生かす「州政府(県の役割と国の権限を移して)」を創る。
・国は日本の全体、将来像を描いて、重点的に取り組むべき課題を戦略的に進める責任を負う。
・再生可能エネルギ-関連の革新において、世界の先頭を進む気概と実力を養い、人材を育てる。
・地球上に降り注ぐ太陽光エネルギーを最も効率よく蓄える、「藻類」のエネルギー化に力を注ぐ。

今度の「新政権」は、当面の混乱事態に翻弄されるであろうが、もっと将来を見据えたビジョンを描いて、技術開発と事業化に力を入れるべきである。官僚依存の「KY」から『KM』に転換せよ!

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