庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

日本の国土は、まだやるべきことが多い。道路と街作りの課題。 

2009-10-03 | 交通問題・自動車
この1週間で関西方面への旅行をしてきた。
今回は全行程を自動車を利用した。
今までに自動車で日本各地に出かけたが、あらためて感じたことを、ブログに書いておきたい。

鉄道やバスの便が悪い地域では、自動車による移動が不可欠の時代になっている。
道路の整備もかなり進んでいるので、ほとんどの地域では自動車は一人一台の保有である。
主要な道路の沿線には、大きなショッピングモールが立ち並び、大型の店舗が大量に品ぞろえをして、自動車での来店を前提にした店造りである。

もう、自動車抜きでの生活は成り立たなくなっている。
また商店も自動車の来店を前提の商売に、完全になりきっているし、従業員の通勤も自動車通勤が
当然のようになっている。
このままの自動車依存の街作りや、生活施設の拡大がつずくことで、自動車を運転しない人はますます不便になるので、高齢化社会に向かって、問題が起きそうな感じがする。

また、石油資源の枯渇や需給のひっ迫の懸念から、燃料代が上がるようだともろに生活費に響いてくる。
それに対する備えも、かなり重要だろうし、化石燃料の使用量の削減は、ますます必須の問題になってくる。

ひとつひとつ、適切な手を打っていかないと、多くの人の生活に響き、社会活動への悪影響がでてしまう。
日本の国土は、今までに道路作りに専念してきた感じがあるが、その先のことを十分に検討してきたのであろうか、はなはだ疑問が多い。
今からでも遅くはないから、自動車依存の将来性と、それ以外に対応策をしっかりと考えて、着実に対策をしておくべき課題である。

日本は道路の整備が、まだまだ遅れている地域も多い。
その一方で、地方によっては過大な道路の施設が出来ている。
無駄な道路に対する批判も多いのに、なぜそのような工事が次ぐ次に計画されて、
税金を使い続けることになるのか?

次回から、もう一度、自動車と交通問題のおさらいをして行こうと思う。

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