線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

新・幸橋へ、福武線切替へ

2007年09月30日 12時50分27秒 | 私鉄(北陸)
福鉄福武線市役所前ー公園口間にあり、撮影名所にもなっている(?)幸仮橋。いよいよ見納めとなるようです。

『幸橋 来月28日全面通行』日刊県民福井

幸橋の架け替えのため、ここ数年、福武線は足羽川を渡るのに、いったん併用軌道から出て幸仮橋へと入り、渡り終えると再び路面へ戻るという形態をとっていました。ダイヤの乱れの原因になっているともいわれています。

記事によりますと、10月27日から28日にかけて線路の切替工事を実施。28日朝から、新しい幸橋を行く福鉄電車の姿が見られるようになります。

福鉄福武線存続問題で、見つけた記事をひとつ。

『県議会鉄道委で再建策に注文「県の意見示してほしい』毎日新聞

福鉄の支援要請に対し、県や市側は福鉄に再建策の提示を求めましたが、その方針について県議会で注文をつける意見が出された、とのこと。県の意見を示してほしい、ということに対し、福井県は「福鉄側が再建策を早く出してもらわないと、われわれとしても検討できない」と答弁したそうです。

先週の大糸線

2007年09月30日 12時26分43秒 | JR(北陸)
今日30日は、大糸線でキハ52形の3連運転や高岡色キハ58の運転が行われているようですが、私は行けませんでした。ので、先週走っていたキハ52形2両運転を。


キハ52 125+キハ52 115 姫川ー頸城大野にて

先週、朝に倶利伽羅で夜行列車を撮った後で大糸線へと出かけたら、キハ52形が2両で走っていました。なぜだったのか分かりませんが、ラッキーでした。


小滝にて

暗くなってきてから糸魚川へ戻ってくると、こんなのが出てきていました。


DD16 304

ラッセルヘッドを外したDD16を見たのは初めてでした。2年前の豪雪では大活躍だったようですが、今年の冬やいかに。

「ゆとり」倶利伽羅を行く

2007年09月27日 17時37分40秒 | JR(北陸)
引退もささやかれている「ゆとり」。金沢からの復路を、倶利伽羅駅付近のカーブで捉えました。


EF81 134+「ゆとり」(トリミングしています)

時間は午後3時頃。晴れたり曇ったりと面倒くさい天気でした。平日ですが同業者の姿もちらほらと見られました。金沢までやってくるのは、あと何回あるでしょうか。


後撃ち

もとは「サロンエクスプレス東京」という、“ジョイフルトレイン”の先駆け的な車両でしたが、私にはお座敷列車「ゆとり」と化してからの方が馴染みがあります。他の客車JTが消えていく中でもそこそこの稼働率を保っているようですが、E655系が登場したこともあり、これからファンの注目度が増す車両に違いありません。悔いの無いよう、早めに記録しておいたほうが良さそうです。

おまけ:

EF81 453

着実に日本海縦貫線で活躍を続けています。汚れが目立ちそうな色だな…

再び走り始めた夜行列車たち

2007年09月24日 23時29分50秒 | JR(北陸)
地震による被害から信越本線が全線復旧して1週間ほど。一部区間徐行のため通常より数分の遅れは出ていますが、夜行列車も復活しています。倶利伽羅駅で撮ってみました。


「日本海4号」ゴーストっぽいものが…

撮影可能な時間帯になって1本目、「日本海4号」。ブレてる…これからの時期はもっと西でないと撮れなくなります。


「北陸」ゴースト…

だいぶ明るくなってきました。もっと夏場だと、完全に逆光でしょうか。


「能登」

489系最後の定期列車「能登」。この場所では、日が昇ってくると朝は完全逆光になってしまいます。これもまたこれで良いとする向きもあるのかもしれないですが。

踏切装置が2年ほど前に付けられ、好撮影地とは言えなくなってしまいましたが、お手軽な場所であるのは当然変わりません。今回は、3枚とも撮影後トリミングしたものです。トリミング無しで、このレベルが撮れるようになりたい…

万葉線:グッズ販売と夜間撮影会

2007年09月22日 11時20分56秒 | 私鉄(北陸)
どの鉄道会社でも様々な鉄道グッズが売られるようになっていますが、いったいどれだけ売れているのかは、よく分からないところ。万葉線も様々なグッズを出していますが、そのことを取り上げた新聞記事がありました。

『万葉線グッズ じわり 「市民の足」支える収入源』中日新聞

キーホルダーや下敷き、ピンバッジ、かきもち、さらには蒲鉾など、様々なグッズが揃っている万葉線。記事によるとグッズの年間売上高は約100万円あるそうです。利益は果たしていくら出ているのかな…と思いますが、「経常損失は六千三百万円で、高岡、射水両市から運行補助があることを考えれば大切な収入」ということのようです。

私の手元には万葉線の「しおり」があります。これを買ったのは去年の夜間撮影会でのことでした。その夜間撮影会、今年も開かれるそうです。

『夜間撮影会2007 10月13日予定』万葉線

今年は10月13日17:00~19:30の間で、除雪車デ5022をメインにするそうです。夜間撮影会には独特な雰囲気があります。一応、出かける予定です。


昨年の撮影会

福井鉄道2題

2007年09月21日 10時21分38秒 | 私鉄(北陸)
福井鉄道の話を、二つ。

『福井、越前両市に支援要請 経営悪化で福井鉄道』中日新聞

福井鉄道は、経営悪化で福武線の単独経営が困難になっているとして、沿線自治体との協議会の設置を求めることをすでに発表していました。一昨日、沿線の福井・えちぜん両市の市役所を山内社長が訪れ、協議の場の設置を要請しました。鯖江市には既に要請済み、県には21日(今日ですね)に提出する予定とのことです。

県・市、どちらも福武線は必要だとはしていますが、「まずは福鉄から方針が示されることが必要」という姿勢のようです。

次に、今週日曜日の情報です。

『9月23日(日)は1日フリー乗車券が半額でお買い求めできます。』福井鉄道

9月23日(日)、「このまち とーまれ!」イベントの「カーフリーデー福井2007」、市民が交通や環境について考える一日として、福井鉄道1日フリー乗車券と福井鉄道・えちぜん鉄道共通フリーきっぷが半額になるそうです。

「このまち とーまれ!」イベントについては、こちらをどうぞ。
ROBA(ふくい路面電車とまちづくりの会)HP

沿線自治体からの財政支援ということになると、鉄道が必要という住民の意識が大切になってくるといわれていますが、それにつながるのでしょうか。

「おもてなし半田キャンペーン」ラッピング車登場へ

2007年09月20日 11時40分27秒 | 名鉄
半田市と名鉄のタイアップによる観光促進キャンペーン「おもてなし半田キャンペーン」が、9月20日(今日ですね)から11月30日まで実施されるそうです。その一つとして、1000系ラッピング車が1編成運行されます。

『「おもてなし半田キャンペーン」を9月20日から11月30日まで実施』名古屋鉄道

名鉄ハイキング、観光名所のパンフレット配布、まちスタンプラリーといったイベントをPRするために走るのでしょうが、春から夏にかけて走った「犬山時代絵巻」ラッピングに比べると、やや地味です。何はともあれ、追いかけるつもりですが…

「リバイバルはくたか」~金沢方は青地HM~

2007年09月17日 10時26分13秒 | JR(北陸)
「リバイバルはくたか」の復路、金沢行きを、終着駅の金沢で撮ってきました。


被写体ブレご容赦

「はくたか」は3番線にとてもゆっくりと入線してきたのですが、1/250秒で切ってしまったので、少しぶれてしまいました。去年の「白山」では晴れていたので良かったのですが…

ホーム上の同業者の数が多く、また、お客さんを降ろすと西金沢方の留置線へとすぐに入ってしまったので、マーク等の満足な撮影は出来ませんでした。とりあえず、その姿を納められただけでも良しとしなければなりません。

「リバイバルはくたか」~長岡方は文字HM~

2007年09月16日 14時03分43秒 | JR(北陸)
上越新幹線開通25周年を記念して、上野~金沢間で「リバイバルはくたか」号が運行されました。昨日、金沢近辺で撮影してきました。


上野へ向けて快走する489系「はくたか」

絵入りか文字だけか、どちらのマークが使用されるのか当日まで分かりませんでしたが、結果として、長岡方先頭車が文字だけのマーク、金沢・上野方先頭車には絵入りマーク(青地に鷹)が使用されました。

絵入りマークを掲げた姿を撮ることはできませんでしたので、今日、金沢到着へと出かけることにします。

黒部峡谷鉄道を撮る

2007年09月14日 13時07分54秒 | 私鉄(北陸)
寺田付近で富山地鉄を撮影したあと、宇奈月温泉へと着きました。この駅周辺で、黒部峡谷鉄道を撮影しました。

富山地鉄の宇奈月温泉駅のホームから、黒部峡谷鉄道宇奈月駅の構内を見渡すことが出来ます。構内では、到着した列車の機関車、貨車、客車の入換作業が頻繁に行われていました。


EDR型機関車

公式サイトの車両紹介によると、このEDR型は、EDM型に出力増強等の改良をして誕生したものだそうです。Dは動軸4、Rはリニューアルの意。EHRというのも存在していますが、この日は見られませんでした。


DD型

奥の車庫にはこんな機関車が。ディーゼル機関車で、電化されていない黒薙線への貨物輸送等に活躍しているそうです。なかなか走っている姿を見ることは出来なさそうな機関車です。

このほか、凸型電機ED型は、入換作業に従事する姿を見ることはできたのですが撮影は出来ず。昭和10年前後製造のかなり古い機関車であり、現役なのには驚きます。


1000形

続いて客車。おなじみの開放型客車ですが、トンネル内では寒そう…


2500形

「リラックス車両」と呼ばれる車両で、窓が閉められます。乗車の際には通常料金に加えて特別料金が必要となる特別車両の一種です。

公式サイトによると、大正時代製造の単車も残っているそうです。さすがに客用には使わないでしょうが…


オト形

貨車は、客車等よりもさらに小さいものでした。写真では、何か積んでいますね。

ひととおり撮ったので、山彦橋を望める展望台へ移動します。
途中、駅構内にこんな列車が出てきていました。



撮影ポイントに移動して待っていると、この編成のまま橋を渡って山の中へと消えて行きました。


新山彦橋を渡っていく

人もちゃんと乗っています。立派な客貨混合列車ですね。


こちらは客車列車

客貨混合列車を撮った後しばらくすると、逆方向から客車列車がやってきました。全車が特別車両。まだ早い時間だったせいか、編成は短く、機関車は単機でした。

撮影はこれぐらいで切り上げ、地鉄線で山を下りました。今回は乗車しませんでしたが、今度来る時には乗りたいところです。