sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

子離れについて2つの話

2016-11-25 | こども
ちょっと子供の話をするとすぐに「子離れできてないですね」と
突っ込んでくるのは、中年男性に多いように思う。(個人的経験上)
相手の背景もよく知らなくてもそういうツッコミするのは、
ろくに育児もしないできたおじさんなんだろうか。
友達の中にも子離れできてないなぁと思う母親はいるけど、
それぞれの関係や状況にもよることなので一概に非難することではない。
そもそもよその家庭のことだし。
でもそう思わないおじさんは多いみたいですね。
「子離れできてないなぁ」と母親のダメさ?を上から見る言い方をされると、
わたしはいつも、ちょっとムッとしてしまう。
自分に対してでも、別の女性に対してでも。
女を目下に置いておきたい、母親というものを愚かな母性の生き物として
やさしく見下したい男って、ほんと滅びてほしい。
それ全部滅びたら日本の人口一気に半減しそうやけど。
なにその、おれさまは自立した大人だぜアピールは?って思う。

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散歩をしていた時に、神社の境内で幼稚園〜低学年くらいの子供が二人いて、
おかーさん!おかーさん!鬼ごっこしよう!
おかーさん!こっちー!と母親と遊んでて、
こんなに子供にまとわれつかれていた頃がわたしにもあったかなぁと、
遠い目になってしまった。

子離れ、親離れということに関しては、
自分はそもそも子供と自他分離できてないような時期が一度もなかった気がする。
幼児だった息子さんと「まだへその緒が繋がってる感じ」と言ってた友達もいたけど
わたしにはその感覚は全くわからなかった。
生まれた時から、生まれる前から、自分の子供であっても、
自分ではない別の人間だと思ってたし、それ以外に思いようがなかった。
生まれた瞬間から、自分とは全く別のひとりの人間にしか思えなかった。

でも今は、子供が自分の一部分のように感じる時期が、
少しくらいあってもよかったのにな、とちょっと思う。
小さい頃に、少しくらいそんな時期があってもよかったかもな。

子供を突き放し早くから自立させてしまいすぎた気も、ちょっとする。
今の関係はいいので、別に後悔してるわけではないけど、
小さい頃にほんの少しくらい、
子供と自分の境目があまりないような時期があってもよかったかもと。
子どもが寂しく感じてたかどうかはわからないけど。

元夫には、お前は冷たいって言われてたからな、わたし。

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