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白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

マーマンマーメイドデック

2011年04月26日 08時38分21秒 | モンコレ
今回はユニットの大量追加があったマーマンマーメイドです。
どうも記事としては扱い辛い種族だったので最後のほうになってしまいました。
マーマン・マーメイドの追加は
マーマン少年聖歌隊
海王のロイヤルガード
珊瑚の王女テティス
潮騒の王子イアソン
マーメイド泡魚隊
の5種類。
さらに
ドラゴン・スケイル
が水スペルとしては非常に強力なカードですね。

マーマンは数としては少なくなかったんですが
重要なカードがアクアリウムの強化だったり
七海、珊瑚姫が水属性全体のサポートカードだったりして
デックとして形になりませんでした。
しかし今回5枚も追加されたので
マーマンマーメイドデックという形のデックが
組めるようになりましたね。
わたしは今回のマーメイドのカードラインナップは
全体として意外な内容でした。
新たな英雄で全く新しい形のマーメイドデックが完成するのではなく
既存のマーメイドの英雄であるメディアをサポートする形で
デックが出来上がる構成だったからです。
メディアは、強力なコンボを連発できる強豪ユニットなので
扱いが慎重になされたカードでした。
メディアを補強するカードはすでに大量にあったので
更に追加されたりはしないと思っていたんですね。
しかし今回のマーマンマーメイドのカードの追加は
メディアデックを強化するカード、
いえ水土のグッドスタッフ混成であったメディアデックを
種族に規則性があるマーメイドデックに生まれ変わらせるような
カードのラインナップです。
いい流れですね。
マーメイドデックが完成するとしたら
メディアを置き去りにして完成する流れだと思っていましたが
そうなりませんでした。

マーマン少年聖歌隊はレベル1の完了型で
パーティ全体を強化するのですから
同コスト帯では圧倒的に優秀なカードです。
またイニシアチブ操作まで行えます。
そんなに速くなるわけではないイニシアチブを付与する能力は
マーメイドデックにとってはほぼ同時回避にしか使えないかも知れませんが
レベル1で防御力2点はそれだけで戦力になります。
ただしレベル1の水属性ならレインスラッグが
対抗不可対策を兼ねた同時回避に成り得るので
それを超える選択肢ではありません。
対抗不可にならない別の選択肢を与える事で
結果的にメディアから対抗不可対策の能力を
奪いたかったんでしょうか。
マーマン対象ではパーティ対象で攻撃力+3点ですから
レベル1とは思えない能力です。
ただマーマン自体は数が多くないので
それを加味しての強力な補正ですね。

海王のロイヤルガードは今回の追加としては
一番大きいカードだと思います。
テティスと合流する事で2/4/5のアイテムスペル。
メディアと合流しても2/2/3のアイテムスペル。
ロイヤルガード、テティス、メディアのパーティで
2/6/7の超スペックですね。
単体では2/0/1で特定のユニットと合流して
やっと2/2/3にしかならないのですから
護衛ユニットとしてはかなり弱いカードです。
しかしマーメイドデックのレベル2即時召喚としては
他の選択肢よりも若干高いスペックです。
そしてテティスを含む英雄2体とのパーティで
2/6/7はOPBを超える最高水準に達します。
ただし一箇所の地形に戦力を集中させる必要が出てくるので
元から短期突破型だったメディアデックが
更に極端な一極集中型になってしまうんですね。
メディアデックはアーマーンや深き森の騎兵団も混成して
第2パーティも作れない事もなかったんですが
マーメイドで揃えると結果として回りは弱くなって
その戦法を捨てる形になります。
デックの性質をより顕著にしたという意味で
いいカードだと思います。

テティスはカードのイラストだけが事前に公開されていたカードでしたっけ。
イアソンと同パーティに合流する事で戦力が完成するのかと思ったら
全然そんなことはありませんでした。
テティスは明確にデックにマーメイドマーマンの統一性を持たせたカードですね。
ロイヤルガードだけだったらメディアデックに
ちょっと尖った女王親衛隊が追加されただけでした。
パーティのマーマン、マーメイドに+2/+2するのは強力です。
合計+4ですからね。ネビロスも+3にしかなりません。
行動完了もしませんし。
即時召喚可能なスペル水*としても強力です。
味方の能力を上げるタイプのユニットはパーティをほぼ対象ユニットで統一しないと
見返りにあった戦力にならないのが大抵ですが、
テティスクラスだと対象ユニットが1体だけでもコストに見合った戦力になります。
つまり非英雄のマーマンマーメイドを並べただけでは
数字が大きいだけで戦術の無いパーティになってしまうところが
他に強力な戦力(メディア?)を確保した上で
テティスと1体のマーマン又はマーメイドを並べる構成が許されるということです
戦力として完成度が高いんですね。

イアソンは考察済みのカードでしたっけ。
やっぱりマーマンマーメイドを並べただけでは
安定した火力に達しないので
サラスヴァティ目当てでアンゴルボダのデックに入るほうが
メインの流れみたいですね。
イアソンとテティスで無敵の戦力が完成するのかと思ったら
そうでもなかったようです。
別に恋人とかそういうものではなく単なる親戚だったんでしょうか。
そういう事もありますね。
シャチとミンクのようなものです。

マーメイド泡魚隊も考察済のカードでした。
レベル3のスペル2枠なら需要はありますが、
レベル3圏は強豪揃いなので特別な存在感はありません。
今回のマーメイドの追加の中ではあまりぱっとはしませんね。
単に回りがいいだけですけど。
水スペルばかり使うのであれば強いはずなんですが
水枠単色では戦い辛いのでそこがネックですね。

ドラゴンスケイルは防御力を上げつつ耐性戦闘スペルまで得るという
防御力アップとしては最強といっていい戦闘スペル。
水デックの対応力を大幅に高めたカードですね。
単枠の戦闘スペルとしてはカバーできる範囲が広すぎるくらいです。
ちょっと使い易すぎる気もしますね。
土属性に欲しかった効果でした。

真珠の人魚姫メディアが評判の良くないカードだったので
マーメイドも長らくフォローされてこなかったんですけど
実績が正当に評価されてマーメイドも追加が入るようになりました。
マーメイドはAレギュの頃から居たわりに
デックとしてはメジャーになれてなかったんですけど
マーメイドデックという形のものが完成しましたね。