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ライトニング・ボルト

2011年12月15日 11時44分05秒 | カード情報(ブロック1)
本日の今日のカードはライトニング・ボルト。
風属性1枠の普通タイミングの火力スペルですね。

効果が2つあって両方とも普通タイミングの効果ですが、
上が1体に2D点ダメージ、下がパーティに1D点ダメージ。
相手に合わせて両方を使い分けることが出来ます。
大型主体でも小型主体でも相手に合わせて効果を使い分けられるのが魅力のカードです。

ブロック1の戦闘スペルは使いやすくまとまっていて無駄なカードがないので
あまり重要が大きくない普通タイミングの攻撃スペルは
土と聖属性以外に僅かずつしかないのですが、
ライトニングボルトはその中でも実は最高のスペルなのではないかと思います。

というのは、普通タイミングの戦闘スペルを使用する目的は、
必ずしもそれで相手を死亡させることではないんですよね。
攻撃の前に対抗を引き出して後々の駆け引きを有利に進めるというのが
その用途の最たるところだったりします。
(あとは攻撃で打ち漏らした相手に追い打ちをかけることですか)

この目的で普通タイミングの効果を使用する場合、
重要なのはいかにも対抗を握っていそうな危険なユニットを的確に狙い撃つことであって、
最終的な相手パーティの被害は重視されません。
最も早急に処理すべき相手ユニットがレベル1のシェイドだったらシェイドを狙うべきです。
当然、戦闘スペルそれ自体の火力も問題にならないんですね。
ではなにが重要かというと、
(相手にとって)手札を消費せずに効果をスル―するテクニックが使い辛いこと、です。

たとえばパーティ対象のダメージ効果は大型ユニットをぶつけることで被害を少くすることが出来ますから、
先攻時のウォーターハンマーやゲヘナブラストは
大型ユニット主体のパーティなら仮に即時ユニットが殺される状況でも必ずしも対抗する必要はありません。
ファイアジャベリンは即時召喚ユニットばかりで構成されたパーティには大きな効果が望めません。
やはり英雄でも狙われていない限りはあえて対抗しないほうがあとあと有利になるケースが多いです。

普通タイミングの焼きスペルはここが難しいんですね。
相手の急所を外したところに撃ちこんで対抗をスルーされたら
貴重な手札とスペル枠を無駄に減らしてしまうのは逆にこちらのほうかもしれません。
エナジードレインはドロー効果があるのでこの点にフォローが入っていますが、
2枚の補充でまさにこの場面で使える手札を引いて来れる確率は低く、
ダメージそのものは脅威ではないならばドロー目的で使用したエナジードレインが
逆転の起死回生になる場面は現実には滅多にないです。

対してライトニングボルトはダイス目に左右される部分はありますが、
相手のパーティ構成で腐る状況が少なく、
よっぽどダイス目が悪くない限りはほぼ相手の対抗を引き出せます。
牽制に使うには非常によく出来たカードなんですね。
決定力ではゲヘナフレアーやファイアジャベリンの2枠に劣りますが
イニシアチブの速い風属性と普通タイミングの効果の相性も良いので
戦いの主導権を得るためのカードとしては他のカードより使いやすいです。

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