線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

和歌山電鐵その2

2007年08月31日 23時26分42秒 | 中小民鉄
猫駅長の貴志駅を折り返し列車で後にし、次の目的地へ向かいます。南海時代から、たびたび写真に登場してくる大池遊園付近です。


貴志行きが走り去っていく

大池遊園駅で降り、遊園の方へ歩いて少し待つと、2271F「いちご電車」がやってきました。緑中心の景色の中で、白色の車体はかなり目立っていました。


貴志からの返しを、大池遊園駅で

この写真を撮ってから、この列車に乗り込み、伊太祁曽へ向かいます。

「いちご電車」は、リニューアル車第一弾として昨年に登場した車両。沿線の名産品がイチゴということで、ところどころにイチゴのイラストが描かれています。外見はご覧の通り派手なわけですが、車内も大規模に改装されています。


「いちご電車」車内

車端部にはテーブルが設けられ、シートも木製となっていました。それでは座り心地はやはり・・・ということなのか、座布団が置かれていました。写真の奥の方に、木製の棚が見えますが、何が入っているのか気になります。
座布団に座って揺られているうちに、伊太祁曽に着きました。


伊太祁曽にて行き違い

ここには車両基地があり、そこの景色と未更新の2270系を撮ろうと思い、途中下車しました。和歌山電鉄の中枢とも言える駅です。路線の規模からして当然なのですが、こぢんまりとした駅舎、車庫でした。


車庫に憩う車両たち


ほぼ、南海色のまま

公式サイトによれば、今後数年かけて車両をリニューアルしていく予定だそうで、ヘッドマークを付けた今の姿はいずれ見られなくなると思われます。中小民鉄の中でも話題の豊富な和歌山電鉄。今後、どのような車両が登場するのか楽しみです。

和歌山電鐵その1

2007年08月31日 22時35分34秒 | 中小民鉄
「いちご電車」や猫駅長、さらに、新たに「おもちゃ電車」を誕生させ、話題に事欠かない和歌山電鐵へ行ってきました。

「きのくにシーサイド」を撮影してから、和歌山電鐵のホームへ向かうと、登場したばかりの「おもちゃ電車」がちょうど停まっていました。これに乗り、貴志へと向かいます。


和歌山駅にて。やや露出アンダー気味ですが…


車内にはフィギュアの展示が。


そしてガチャポン販売機まで…

肝心のガチャポンですが、好調なためか売り切れで販売中止になっている台が結構ありました。途中、伊太祁曽あたりから係員さんが乗り込んできて、商品は補充されていました。

(月並みな表現ですが)緑の中を走り、終着・貴志駅に到着。貴志駅といえば、やはりこの駅長です。


貴志駅長

猫のたま駅長。8月の猛暑に、ぐったりとしていました。毎週6日労働(?)は、やっぱりちょっとしんどい気が…


こんな張り紙が、駅舎の中に

「助役」もいるとのことですが、出会うことは出来ませんでした。どこか日陰で伸びているのかも。

LEDチェック:JR北海道785系

2007年08月30日 22時31分47秒 | LEDチェック
JR北海道では、10月のダイヤ改正で「スーパーホワイトアロー」という愛称も消えてしまう運命にあります。785系はLED表示機ですし、LEDチェックと記録を兼ねて、撮っておきました。


1/400秒で撮影

いつの間にか、フルカラー表示機に変わっていたのですね。


1/500秒で撮影

まだ切れません。


1/640秒

“ホワイトアロー”が途切れました。


おなじく1/640秒

英字モードでも切れました。1/500秒でしっかり写るLEDなので、表示を写真に写しこむことは楽な車両だな、と思いましたが、実際は景色の反射が多く、晴れた日に撮ると分かりづらいように思いました。

写真はE-510で撮影

名鉄ポケモンラッピング3連続

2007年08月26日 18時34分13秒 | 名鉄
他地域の記事を続けていましたが、一休みして名鉄のことを。
この土日、名鉄岐阜駅ではポケモン関連のイベントが行われました。その一環として、ポケモンラッピング車3本が名鉄岐阜駅に勢ぞろいするという企画も行われ、名古屋本線西部区間の一部ではポケモンラッピング車が3本立て続けにやってくるチャンスが到来しました。午前中から暑い中、岐南駅へ迎え撃ちにいってきました。


名鉄岐阜10:35発、快速特急中部国際空港行き

3連続のうち、まず1本目は2011F。4両編成で飛ばしてきました。


名鉄岐阜10:37発、特急豊橋行き

2本目は2201F。2200系では初めてのラッピング車です。なかなか捕まえられずにいたので、私は初めての撮影でした。


名鉄岐阜10:40発、快速急行豊橋行き

最後は3703F。後ろは3150系、番号は確認できませんでした。最初は犬山モンキーパークの催事広告車でしたが、そちらの終了とともに、ラッピングが変わりました。

この時間帯、ほかの場所ではロープの影がもろにかかるところが多く、やむなく岐南での撮影にしましたが、正面がちだとやっぱりラッピングがわかりづらいですね。

写真はE-510で撮影

東急+αの車両たち

2007年08月25日 15時39分46秒 | 関東大手民鉄
池上・多摩川線以外の東急+αを。


二子多摩川にて

8001Fを撮れたのはラッキーでした。幕車はこれだけ、LED車を含めても少数派になってきているんでしたっけ。


梶ヶ尾にて

私の中で「東急」のイメージは8500系なのですが、淘汰が始まっているようですね。これの置き換えが終わると、今度はまた別の形式が置き換え対象になり、車両の動きはとどまることがないのでしょうね…


半蔵門線8000系

東京メトロ、8000系。頭の中ではまだ営団です。


撮影地失念。。。

最近各社に、上部にHID灯2つという顔が増えてきているように思いますが、これが平成10年代の流行だったと後々には言われるのかもしれません。湘南顔のように、ファンに親しまれるかどうか…


東横線8000系

写りやすいLEDなのが幸いです。


長津田ーつくし野にて

顔に影がかかってしまったのですが、広域運用の編成のこと、撮れただけでもよしです。


ヘッドマークつき

せっかくのヘッドマーク(ステッカー)付きでしたが、白とび。。。


押上までは遠そう

同行者によると、田園都市線では珍しい編成だとか。

首都圏はすごいですね。普段は1時間に2本の列車を待つようなことをしている人間なので、昼間でも頻繁に列車がやってくるのにあたふたとしていました。

池上・多摩川線の車両たち

2007年08月23日 13時04分41秒 | 関東大手民鉄
車両置き換えが発表されている、池上・多摩川線。中小民鉄へ譲渡された車両もある形式が、東急で最後の活躍を続けています。


多摩川線沼部ー鵜の木にて

7000系からの改造で20年前に誕生した7700系は、現在3連15本が池上・多摩川線で活躍中で、そのうち3本が写真のような通称「歌舞伎塗装」となっています。古い車体からインバータ車の音がしてくるのは、北陸鉄道でこの車体を見慣れている身には違和感があります。


池上線石川台ー雪が谷大塚にて

こちらは、細い赤帯のみが前面に入る編成。こちらの方が多数派です。


多摩川線沼部ー鵜の木にて

超少数派が、この7915Fです。編成短縮化の際に出てきた車両を先頭車化改造した編成で、独特の先頭形状です。


前パンは撮りづらい

おまけに、この前パンです。追っかける人もこれから出てくるのではないでしょうか。


池上線80周年記念ヘッドマーク付き

目蒲・池上線に半世紀以上ぶりに投入されたという車両は、この1000系です。地下鉄乗り入れ用の方もあるため、独自の形式というわけではないそうです。現在でも、目蒲・池上線の最新形式ですが、7700・7600系と運用は共通です。


1000系の中の珍車

1000系には4両だけ貫通扉が前面中央に配置されているものがあり(通常は左側)、そのうち2両は現在多摩川・池上線で編成を組んで使用されています。以前は編成中間に組み込まれていたためにこの形態になったそうで、7915Fとあわせて名物といえるでしょう。


7600系

7200系からの改造で生まれた7600系は、3連3本が生き残っているなか、訪れた時に運用についていたのは1本だけでした。更新改造によって歌舞伎塗装となりましたが、特徴ある前面形状はそのままです。

これだけ多彩な車両が走り回っている池上・多摩川線ですが、5000系ベースの新型車両の導入がアナウンスされています。「祭り」になる前に、行っておいたほうがいいのではないでしょうか。

北陸鉄道夏のイベント:はくさん夢列車、26日開催

2007年08月22日 22時01分41秒 | 私鉄(北陸)
今週末は8月最後の土日です。北陸鉄道鶴来~加賀一の宮周辺で、地元青年会議所と北鉄の合同イベントが行われるそうです。

『はくさん夢列車2007』北陸鉄道

野町または西泉~(石川線)~鶴来~(車両工場見学)~鶴来~(石川線)~加賀一の宮~(徒歩、七ヶ用水白山管理センター見学)~ミニSLで500m~イベント会場~(シャトルバス)~鶴来~帰途…

と辿る、ツアーイベントだそうです。

告知によりますと、車両工場では車両に乗っての、洗車機の通過体験が予定されています。七ヶ用水白山管理センターでは、給水口の見学、用水の歴史を学んだあとは、手取川河川敷のイベント会場までミニSLで500メートルを移動。イベント会場では、出店や岩魚のつかみどりが実施されます。このほか、4つのチェックポイントのスタンプラリーも企画されています。

この告知を見ていて気になるのは、鶴来ー加賀一の宮間でシャトル列車が運行されること。普段は本数の少ないこの区間が賑やかになります。車両は…通常と同じでしょう。

天気も良さそうですし、多くの人が集まるといいですね。

福島交通へ

2007年08月21日 09時46分42秒 | 中小民鉄
駆け足での訪問でしたが、福島交通へも寄ってきました。


飯坂の温泉街へと登っていく

午前遅くから午後はじめにかけて訪れたため、あまりよい撮影地はありませんでした。全体的にみて、午前中の方が撮影には適しているように思えました。


桜水を発車した7000系

福島交通の元東急7000系は、すべて中間車からの改造車です。後位側ドアのそばの車内に、床置き式の冷房がありました。


憩う車両たち

飯坂線の車両基地は桜水にあり、ラッシュ時に走るという3両編成も停まっていました。清掃日なのか、車内を清掃員の女性が動き回っていました。


福島交通の基本タイプ・デハ7100-デハ7200

7000系が福島交通に投入されて16年。よく整備されていて、綺麗に使われているなという印象を受けましたが、そろそろ後継車導入の話もあるようです。

長町駅にて

2007年08月20日 13時52分11秒 | 鉄道
仙台は1年ぶりに訪れたのですが、長町付近が一変していました。高架駅となった長町で、東北・常磐・仙台空港線を撮影しました。


E721系500番台

よく見ると、後ろの2連は仙台空港アクセス鉄道所有のSAT721系です。異なる会社の車両ですが、運用は共通なのでしょうか。


E721系0番台

こちらは0番台。大量に投入され、仙台・福島近辺の車両の勢力図を大きく塗り替えました。床を低床化したために、ダックスフントみたいな外観となっているのが特徴的です。ところで、フルカラーLEDは採用されなかったのですね。


まだ生き残っていた1 717系

717系も走ってきました。到着間際になって雨が激しくなり、こんな写真になってしまいました。北陸の413系はあと何十年走るのでしょうか。


まだ残っていた2 455系

これの他に、6連をあと1本見ましたが、どちらも角型ライト車でした。それ以外の車両は、色々なところに疎開していました。


おまけ:ED75 重連単機

貨物を牽いてきてくれれば…

仙石線を撮る

2007年08月20日 13時40分32秒 | 鉄道
仙石線には、JR東日本最後となった103系の営業列車が走っています。


小鶴新田にて

仙石線の立体交差化工事の際に車両不足が予想されるためとかで、ただ一本残った103系がRT-235編成です。2年の休車を経て復帰する際、トイレの設置とシングルアームパンタへの変更などの改造が行われた車両です。平日朝のみ運用されているため、天気が悪くとも撮ったほうがいいなと思って撮影しました。


苦竹にて

仙石線の205系は全てこの顔。都会的な感じはします。


M8編成「マンガッタンライナー」

石巻方先頭車がロング・クロス可変座席を採用している編成は5本ありますが、朝ラッシュ時のこと、どれもロングシート状態でした。


東塩釜からの返し

これを撮影した後、次の場所へと移動しました。