線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

489系「はくたか」を撮る

2007年10月28日 23時24分56秒 | JR(北陸)
681系が故障で入場しているため489系が代走として「はくたか」に入っている、という話を聞いたので、掲示板の情報などを元に沿線へ出向いてみました。


1004M「はくたか4号」。森本ー津幡にて

クハ489-5が組み込まれていましたからH03編成でしょうか。489系を使用した「はくたか」は、季節臨としての設定が無くなってからも突発的に走ることが多々あり、そのたびに鉄道誌に記事が載ったりしています。私自身はほぼ2年ぶりに見ました。やっぱり大きな絵入りヘッドマークは格好が良いです。


金沢総合車両所。乙丸陸橋より撮影

金沢総合車両所をのぞいてみると、こんな光景が広がっていました。博物館ではなくて、全て現役の車両。これが北陸の現実です…


横から撮ってみました

東金沢に近いほうへ移動してみると、金沢地区にはめったに姿を現さない521系が停まっていました。


右端。幕は「試運転」

検査から出てきての試運転なのか、何かデータを取るための試運転なのか知りませんが、珍しいものが見られました。データ取りだとしたら、ようやく金沢の普通列車に21世紀がやってくるのでしょうか。

このあと、1013M「はくたか13号」も撮影しましたが、見事に失敗しました。今度はいつ撮れるかな…

名古屋市営地下鉄開業50周年+東山線新車公開

2007年10月27日 23時28分30秒 | 私鉄(東海)
名古屋市営地下鉄で、50周年記念関連のイベントと新車の公開があるそうです。

『地下鉄開業50周年』名古屋市交通局

名古屋市営地下鉄が名古屋ー栄町間で最初に開業してから今年で50周年を迎え、今年の夏から様々なイベントが行われています。名古屋駅・金山駅などでの写真展示、50周年記念ラッピング車の運行などが既に行われています。

東山車庫での記念イベントでは、電車の吊り上げ実演やNゲージの展示、ステージイベント、子どもを対象にした運転士体験などが行われる予定です。

ファン注目なのは、東山線用新型車「N1000形」が展示されることです。公式発表には載ってなく、新聞紙面で明らかになっています…

『名古屋市営地下鉄東山線、車いすにやさしい車両を採用』日経新聞

こちらには画像も
『地下鉄東山線に15年ぶり新型車両』読売新聞

5000形置き換え用車両として、来年3月からまず一本が投入される予定のN1000形。何年計画で投入していくのでしょうね…

これから、少しづつでも名古屋地下鉄勉強しなくちゃな・・・

北鉄と福鉄二つ

2007年10月26日 23時22分49秒 | 私鉄(北陸)
先週記事に書いた能美市立博物館のモハ3761号ですが、無事公開が始まったそうです。

『能美電27年ぶり“再出発” 市立博物館「広場」会場祝う』中日新聞

記事には、見物者でいっぱいの車内の写真が載っています。

モハ3761号公開初日の二十日には開場式が行われ、市民の交流拠点としての再出発が祝われたそうです。博物館では特別展が始まり、館内がかつての駅舎に変身、写真や道具、能美線沿線の町並みを再現した立体模型などが展示されているとのことです。特別展は11月25日までで、入場無料。車両公開は月曜日を除く午前9時から午後4時までです。

次は福井鉄道の動向です。名鉄・沿線3市を交え、来月上旬に再建計画協議会が開かれることが明らかになりました。

『福武線存続へ 名鉄・沿線3市など、来月に再建計画協議会』毎日新聞(Yahoo!ニュース)

以前、福鉄がまず再建方針を明らかにしてから協議会だという考えを福井県は示していましたが、24日、知事の定例会見でこのような方針が明らかにされたそうです。

今週末、名鉄航空祭輸送

2007年10月25日 11時42分15秒 | 名鉄
今週末、名鉄各務原線沿線では毎年恒例の航空祭が開催されます。その見物客輸送のため、運転区間延長や増発が実施される予定です。

『10月28日開催の航空自衛隊岐阜基地航空祭に区間延長や電車の増発などを実施』名古屋鉄道

・通常新鵜沼折り返しの快速特急・特急上下計20本を三柿野まで延長運転
・各務原線内急行・普通列車の増発
・車両の増結

が行われるとのことです。

ご丁寧にも、区間延長される特急・快速特急については使用される車種まで明記されています。これによると犬山線では影の薄い存在となってしまった1000系も、上下計2本(回送も含めると4本か)各務原線に入る予定のようです。通常だと各務原線内で1000系を撮ることはなかなかできないので、貴重な機会です。

この他2000系、2200系、1200系も入ってくるので、羽場~鵜沼宿にある撮影地、通称“にんじんカーブ”などで待ち構えていると楽しそうです。

残念ながら私は行けません。来年こそは、と思います。

航空祭輸送とは関係ありませんが…


各務原線内を行く代走編成、7041F+53??F。細畑ー切通にて

北陸鉄道浅野川線「鉄道の日」ヘッドマーク

2007年10月19日 22時29分43秒 | 私鉄(北陸)
「鉄道の日」関連で、浅野川線8903Fに「鉄道の日」ヘッドマークが取り付けられています。


内灘にて

ロープで手すりに固定するという方式のヘッドマークです。サボ受け(?)があるのにそれを使っていないのは少し勿体ないように思います…

「鉄道の日」ヘッドマーク、石川線でも1編成取り付けられています。「鉄道の日」から一週間ぐらいは付けられているようです。

北鉄モハ3761号、能美市立博物館で公開開始

2007年10月18日 18時49分12秒 | 私鉄(北陸)
長らく鶴来駅構内に留置され、昨年秋に保存先へと搬出されたモハ3761。今週末から公開が始まるそうです。

『特別展示 ノスタルジア能美電~あの頃をふたたび~』能美市立博物館

能美(のみ)線の資料展示が行われるのに合わせ、明後日20日から車内の公開が開始されます。他サイトの写真を見るに、上屋が設置されているようです。

北陸鉄道能美線は、鶴来と新寺井(北陸本線寺井駅に併設)を結んでいた鉄道路線です。野町方面への直通運転も行われていましたが、1970年以降は朝夕のみの運行となり、1980年に廃止となりました。

モハ3761号は、1951年に製造された車体長17m級の両運転台車です。最初はモハ5100形として登場。その後制御方式が変更されてモハ3760形となり、1985年には車体更新が行われています。7000系投入後は予備車となり、ATSを装備していないために最後の数年間はほとんど動きませんでした。

能美市立博物館は能美市役所のそばにあり、金沢からはバスが通じています。車の無い人間にも足が確保されているわけです。
私は能美線があった時代には生まれていませんし、モハ3761号が走行しているところを見たことすらありません。特別愛着がある車両というわけではないのですが、見に行ってみたい気がします。


モハ3761号。昨年8月、鶴来にて

万葉線夜間撮影会

2007年10月14日 11時38分38秒 | 私鉄(北陸)
昨年に続いて、今年も万葉線で鉄道の日イベント「電車まつり」が開催されました。その夜行われた夜間撮影会へ行ってきました。


むりやり全景を。

今回は、並びよりも除雪車5022号の撮影会という色が濃かったです。


途中からライト点灯

時間は17:00~19:30でした。昨年と同様、三脚タイムとフラッシュ可能タイムに分けられていました。途中からはライトが点灯され、ムードが高まりました。


ラッセルヘッド部

ライトを5022号に当てて撮影をするというスタイルになっていましたが、それでもかなり暗かったです。普段の米島口車庫の夜は本当に真っ暗なのでしょうね。何枚も撮っていると、じきにバッテリー切れの表示が…


「ねこ電車」と新広告車

車庫の中には、「ねこ電車」7072号と、新しい車体広告となった7076号が並んでいました。7076号は、この高瀬神社の広告になる前はスーパー銭湯の広告を身に纏っていた車両です。

ひととおり撮り、この日は金沢へ直帰しました。
あとから知ったことですが、えち鉄では撮影可能時間帯にデキの回送が行われていたそうです。貴重なチャンスを逃してしまいました…

名鉄朝の名物その4:1600系3+3

2007年10月13日 10時29分34秒 | 名鉄
7000系特急を置き換えるために登場した「貫通型のパノラマスーパー」1600系。特急施策の変更により、あと数年で今の姿ではなくなることが既に発表されています。そうなると、この6両編成も見られなくなります。


特急佐屋行き285列車。神宮前にて

この285列車の西尾~須ヶ口間で、1600系を2本つないだ6連の姿を見ることができます。6連は西尾線では最長編成となります。この1600系、設計ミスで分岐機を通過中に貫通幌が外れてしまうという欠点を抱えていたといわれています。現在は修正されているらしいのですが、285列車では貫通幌は使用されていません。

登場から10数年で、一部特別車編成化改造と、残った一部車両は廃車となってしまう宣告をされた1600系。記録はお早めに。

名鉄朝の名物その3:特急須ヶ口行き

2007年10月12日 22時21分45秒 | 名鉄
ラッシュ時には珍しい種別・行先の組み合わせが見られますが、そのひとつに特急須ヶ口行きがあります。


特急須ヶ口行き85列車。神宮前にて

平日朝に一本だけ、2200系+3R2(3150or3100の2連)という編成で中部空港発特急須ヶ口行きが設定されています。通常、須ヶ口に停まるのはわずかに残っている津島線特急だけ。本線系の快特・特急は停車しません。不思議な行き先ですが、須ヶ口に車両区があり、そこへ入るためにこのような行先になっていると思われます。


車庫への最寄り駅であるために通常では停車しない駅が終着駅になっているというのは、急行ではあったものの、特急ではありませんでした。その点で、登場時は結構注目された列車です。

それにしても、この車両の組み合わせ、まだ違和感を覚えます。

名鉄朝の名物その2:7000系4+4

2007年10月11日 19時19分32秒 | 名鉄
4両編成の7000系を2本つないだ8両編成は、現在営業列車では朝に1往復しか見られなくなっています。


急行新鵜沼行き771列車、7011F(前)+7033F。神宮前にて

1本目は美合6:24発急行新鵜沼行きです。本宿から美合まで回送された後、新鵜沼まで全区間急行列車として走行します。写真の神宮前では、この列車が通過する前になると必ずファンの数が増えます。


急行内海行き884A列車、7033F(前)+7011F。神宮前にて

2本目は新鵜沼発8:08準急内海行き。新鵜沼から名古屋まで準急、そこから終点までは急行へと種別が変わります。8両編成なのは太田川までで、そこから先は4両編成となります。

現在4両編成の7000系は、7011F、7025F、7033F、7035F、7041F、7043Fの6本。うち7011F以外は全てブック式種別・行先表示板を装備しています。6両編成の方は全て電動幕式になっているので、こちらの方がファンには人気があるようです。

写真は8月に撮影したもので、これからの季節だと新鵜沼行きは撮影場所が限られてきます。犬山線だとなんとか撮れるはずです。
この8両列車もいつまで残るか分かりません。平日の朝方に名鉄沿線で時間が取れた方は、撮影してみてはいかがでしょうか。