sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

雪景色を見に:福知山のブックカフェ モジカ

2021-12-27 | Weblog
目的のブックカフェは一階がミニシアター。

まだ開いてない時間だったけど映画を見たくなる。
こじんまりして懐かしいような映画館。

二階に古本屋さんとカフェがあります。
二階へ上がる階段の横の壁に中島敦の小説があって
あとでお店の人が教えてくれたけどこの店の名前の由来のお話なのだそうです。

ブックカフェモジカは、とても素敵な古本屋さんで
これは時間があれば半日でも過ごしたいような場所でした。


朝には予想もしてなかった場所にいて、予想もしてなかった店にいる。
そういう成り行きも旅の面白さですよね。
そして、ここでフワフワ玉子サンゴを食べて欲しいと言われてたので
ランチはそれにしました。
城崎に行ったらちょっといいお寿司屋さんにでも行きたかったし
旅先では地元のものを食べたい派なのですが、成り行きには乗ってみるのです。
ということでビールとサンドイッチ。
本棚をじっくり見ながら食後のコーヒー。おいしい。

お店の女性の言葉が、少し関西のイントネーションと違ってて
ドラマの「夢千代日記」で見た湯村温泉の人の訛りをちょっと思い出しました。
同じ兵庫県でも快晴と吹雪の違いがあるくらいだから、言葉も違うね。
窓の外はどんどん吹雪がすごくなってたので文庫本を1冊買って
お店の人と少しお話ししたら、近くの商店街で小さなマーケットをしてるので
よかったら寄ってみてくださいと言われ、もちろんそっちを通って帰る。




予想外の続く成り行きが運んでくれるこういう旅もいいですね。
お腹はいっぱいだったので食べ物は買えなかったけど
途中大学生が関わってる日本酒のお店があったので一杯いただく。

一生懸命、そして楽しく頑張ってる若い人を見るのは気持ちいいな。
最初の頃は雪のないところを歩こうとしてたけど、
すごく吹雪いてもう雪のない道がないので、帰る頃はざっくざくと
ふわふわの雪を踏みしめながら歩きました。

まだ時間は早いけど、とにかく足が冷たかったので
地元のお酒を買って、帰りの特急で飲んで少し暖まりました。
そしてお家に着いたらすぐお風呂で足を温めました。

半日程度の短い旅だったけど、何て楽しかったことだろう。
雪景色も堪能しました。
ただ足元はしっかり濡れて冷たかったので、次に雪を見にくるまでには
スノーブーツを買いたいと思います。

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