線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

朝の福井鉄道を沿線で

2007年11月30日 20時53分56秒 | 私鉄(北陸)
幸橋の様子を見る前に、朝の福井鉄道を浅水ー三十八社などで撮影しました。


201編成


ドコモ2.0編成(886-887)

急行塗装203編成も見ましたが、ヘッドマークに「普通」はついていませんでした。

 

武生新へ行くと、塗装が変更された610形が留置線に止まっていました。この日は運用に入っていなかったのが残念。

西武生駅の側線には、ラッセルモーターカーが。


こんなの居ましたかね?

幸橋を眺めた後(昨日の記事で書きました)、市役所前付近へ。あらためてドコモ車を一枚。



車体広告車が多いところだと、いつ行っても何かしら目新しいものがあります。路面電車の面白さのひとつかもしれません。

以上、福井鉄道の近況見たままでした。

新・幸橋へ

2007年11月29日 20時37分22秒 | 私鉄(北陸)
新しくなった幸橋を見に出かけてきました。

福井駅を降りて電停へ行くと、ちょうど記念ステッカーをつけた列車が停まっていました。

770系はしっかり走っているのですが…


武生新にて

802号は肝心の記念列車運行中に故障し、武生新で爆睡…

気を取り直して、鉄橋の様子を書いていきます。


幸橋を渡る880形

ようやく工事が終わり、福武線は先月から足羽川をこのような形で渡ることになりました。センターポールの採用で上がすっきりとし、足元は樹脂固定軌道の導入で乗り心地が良くなりました。いい風景なのですが、自動車が多く、あまり撮影に向いた場所だとは言えませんね。。。


反対側から

切替に伴い、これまで撮影名所ともなっていた鉄道橋&歩道橋は廃止となりました。現況はこのような感じです。

 

鉄橋部分が家久ー上鯖江の日野川鉄橋の架け替えに転用されるという話があるようですが、本当に実現するのでしょうか。

以上、幸橋見たままでした。

名鉄の年末輸送予定

2007年11月24日 11時54分05秒 | 名鉄
年末年始、名鉄も輸送力を増強して備えます。列車の両数を増やす旨、HPで告知されました。

『平成19年度年末年始輸送について』名古屋鉄道

空港行きの快速特急(ミュースカイ)、一部急行列車での車両増結、犬山モノレール増発などが発表されています。12月29日~1月3日など、一月前半の土休日ダイヤの日には、真昼間でも8連のミュースカイが走り回る姿が見られることになります。

開港1年目には、こんな輸送力列車もありました。


1600系を使用した快速特急・中部国際空港行き。豊田本町にて

もう走ることは無いでしょうね…

豊橋鉄道市内線、今日から「イルミネーション電車」運行

2007年11月23日 13時28分27秒 | 私鉄(東海)
豊橋鉄道市内線で、駅前商店街のイルミネーションとクリスマスシーズンに合わせて「イルミネーション電車」が今日から運行されます。

『市内線「イルミネーション電車」11月24日(土)より運行』豊橋鉄道

発光ダイオードを使用し、クリスマスをイメージした装飾を施すそうで、上の記事には写真も載っています。使用されるのはモ3102号。茶色一色の上に装飾が施されるので、よりいっそう灯りが映えることでしょうね。


豊鉄の写真は持ってないので、万葉線の七夕電車を…

「サロンカーなにわ」を撮る~同じ編成を今年二度目~

2007年11月22日 16時48分37秒 | JR(北陸)
月曜日、「サロンカーなにわ」を撮りに北陸本線金沢近辺へと出かけました。
もう北陸は冬に突入しかかっていて、この日も晴れたり曇ったりと不安定でした。

金沢ー西金沢にある陸橋から撮影しました。待っている間にはこんなのが来ました。

※以下三枚の写真はクリックで拡大します

 

左:松任へと出場車両を迎えに行くEF81。
右:485系「雷鳥17号」

晴れるかどうか気を揉んでいるうちにDE10+「サロンカーなにわ」が姿を現しました。


「サロンカーなにわ」は1両減車の6連

非電化区間からの直通では、最近DE10が主に起用されています。「サロンカーなにわ」なのでTES色EF81を期待したいところなのですが。

金沢から関西方面へと上っていく「サロンカーなにわ」は6月頃にも撮りました。その時はコンデジだったので、E-510を買ってからこの編成を撮るのは初めてになりました。

消えゆくブルトレ

2007年11月18日 14時23分36秒 | 鉄道
ネット上では既に九州ブルトレ全廃が噂されていましたが、本当にその方向へ進んでいるようです。ファンにとっては衝撃的な記事が朝日新聞に掲載されました。

『消えゆく東京発ブルトレ 「銀河」来春に引退』朝日新聞、11月18日

JR各社の複数の関係者によると、「なは」「あかつき」、「銀河」が来年3月中旬のダイヤ改定で消滅。「日本海」「北斗星」も各1往復が減少。さらに、2009年春のダイヤ改定では「富士」「はやぶさ」が廃止されることが担当課長レベルで合意済み、というのです。

いずれもまだ公式発表はなされていません。

こういう記事をあえて載せた、ということは、廃止反対運動に火をつけようとしているのでは、というくだらない憶測はともかくとして。

1980年代半ば生まれの私は、ブルトレ・夜行列車が急速に衰退していくのを鉄道雑誌に見ながら育ちました。一眼レフを持って活動範囲が広がったころには、東京ブルトレも関西ー九州ブルトレも、その本数はわずかなものになっていました。したがって、数えるほどしかブルトレ・夜行列車の写真は無いのです。

悔やんでばかりも居られません。大学卒業前の2月か3月かに旅行をしたいと考えていますが、消えゆくブルトレの撮影も計画に組み込まなければ、と思います。


大阪駅に到着した『銀河』


田町を行く『富士・はやぶさ』

ハイモ180、根尾で保存へ

2007年11月16日 21時38分04秒 | 私鉄(東海)
1週間ほど前の記事ですが、樽見鉄道ハイモ180が地元で保存の方向へ向かっているそうです。

『根尾にレールバス保存へ』岐阜新聞

昨年引退し、現在本巣駅に留置されている2軸LEカー:ハイモ180形。保存を行うのはNPO法人「樽見鉄道を守る会」で、ハイモ180形の展示を核とした観光交流施設「根尾川鉄道文化村」を本巣市根尾宇津志に建設するそうです。この宇津志は日当駅の西側のあたりです。来月5・6日に車両の移送が行われ、移送・整備にかかる費用300万円の協賛金を呼びかけ、2年後をめどに完成を目指す、とのこと。

「根尾川鉄道文化村」予定地付近では、他に植樹活動や貸し農園が行われる予定で、こちらは県の補助事業に採択されていて植樹活動は一部で既にスタートしているそうです。

ハイモ180はそれなりに珍しい車両と言え、保存する価値はあると思うのですが、本当にできるのかな、と少し不安に思います。

北陸鉄道の保存車:モハ3761号

2007年11月15日 17時11分42秒 | 私鉄(北陸)
博物館の特別展示を見終えたあと、先月から公開が開始された北鉄モハ3761号へと向かいました。


綺麗に整備されたモハ3761号

昨年秋に搬入されたのち、写真のように屋根とホームが設置されて保存が開始されました。冬になるとドカ雪の降るエリアですが、良好な環境が確保されているようで何よりです。

以降の写真は、クリックで拡大します


製造は広瀬車両

ホームは北側にあり、南側からは台車などを観察することが出来ました。車両銘板も撮ってみました。この「広瀬車両」というのはどんなメーカーだったのか、後からネットで調べようと思って撮ったのですが、検索してもヒットせず…

 
左:寺井方 右:野町方

方向幕が付いたのは能美線が廃止されてからのことなので、当然「新寺井」などの行先幕はありません。その代わりとして、近くの名所の名前がシールで貼り付けられて(?)いました。

 
左:運転室。速度計は無い 右:車内。車体更新されているためか、綺麗

1980年代に車体更新を受けたため、行先幕がついていること、ウインドシルがなくなっていることなど、能美線現役当時とは姿が変わっています。能美線の頃の写真を車内に展示しておけば、よりよいのではないかと感じました。

気になるのは、公開が11月中までとなっていることです。冬季は閉鎖されるのでしょうか。

能美線廃線跡(一部)を辿る

2007年11月11日 15時08分51秒 | 私鉄(北陸)
先月から展示が開始された北陸鉄道モハ3761号を見に、能美市立博物館まで出かけてきました。今月まで能美線に関する特別展示が行われているそうなので、できるだけ早く行きたいと思っていたところです。その道中、1980年に廃止された能美線鶴来~辰口温泉の廃線跡を、鶴来からできるだけ沿った道を走っていくようにして辿りました。


石川線との分岐地点付近。左側が能美線跡

 

用水を渡る鉄橋は現在でも残っている一方、手取川を渡る鉄橋の痕跡は見つけられませんでした。手取川の鉄橋を渡ると、今度はすぐにトンネルがあったそうですが、そのトンネルの開口部付近は工事中であったため、近づくことが出来ませんでした。


ゆるやかなカーブの並木道

橋を渡りトンネルを抜けると、手取川沿いの田園地帯を走り抜けていたようです。廃線跡は多くの部分でサイクリングロードに転用されていました。


灯台笹(とだしの)駅跡


岩内(いわち)駅跡

一部の駅のあとには、記念碑などが建てられていました。古い地図を持っていない身にはありがたい「痕跡」です。


農道と大差なく見えるが、おそらくは廃線跡

サイクリングロードへ転用されていない部分では、上の写真のようになっていました。轍は農耕車のものでしょう。跡は田園に消えていったのです。

田んぼの中、ひたすら直線を中心に走っていたんだなぁと思いつつ走り続けていくうちに、能美市立博物館へと着きました。博物館の特別展示やモハ3761号の公開は、次の記事で書きたいと思います。

11月11日、北陸鉄道電車・路線バス、終日半額に

2007年11月10日 13時43分24秒 | 私鉄(北陸)
公共交通利用促進月間ということで、金沢市を走る北陸鉄道・JRバスと浅野川線・石川線の運賃が、大人半額、小児50円になるそうです。

http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11031/topics/shiminkaigi.jsp 金沢市HP

当日は金沢駅付近で公共交通に関するイベントも開催され、交通パネル展やクイズ大会、パネルディスカッションなどが行われます。

他の都市で公共交通の運賃を割り引いたり、半額にしたりという実験が行われたことがあるのは聞いたことがありますが、金沢では初めての取り組みになるそうです。これによって潜在需要がどれぐらいあるのか分かれば、先々への取り組みにプラスになっていくのでしょうか。