線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

2010年9月北陸(3) ケキ102+ホム1デモ走行

2010年09月18日 00時43分09秒 | 貨物列車

北側の検修庫付近で待機中のケキ102

午前9時からはケキ102を用いてのデモ走行が行われました。まずは、北側で待機していたケキ102が会場テント前に停められていたホム1を連結し、会場の端から端まで数往復しました。


左へ進んでいる


後ろに近鉄のモーターカーを連結

次に、ホム1の南側に近鉄の保線用モーターカーが連結され、前後をDLで挟み込む形となって、何往復かの走行が行われました。ユニークな組み合わせです。


これも左へ進んでいる。停車直前のシーン。

前後で挟む形の運転が終わると、ホム1と近鉄モーターカーの転線が行われました。


奥へ向かって移動中。この後、ホム1は他の展示車両と同じ線へ押し込まれて切り離し。


続いて近鉄モーターカーの転線。ケキは庫内で退避中。


モーターカー転線後の保存車両の列


ホム1のブレーキペダル固定部分

ホム1のサイドブレーキの固定方法は、ワムハチのようなペダルに付いた爪が噛み合のではなく、ペダルを押した状態でピンを差し込むことによるものでした。現在まで現役で残っているのは貴重な例のようです。

2010年9月北陸(2) 伏木にて

2010年09月15日 23時06分21秒 | 保存車両


今回の北陸訪問の主目的は、JR貨物伏木駅のヤードで行われた保存車両の公開イベント「伏木ヤードまつり」でした。主役のケキ102の他にも様々な車両が集められ、展示されていました。


北鉄ホム1 デモ走行の前の姿

解説文によれば、1914(大正3)年に小倉鉄道が筑豊地区で使用する石炭車として製造され、1950年代に砂利運搬用で西武鉄道、1965(昭和40)年に近江鉄道、そして1967(昭和42)年に北陸鉄道へと譲渡されるという道のりを辿ってきた車両だそうです。

私には鶴来駅構内に留置されていたイメージが強い車両です。個人所有になっているのを北陸ロジテクスが保管しているとの記述がありましたが、今後が気になります。


万葉線デ7052

万葉線の車両は2両、デ7052とデ7062が中に入れる状態で展示されていました。そのうち、デ7052は加越能鉄道時代の塗装が復元されていました。今の万葉線塗装や広告塗装に比べると地味ですが、落ち着いた感じで良いです。


北鉄金沢市内線モ2202(→名鉄・福鉄モ562)

復元途上の北鉄金沢市内線の車両も展示されていました。
名鉄・福鉄時代に車号が貼り付けられていた正面右上の部分が切り抜かれています。方向幕まで復元されるようです。


元静岡鉄道清水市内線モハ65

北陸とはゆかりのない車両もいました。解体されるところだったのを逃れ、一時保管&保存作業のために伏木へ運ばれてきたそうです。


協三工業製20t入換DLを先頭に保存車がズラリ

入換用の小型DLも数多く展示されていました。


協三工業製10t貨車移動機

以上、全部ではありませんが載せてみました。

天気が良かった分、画面左上のゴミが目立つ結果になってます。帰ってきてから気づきました…

北陸2010年9月(1) 野々市にて

2010年09月13日 21時19分30秒 | JR(北陸)
9月5日、1日だけ北陸へ行ってきました。


501M 急行「きたぐに」新潟行き 金沢にて

「きたぐに」で金沢入りし、夜が明けてから野々市駅へ。「日本海」と419系6連を撮影。


4002レ「日本海」 EF81-103+24系9両 野々市にて

北陸新幹線の建設工事は着々と進められているようで、野々市駅前後にも建設中の高架の橋脚が姿を現していました。野々市駅ホームは下り列車を捉えられるお手軽ポイントでしたが、早晩、綺麗な光では撮れなくなりそうです。


321M金沢行き 419系3+3 

土・休日は1本のみになってしまった419系6連運用。



連結面は食パンと月光型の顔合わせでした。