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運動しながら頭を使うと記憶力が増す? (Nスペのアルツハイマー関係番組より)

2014年01月19日 23時46分48秒 | 医療・健康・運動・食事・予防
先ほど見た(2014年1月19日9:00)、NHKスペシャル「アルツハイマー病をくい止めろ!」の内容のインパクトは大きかった。
今までアルツハイマー病にかかると治らないと言われ、レーガン元大統領もアルツハイマー病で亡くなっている。
しかも、ガンと違い病気の進行は徐々に進み、体は元気だが記憶力がなくなり、末期には家族も他人も見分けがつかなくなるため、家族の精神的肉体的負担は非常に大きくなる。
そのため、ガンよりも家族に及ぼす影響が深刻と言う人もいる。

番組では、アルツハイマー病関係の研究の進展状況や新薬の開発状況を紹介していた。
新薬等は、アルツハイマー病の進行を止める薬の開発が進行していることが報告されていた。
そして、アルツハイマー病が、アミロイドβが脳の神経細胞に蓄積した後、アミロイドβによって傷ついた神経細胞から、タウタンパクが神経細胞に入り込み、神経細胞を死滅させることも分かっているという。
即ち、アミロイドβが直接の原因でなく、アミロイドβが蓄積した時に作られるタウタンパクが、神経細胞を破壊しアルツハイマー病を引き起こす。
アルツハイマー病は、発症の20年以上前から、アミロイドβが蓄積し始め、発症の少し前からタウタンパクが作られ始めることがわかったという。

日本では、薬と全く違った方法で、アルツハイマー病の進行を食い止めようとしていて、効果を挙げている。
アルツハイマー病は、記憶をつかさどる脳の海馬の神経が破壊されて脳が萎縮して発症する。
ところが、運動しながら頭を使うと、神経細胞が新しく作られることがわかったというのだ。
筋肉を使うと成長ホルモンが出る。
そこで、アルツハイマー病で失われる脳の神経細胞の分を、運動しながら脳を刺激することで、新しい脳の神経細胞が出来ることで補おうということらしい。
現実にこの方法を、軽度のアルツハイマー病患者の集団に試験的に実施したところ、一年後、軽度のアルツハイマー病患者の記憶力は大きく向上し、脳の萎縮は無いという。

この事実は、アルツハイマー病のみならず、健常者にも当てはまることかもしれない。
我々が、運動しながら頭を使うと、記憶力が向上する可能性があるかもしれないと思うのだが。

軽度アルツハイマー病の人に行った運動療法は、例えば、歩きながら100から7(3でも可)ずつ順番に引いていくことをしながら運動を続けるというものだ。
だから、歩きながら、100-93-86-79-72-65-・・・と順に7ずつ引いた数を勘定しながら歩くのだ。
すべて終われば、100以外の違う数字、例えば103から繰り返せばよい。
頭を使う方法は、いろいろ自分で工夫出来るだろう。
7という数字は、計算が複雑になりやすいのでよく使われる。
2とか5では、引き算が簡単すぎて効果がうすいのかもしれない。

その他、次のようなことも指摘されていた。
(血糖値が高いとアルツハイマー病になりやすいということだろうか?)
数十年前と比較して、アルツハイマー病の発生率が6倍?近く高くなっている。(久山町?)
その原因は食生活の変化の可能性が考えられるという。
そういう意味でも、甘いものの過剰なとりすぎは良くないようだ。

質のいい睡眠をとると、アミロイドβが排出される。
その意味で、睡眠不足もアルツハイマー病の促進因子の一つとして関係する可能性があるかも知れないのだろう。


参考
アルツハイマー病
http://tmin.igakuken.or.jp/medical/14/alzheimer2.html

アルツハイマー病と耐糖能異常:久山町認知症研究http://www.rouninken.jp/member/pdf/18_pdf/vol.18_01-23-06.pdf



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昨日記140118土(芝田町画廊パーティー )

2014年01月19日 14時23分24秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気 晴 0mm   8.4  1.8℃  64% 2.9m 西

昨日は、その前夜に目覚ましをオフにして寝たので、目覚めたら周囲が明るくなっていたので、7時過ぎと思って目覚ましを見ると8時17分だったので驚いて跳ね起きた。
飛び起きて朝食も急いで済ませたのに、昼前まで休日モードでTVを見ていた。
正午に思い出したように昨日記を書き始めた。

午後には、朝食用のパンがなくなっていたので、スーパーに購入に行った。
そのついでに、温野菜の必需品のキャベツを買おうとして、余りの価格の高騰に驚いた。
最近の寒波等による天候不順で、すべての野菜価格が高騰している。
野菜好きの私にとっては、やりにくい。
収入に応じて野菜を減らすしかない。

夕方から、いつものように西天満に行く予定でいた。
行く直前に気になったことがあったので、ネットで調べてみた。
いつも画廊の年明けの始業は遅いのだ。(1月下旬が多い)
予感は的中していた。
西天満のほとんどの画廊は、18日は休んでいた。
いつも自転車で行くが、作家さんには申し訳ないが、往復1時間以上かけて数少ない展覧会を見に行くのは大変なので、行くのを止めた。
さて、予定した時間が空いたので何をしようか考えた。

その時同時に頭に浮かんだのは、FBで芝田町画廊でレセプションパーティーがあると、案内が出ていたことだった。
芝田町画廊のマネージャーは、最近大阪・京都・神戸のギャラリーを回っておられるので、その話も聞きたかった。
全く知らなかったギャラリーも沢山回っているのだ。
梅田の芝田町画廊(大阪市北区芝田町2-9-19イノイ第2ビル1F)では、女性作家7名によるグループ展「芝田花鳥園」が開催されていた。

早速パーティーに参加した。
会場は、作家やその友人や姉妹やコレクターで賑わっていた。
入口で画廊のアートディレクターのEさんとも久しぶりにお会いし話をしたが、来週手術後の検診があるということだったが、以前お話したときより声にも張りがあり、随分元気になられていた。
会場内の作品を見ていると、タイトルに鳥の名前を書いて写実的に描いた作品が目に付いた。
書かれていた鳥の名前が、私も見たことが無い珍しい鳥なので気になって、その作家さんともひとしきり話し、日本野鳥の会への入会を勧めた。(私は、最近は探鳥会にも参加せず、名前だけのサボリ会員ですが)
その後もいろんな人と話し、大いに盛り上がった。
20代の外国語専攻の海外渡航経験もある女子大学生と、たまに見かけるコラージュを制作しているという私と同じ年代?のひげの男性作家と3人で話し、若い人の考えの一端を知ることが出来て面白かった。
パーティーに行くと、美大系の大学生と話すこともあるが、一般の大学生と話すことはほとんど無い。
パーティー終了前後に、ギャラリーマネージャーのY氏から、画廊廻りの話を聞くことが出来た。
その後も、コレクターのW氏と3人で話し込んでしまい、帰りが遅くなった。

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