sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

トーベ・ヤンソンのワンピース

2015-12-10 | Weblog
トーベ・ヤンソンについては何度かブログに書いてるけど
彼女の描く線にうっとりしたり、彼女の生きかたを羨んだりする以前に
最初に見た彼女の写真が、自分の中には強い印象として残っています。
小さい頃から絵本やテレビアニメで親しんだムーミンの作者という他に
彼女の小説なども読んではいたのですが、30年ほど前に見た雑誌に
彼女のインタビュー記事があって
カラーで写真もたくさん載ってて、
その中の彼女自身の写真がとても好きだったのです。
切り抜いた記憶があるので、探せば家の中のどこかにあるかもしれない。
多分彼女の夏の島の家の中の写真。
カラーで、暖かい光の中、室内でまっすぐ立っている写真でした。
顔や髪はそのままで、なんかニットのセーターやカーディガンを重ねていて
そのきれいな色や温かい質感、流行とかに関係ない取り合わせで、
彼女自身が着心地、居心地よさそうにしている全体の佇まいなどに、
とても憧れました。

先日、映画を見た帰り、見た映画がとても良くていい気分だったので、
ぶらぶら買い物などしたくなり、
なんとなく通りすがりの服屋さんへ入ったら
黄土色?マスタード色?のワンピースが目にとまりました。
襟ぐりは、少しだけ立っていますがタートルというほどではなくゆったり。
かなりゆったりすとんとしたIラインでひざ下5センチくらいのワンピースで、
先までほぼ筒状の袖もゆったり。
生地が、まるで毛布を着ているという気分というか、
着ると自分が巨大なぬいぐるみのクマさんにでもなった気がします。
ああ、これは、トーベ・ヤンソンのワンピースだ、と思って買いました。

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