教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

有意義な冷や汗―仙台での研究会

2008年05月20日 19時37分15秒 | Weblog
 仙台行ってきました。研究会の先生方と久しぶりに交流できて、とても嬉しかったなぁ。なお、祭りはほとんど見られませんでした。そして、火曜に至って、ようやく長距離移動の疲れがとれてきたかな(笑)。
 発表は、私としては有意義なものになったと思います。随分つっこまれて相当冷や汗をかきましたが、研究内容の深化につながる意見ばかりでした。これからだいぶ調べ直して、書き直す必要があります。
 研究会での質疑応答や研究会後の先生方との会話を通して、自分の発表の意味を再確認させていただきました。教育会の活動は、ナマの人間の関係から生み出されるものなのだから、教育会研究において「気脈を通じる」ということの意味をもっと重くみるべきではないか。当時のナマの教育会員にとって、「中央」とは何か、または「地方」とは何か。私の発表では、これらの問題が大事なところでした。
 残念ながら発表の仕方が悪かったので、上記のような内容が十分に伝わらなかったかもしれません。記すべき情報も、的確な情報を欠いていたと質疑応答を受けながら感じていました。論文にする時には、そこのところを気をつけて書き上げたいと思います。
 何にしろ、遠くまで行った甲斐がありました。この実感は、研究会に参加してくださった先生方のおかげで得られたものだと思います。
コメント (2)
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