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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

青春をやり直す

2023-04-17 | Weblog
若い時に閉じ込められててできなかったことをやりたかったわけではなくて、
今やっと自由な自分が今やりたいことをやりたいだけだったんだけどね。

一昨年の映画で、青春もなくし60年ぶりに初めて自由になったおばあさんと知り合ったおじいさんが
自由になって今何がやりたい?やりたいことをやろうと言ってあげるのを見て
なんて優しい人だろうと思ったのだった。
わたしはその時の恋人に人の青春のやり直しに付き合う気はないと言われてたので。
別になんでも無理に付き合ってもらおうとは思ってなかったのでそれはいいとして、
でもそういう言い方をされたのはつらかったな。
青春のなかったわたしに優しい言葉ではなく、
突き放すような見下すような言い方を返してくるんだなと悲しかった。

そのお婆さんは思春期に精神病院に入れられてそのまま80歳くらいまで閉じ込められてた人。
そこを抜け出して初めて自由になった人で、わたしもきっと言ってあげたくなる、
何がしたい?したかったことを言ってみて、できることをやってみよう、って。

映画の中でおじいさんは泳ぎを教えたりするけど、それよりただ一緒にいて
おばあさんが知らなかった優しい関係や時間を一緒に過ごすことがなによりだったんだけど
そういうことが、自分には与えられなかったので、とても身に染みたんだった。

今はやり直したい青春は特にないです。
なんでもひとりでできるし楽しめる。
でも別の人生で別の青春が欲しかったなぁとは、まだ思う。

協調

2023-03-30 | Weblog
議論をする時にまず共通の認識の部分を共有して、お互いを認められる地点を確保しておこう、
議論が拗れてもそこに戻ってやり直せるようにしようとわたしは考えるけど、
差異を否定し合うばかりでどこへも戻れず、どんどん絡れて
最終的にもっと広い範囲で相手を否定する人たちを見て、なんでこうかなぁ…
わたしよりずっと頭も良く物も知ってる人たちなんだけど。
わたしが理解と協調を大事にしすぎてるだけで、
そういう人たちには議論は勝ち負けでしかなくてそれが一番大事なのか。

理解と協調を諦めなさすぎて、かえって拗れたことがわたしも個人的にはあったし、
人と人はわかりあえないものだというのも身に染みて知っているけど、
その上でわたしはやっぱりしつこく、理解と協調を求めたいのよ。

協調という言葉はあまり使ったことがなかった。
協調性という時にそれに苦しめられたり嫌な思いをしたことが多かったから好きじゃなかった。
でも改めて考えたら、協調という言葉自体は悪くないよね。
利害や立場の違う者が助け合ったり譲り合ったりしながら進むこと。

朗らかさ

2023-03-27 | Weblog
息子は朗らかだなあと思う。
自分もそうなので、みんなこんなものだと思ってたけど、
前に付き合っていた人がものすごく難しい人だったので、
息子のこの朗らかさはすごくいいところなんだなと改めて気づいたのだった。

同じ小言を何度も繰り返しても怒らないし、癇癪も起こさない。
忙しい時にタイミング間違えて声かけても普通に答えるし、音楽聞くと踊りだす。
あれこれ言い付けても不機嫌にならないし(さぼりはするけどw)
うるさがりもしない(聞き流すけどw)
自分もまあそうなんだけど、みんながこうじゃないので、
ずっと一緒にいても基本的にいつも呑気で、全くピリピリしないのが、不思議。
ずっと気を張りつめて存在を消してないといけない人と一緒にいた時に、
こういう呑気さを全部忘れてしまった。
でもまた思い出す。思い出して取り戻す。

小さい女の子

2023-03-25 | Weblog
ひとりで外を歩いてる時大体毎日、なんとなく泣きそうになるし、たまに少し泣く。
20代の時はもっと泣き崩れてたので、ずっとマシだし、日常生活には困ってないのでそのままにしてる。
今日は楽しい集まりの後、御堂筋のイルミネーションがきれいで、地下鉄に乗らずにぶらぶらと歩いたけど、
キラキラとデコレーションされずっと先まで続く銀杏の木を眺めながら、何度か泣いた。

長く付き合った人にもそんな話はしなかった。自分のことしか考えられない人だったから。
別れてから、なんや小さい女の子やってんな、知らんかった、
小さい女の子にこんなに無理させてしまったな、と言われたのだった。

次に誰かと付き合う時は最初に、自分は小さい女の子になんだと言おう。
異常に我慢強いだけで、未熟でバカでむやみに傷つく、小さい女の子だと言おう。

50歳をはるかにすぎても、まだこんな感じよ、って思春期のわたしに言ったら驚いただろうなぁ。
10代の弱々なところは、今も弱々なままだわ。

その人は、わたしのことを心配してくれたことがないままだったけど、
わたしは今もその人のことを心配しているし、これからもずっと心配してる。
夜中の御堂筋をぶらぶら歩きながらわたしのことを心配したことのない人のことを心配している。
そんな小さい女の子はいないな。これは年相応の大人だね。

電車に乗って、帰って猫と仲良く寝よう。
自分が頭を撫でてほしい時には猫の頭を撫でる。
自分は共感性がすごく高いので、これで大体間に合う。

話が面白くない

2023-03-19 | Weblog
わたしの話を、面白くない、長い、それいる?訓練受けたことないの?と
以前付き合っていた人に言われてたので、
人がわたしの話をよく聞いてくれてるとなんかむしろ変な感じ。
え?わたし話してていいの?ってあせってると、相手がびっくりして何言ってるん?ってなる。
呪い深すぎ…
自分の話をしても人に興味を持って聞いてもらえるんだなぁ、と2年ぶりくらいに思った。
その時も付き合ってた人以外はそうだったのに、すっかり自信をなくしてた。

コロナで他の人に会わない時期が長かったので、
一番身近くにいた人が何も受け入れてくれなくても、仕方ないそういうものかと思うようになっていた。
自然に自分のままでいても、ちゃんと大体の人はちゃんと受け入れてくれるということを
しばらくすっかり忘れていたわ。

元々、自信満々のタイプではなく生きててごめんなさい的なメンタリティでしたが、
この2年でもっとひどくなってたなぁと、コロナぶりに人と会うといちいち思う。
尊重されず踏みにじられていると、ここまでダメになるんだなぁ。

ちょっとずつ、取り戻していく。遠くの人から近くの人まで。

まあいいかと諦める

2023-03-09 | Weblog
トースターが壊れて(子猫が落として壊したのですが)そのスペースに物を置くようになって、
普段あんまりトースト焼かないしまあいいかとそのまま買わずに4年。
たまにパンを焼くときはグリルで焼いてるけど、
たまにしか焼かないのでいまだに加減がわからない。でもまあまあ美味しく焼けます。

人生の基本が、まあいいかと諦めることなので、何かがない時になんとかそれを手に入れる方向ではなく、
なしで間に合わせる、我慢するという方向になることがとても多い。
(そういえば数ヶ月、リビングの電気が一つつかないままだ…)

でもなきゃないで、なんとかなることが多いです。間に合わせるための工夫はあれこれするけど。
グリルでパン焼くのも鍋でご飯炊くのも最初は間に合わせだったけど、
今は我慢ではなく普通のことになってるし、むしろ楽しくもある。
というと、足りないものも工夫で楽しむ前向きな人みたいだけど、それは全然違って
(日常生活を楽しむことのできるタチではありますが)、
長い間、生活にあまり余裕がなかったのと、
何かを手に入れるというアグレッシブさをなくしてしまっただけという超後向きな理由と思う。
新しいオーブントースターを買うというだけのことも苦手になってしまったのですね。

名刺

2023-03-05 | Weblog
そういえばわたしは今は名刺を持ってないけど、10代の頃からずっと
自立して自由になることが最大の夢でまともな名刺を持ちたかった。
肩書きがほしかったのね、誰かの娘や妻や母にではない自分の肩書き。
なのに名刺を持てたのはカフェをやってた5年間だけだったな。
でも今はもうもうどうでもいいの。

誰かの娘でも妻でも母でもないただのわたしにやっとなれたら、
そのための肩書きはなくてもいいとやっとわかった。
ほどほどに仕事して、ほどほどに暮らせて、
自分として自分で自分を満たして静かに生きていければそれでいい。

生活保護叩き

2023-03-02 | Weblog
生活保護の話になると、生活保護なのに年に何度旅行、ディズニーランド何回、ブランドの服鞄、
パチンコ浸り、安楽な生活してる不正な人がたくさんいてズルいって苦情言う人をネットなどで見かけるけど、
ほんとにそんなにたくさんいる?ていうかどうやってそんなことできる…?

何にでも抜け道はあるだろうしズルする人もいるだろうけど、
Twitter見てるとズルして遊んで暮らしてる人ばっかりみたいに見える。不思議。

誰かをズルいと思う時は、問題はそう思う自分の方にあると思う。
ましてや無関係な人知り合いでもない人、会ったこともない人や誰かから聞いただけの話で、
ズルいと不満を募らせるのは自分を貧しくするだけよね。

生活保護叩きではないけど、といいながら、外国人の生活保護や不正受給者は
もっと厳しく取り締まれとか、なにか一言言わずにいられない人がいて、
自分の思う「本当に正しい生活保護受給者」しか許してはならじと人をジャッジする目、
それこそが生活保護叩きだというのがわからんのか…

生活保護が楽に見えるくらい自分も大変なのかも知れないけど、
本当にそんなに大変だったら、人を叩いてないで自分も受給すればいいのに。
人を叩いたからって自分は楽にならんよ。

教育を贅沢品にしてはいけない

2023-02-16 | Weblog
物価のことを考えると、ここ数十年日本の衣食住は実はそんなに上がってこなかったように思う。
ユニクロや量販店の服はわたしの若い頃とさほど変わってない値段のままきたし、
昔から安かったアジアの国の食べ物がもう今は安くなくなって、日本の方が安かったりする。
家賃も昔と比べて大きく上がってはいない。
衣食住の値上げだけは死なないギリギリに抑えて、最低限生きてはいけるけど、
衣食住以外の、すぐには死なないレベルのものの物価を上げると、
生かさず殺さず、最低限生きていられる奴隷のような国民がたくさん出来上がる感じかなと、
衣食住に比べてずっと高くなった教育費の値上がり具合を見て思う。

教育を贅沢品にしてしまって、教育にお金を使わない国はぜったいダメになる。
でも、最低限の衣食住だけギリギリ安く保って、
それ以外の文化や教育にお金を使いたい人をみんなで贅沢だと叩く空気をつくれば、
文句を言わない奴隷国民が完成するのね。
でもそれホント今自分の首が大事なだけの政治家以外、誰も助からないよね。

教育を大事にしない日本はダメな未来しか見えない。
だからといって外国人優遇をやめて日本の子供たちだけに!と言う人たちの排外的姿勢もまた
日本の未来を暗くすると思う。
教育を贅沢品にしてしまうから、外国人にまで与えるなという発想になるのでしょう。
教育がごく当たり前の誰でも受けられる権利で、生活の必需品であり特別な贅沢品ではない、
ということになれば、排外主義者たちも外国人にうるさくいう必要がなくなる。

でも排外的な人たちが心配しなくても、もう優秀な留学生は日本には来ないよね。
日本での勉強にたいしたメリットもないのに留学生や外国籍の学生への経済的冷遇まで進めたら
世界のどんな知能も日本に来やしない。
教育を贅沢品にして、排外的な姿勢で少ないパイを奪い合うのが国益にかなうと思ってる
人や政治家が日本のポテンシャルをつぶす。

計画がわたしを救う

2023-02-08 | Weblog
計画がわたしを救うのでいつも何か楽しい計画を持つようにしてるけど、
明日は何しようかなとベッドの中で考えながら寝て考えながら起きる。
なんでもないことでいいのです、夕ご飯に初めてのものを作ろうとか、
昼休みにあそこまで散歩しようとか、仕事の後にあの木の下で本をよもうとか、その程度の。
そういうちょっとした楽しみの計画で一日一日生きていくのを、
以前は仕方なくその場しのぎで生きてると思ってたけど、それも嫌いじゃないなと今は思う。

ポリコレ原理主義が怖いという人

2023-02-07 | Weblog
日本で、いろんな意味でマジョリティながら、Twitterではそういう自分の属性は責められてる気がするし、
いつポリコレ原理主義、ジェンダーフリー原理主義の人に標的にされるかと思うと怖いと書いてる知人がいて
マジョリティの特権に無自覚な既得権益者の考えかただなぁと残念。

今踏まれてる人が踏んでる人たちに「やめて」と必死で訴えてることを、ポリコレ原理主義が騒いでると言い
たまたま今踏まれない立場にいるマジョリティ既得権益組の自分が
原理主義者に踏まれるかもしれないのが不安だと言う。
ホント残念。

マジョリティである自分が大事すぎて、そうでない人に寄り添うと何か損すると思うんだろうか。
既得権益村で、今踏まれている人たちのことは見ずに幸せに暮らしたいのかな。
そして同じく既得権益村の人たちの賛同コメントが続き、まさに自民党の日本だなぁと改めて思う。

ポリコレ原理主義とかポリコレ棒、行きすぎたポリコレとか言う人の側には、わたしは行かない。
行き過ぎた人というのも確かにいるかもしれないけど、それが全部じゃないし、
ポリコレ捨てたらダメでしょう。

猫とベビーカーとカメラ

2023-01-15 | Weblog
猫はかわいいだけでなく、なんか自分の猫がいると思うと強くなれる気がする。
心強いということではなく、むくむくと自分の中身が強くなる気がするのです。

子どもが赤ん坊の頃、ベビーカー押しながら、今このベビーカーがなくて一人で歩いてるなら、
それはなんだか心細いことだなと思ったことがある。
ベビーカーは空っぽな生身の自分を守る特別な盾でもあったのか。

少なくともベビーカーがあると母親という役目のある人間でいられたからかな。
働けず専業主婦をしていた頃は、そんな役目でもないと、
あまりになんでもない存在のように自分を感じていたのだろうな。

あと、猫やベビーカーは自分に責任もあって守るべきもので
守るべきものがあると言うことも、自分を強くするのだろう。
守るべきものがあるということに心が守られるのね。

そういえば大きなカメラを持っている時も似た感じがあった。
ファインダーを覗いているときは少し心強い。
でもカメラは盾というより武器に近いかな。
わたしを強くしてくれる武器。

敬意を払え

2022-12-26 | Weblog
他人を人として尊重するのは、相手が誰でも必要なことと思うけど、
教師だから敬意を払えというのはおかしいと思ってる。
息子の中学時代の担任(英語)は帰国子女の息子より英語力が低かったけど、
わたしも息子もそれを批判したことはない。
批判したのは彼女が息子を、まわりの生徒たちまで気づくほどいびったことだ。
席を離れた時に机と椅子の間が15センチあいてた、ということで叱られたことがあって、
それになんの問題が?というのとなぜ息子だけ?というのとで驚いた。
授業中に鉛筆回しをしたというので、息子だけ怒られたこともある。
参観日に間違った知識を教えていたとき、その場でそれは違いますと言うとまた後でいびられるので、
息子は黙って聞いてたけどそっと後ろを振り返りわたしの顔を見て目で「違うよね」
「でも黙ってるしかないよね」と合図してきた。ダメな教師に当たった子供はかわいそうだな。

そこで、わたしが家で、どんな教師でも教師なんだから敬意を払っていうことを聞けともしも言ったら、
むしろ息子は大人への信頼をなくしただろう。
大人でも教師でもろくでもない人はいて、そんな者に敬意を払う必要はないと
わたしは子供の頃から思ってたけど、親にはそれは受け入れられず怒られて孤独だった。
だからわたしは息子の側に立ったし、子供時代の自分の側に立つことにした。
まだ10代前半の子供にこんなこと本当は言いたくはなかったけど、
大人でも教師でも尊敬に値しない人間はいて、
人としては尊重するべきだけど、心の中までそんな相手に従う必要はないと言いました。
それは今でも間違ってないと思う。

ただ、子供は一般的に大人より経験が少ないし世界も狭いことが多いので、
自分の未熟な判断で大人をジャッジするのはあまりよくないかもしれない。
自分のわからないこともあるかもしれないということは、常に忘れずにいてほしいとは思った。

週休3日

2022-12-23 | Weblog
夏に今の仕事が丸5年になった。あっという間だったな。
引き継ぎの時間が足りなくて、最初の頃は何時間もキャビネットの前に佇んで探し物をしてた。
初めての決算の時は残業もして、仕事持って帰って細かいことをした。今はどちらもやってない。
前任者がきちんとやってたことを、2、3年経ってからかなりやめた。帳簿も簡単な形にした。
やめて困らないことをずいぶんやめたけど、実際困ってない。
ルーティンの仕事にはだいぶ慣れて、ゆったりとできる。
わからないことや初めてのことが今もたまにあるけど、落ち着いて調べながらなんとかできる。

丸5年をすぎて、そろそろお給料少し上げようかと上司(弟)に言われたので、
じゃあ百万円くらいくれますか?と言うかわりに仕事時間を減らしたいと言うと、
今も好きなだけ休んでいいって言ってるよと弟は言うけど、
休もうと予定組んだ日に限って弟が留守で留守番しなきゃいけなかったりするから
ちゃんと休みの曜日を決める方が休みやすいと考えました。
それで土日祝以外に、もう1日水曜日を休みにすることになりました。

家計管理はわりと得意なので、お給料増やすより時間が欲しい。
週に3日休みがあれば、1日は映画館に、1日は山や川や湖に、1日は家でゆっくりできる。
(どれもお金はかからない。映画は1200円で見るし山や川は電車賃くらいしかかからないし
家でゆっくりするのはほどほどのワインと肴を少し作れればいい。)

望まずに主婦を長年やったけど、家計管理がまあまあできるようになったのは本当によかった。
おかげで生活が楽しめます。
それで秋頃から週休3日になりましたが、実際はこれ仕事してるより大変だった。
ついつい出かける用事を作ってしまって、仕事より頭も体力も使ってしまうので。笑
でも、元気に出かけられるうちにいろんなところに行ったり見たりしたいので仕方ないよね。
週休3日、楽しみます。

車と痴漢

2022-12-22 | Weblog
歩行者は圧倒的に大きく強い自動車に気をつけているし、自動車も歩行者に気をつけているけど、
それでも事故は起こる。だから車を見ると歩行者としては事故が怖いから気をつけようと思う。
それに対して車のドライバーが、自分は気をつけてる優良ドライバーなのに車を怖いと言うなんて
被害妄想だ、ひどい濡れ衣だ、などと怒ることってあんまりないよね。

でも、夜道や密室で、女性が見知らぬ男性を怖がって避けると、
男性を全部性加害者のように見るなんて失礼だと気分を害する男性が結構いるのよね。
確かに加害者(かもしれない)扱いは気の毒だけど、
車が人より強くて大きかったら仕方ないように、
一般的に男性は女性より強くて大きいことが多いので自衛のためには仕方ないんです、と思う。

わたしはあまり痴漢などにあったことがない方と思うけど、それでも何度かは遭遇しています。
制服の学生時代も、50歳近くになっても。
接触のない露出狂でさえ、こちらはすごく怖くてパニックになるし、
その後ずっとその場所を通る時に不安になるしむやみに緊張してしまう。

ひと気のない道で背後にずっと足音が付いてくると、不安と緊張で冷や汗が流れて、
どうしようどうしようと思う。同時に、いやいやなんでもないただの歩行者だろうし、
不安に思うのは自意識過剰かも、失礼かも、とも思う。
思いながらさりげなく離れる方法はないか必死で考えます。

日常的にそんな思いをしている女性が少なくないのです。
だから知らない男性を警戒しても怖がっても、男性は気分を害さず理解してほしいと思う。