白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

戦天使サンダルフォン

2013年06月11日 22時04分38秒 | カード情報(ブロック2)
トライアルデックの看板カードの1枚。
レベル5の英雄点1にしてアイテム2枠にスペル聖*と破格の常備枠を誇ります。
ブロック2は消耗品が貧弱でスペルは2枠前提だから許されている枠ですね。

戦天使たちは攻撃力防御力は低いですが手札からの対抗の豊富さは随一。
対抗合戦の形に持っていけば強いデックですね。
しかし単純な攻撃を1対抗で抑えきれないので
攻撃力の高いレベル4ユニット2体で殴ってくる形に弱い。
攻撃力も低いので後攻デックを貫くもの大変ですね。
よってブロック3以降で急激に厳しくなった勢力です。
ただし本来のポテンシャルは高いので単に環境的な問題に過ぎないと思います。
6・2デックや5・3デックが台頭すれば風向きも変わるんじゃないでしょうか。

サンダルフォンは弱点浄化を付与する能力を持つ
ブロック2のテーマにそったカードですが
その能力を活かせるカードがワルキュリア採魂隊くらいです。
魔女デックに比べると天使デックの弱点付与はあまり活かされていませんね。
ブロック2のもう一つのテーマ、魔法弾は最も得意としています。

戦天使エゼキエル ×3
戦天使サンダルフォン ×3
戦争の女神モリガン ×3
ワルキュリア騎兵隊 ×4
ワルキュリア鐘音隊 ×3
ワルキュリア採魂隊 ×3
キュービッド ×3
ゼピュロス ×3

スマッシュ ×2
リジェネレーション ×3
サンライズ・クロス ×3
クロスファイア ×3
シャンヴァー閃光弾 ×3
テルブレット消魔弾 ×3
魔力のスクロール ×3
滅びの粉塵 ×3

陽光の護法陣 ×2

戦天使デック。
スペル11枚、消耗品12枚の合計23枚。
うち1枠消費が14枚、2枠消費が9枚。
2枠消費のカードは全体の60割未満で
リミット8で枠数は5個か6個ですから
毎回4対抗が可能な構築ですね。

特殊能力はスマッシュ、リジェネレーション、サンライズクロス、クロスファイアで
ほとんど防御可能ですからバニッシュ、封印の札を排して
テルブレット、スクロール、粉塵を3枚積なのはいつもの通りですね。
対抗合戦の形になったときに腐る札がないようになっています。

ハーピィデック

2013年06月11日 01時19分34秒 | 公開デック
雷鳴の舞姫ライカ ×3
ライカの雷鳴親衛隊 ×3
欲深き破壊将軍 ×3
クレセント・ダンサー ×3
フルムーン・シンガー ×3
ハーピィ南門守護隊 ×3
エウロス ×3
スパーク・フェレット ×3
ハーピィ裏門巡回隊 ×3
ブラック・オッター ×3
ラー ×2

グリンウィンド・ラプソディ ×3
ハーピィ・ソング ×3
サンダー・フラッシュ ×3
フィジカル・ブースト ×3
ヒート・インフレーション ×3

遠く遠く ×2
時空門・待遇 ×1

ハーピィは、頑張ってもイニシアチブ+4程度と
先攻デックの範疇では環境最遅といっていい勢力です。
攻撃力もクレセントダンサーが居て12点に届かないくらいですから
最弱の部類でしょう。
他の先攻デックには一方的に負け、
イニシアチブで勝てる相手にも攻撃力で貫くだけで
1対抗の先撃ちを必要とする貧弱なデックです。
はっきり言ってまともに勝負すると辛い。

なのでいつもの作戦を使います。
15枚のスペルのうち12枚がパンプアップ。
防御を捨て、相手パーティを貫く攻撃力だけを確保します。
1枚で攻撃力2D点上がるので
対抗のパーティダメージでなければ止まりません。
ハーピィより速い先攻デックや津波に当たったときは負けます。

最速とは呼べない先攻型デックの、より速い先攻デックへの対策はどうするか?
攻撃対抗も入れるべきではないか?という命題は、
このデックに限らず、構築の一つの争点ではあると思います。
このデックのイニシアチブはせいぜい+3か+4。
ほとんどすべての先攻デックに不利が付きます。
では用心してオーシャンタイドやグリンウィンドセレナーデ
のようなカードも1枚か2枚か3枚差しておくべきでしょうか。

わたしがそれを考える場合に検討するのは、
「このデックは、少しの対抗カードを入れたくらいで後攻を取っても勝てるのか?」です。
神獣や氷結晶に先攻を取られた場合でも、
オーシャンタイドを3枚差しておいたらこのデックが勝てる場合もあるでしょうか。
おそらくないと思います。
では後攻を取った場合の保険はリソースの無駄遣いであり
先攻デックとのマッチングを警戒するなら
むしろ速度を尖らせてダイス運でも勝てる可能性を少しでも高めるほうがまだ見込みがある。
気休め程度の攻撃対抗なら入れないほうが良いと思います。
ボレアス&ノトスなら兼用ですから入る余地がありますが、こいつは単純にパワー不足ですね。

勿論、場合によっては先攻デックに分類されてるデックが
より速い先攻デックにも勝てる調整ができる場合もあります。
具体的な仮想敵となる勢力を想定して、
調整次第でそれに勝つ見込みがあると判断したら防御のカードも入れます。
しかしポテンシャルの多くを攻撃力とイニシアチブに割いているデックが
余力の範囲で対抗カードを入れたくらいで勝てるようなら
誰も先攻デックなんて使わないでしょう。

ですからよっぽどでない限り先攻が取れなかったときの保険は捨てていきます。
これは対策を捨てているだけであって、勝負を捨てているのではないです。
その分のリソースをユニットに割く事で
より速いパーティをより早くより沢山生産するほうがまだ勝つ見込みがあるという事です。




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