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「マスメディア」の首脳のレベルの低さを現わして、そとの国に向かって、【強行ぶりをアピールする党首】の姿を採りあげるのは、害あって益なしであろう。
外交交渉は、日本の総力を結集した「武器を使わない戦争」であることを、再認識する必要がある。
自国内で、外交の目先問題を喧々諤々と争点化することは、対峙する外国から見れば、日本の弱点をさらけ出して、隙だらけの状態を見せつけるだけである。
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対中国にたいしても、国交回復から延々と続いてきた政経分離政策も、破綻をきたす様になり、その立て直し策だけでも困難な課題である。
一内閣、一総選挙で、方針がころころ変わる様では、弱体化は当然である。
自民党の政権末期と、民主党政権の3年は、レベルの低下は歴然としている。
鳩山政権の普天間基地問題も迷走したままに放り出された。
菅政権では、尖閣諸島問題での対中国戦略もなく、その場しのぎに終始した。
野田政権の「TPP参加問題」では、前ノメリから曖昧模糊の決断に留まる。
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日本が前向きに取り組んできた【地球温暖化問題】の国際交渉が開かれている大事な会議に、政府代表の環境大臣は、「出席義務だけを果たす」ために駆け付けたが、本格的な会議が始まる前に日本に帰国してしまった。
この様な逃げの姿勢ばかりでは、途上国などからは「日本に期待できることは何もない!」と、落胆の批判を浴びるだけの信用失墜に終わってしまう。
温暖化問題に(国民の税金を使って)多額の援助資金を出してきた日本の実績も、これで何もしなかった状態に落ち込むだけである。
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長期的な視野に立って日本の将来における信用力を高め、その上で経済的安定を確立しながら、途上国への援助を継続的にかつ効果的に続けることである。
この様な長期戦略にかかわることを、総選挙の争点化すること自体が「マスメディア」を含めた、日本全体の外交交渉力の低下を招いているのだ。
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核を持たない国は、持っている国に対して、外交上不利な状況である事を分かろうとしない日本人。
命もかけず、努力しなくとも平和が維持出来るのは当然と考える日本人。
目先の利益に踊らされてばかりで、素人政治家には外交は無理だと気付かない。
日本が強くなれば、アジアの平和は夢じゃない。
歴史が証明している。
命がけで守ってもらったこの国を、英霊たちに恥じない国づくりを、少し遅くなったけど、今からでも始めなければ、日本は3流国に成り下がるのに。
若者には、子供を生み育てる責任がある。
日本国の存続の為にも。