線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

東山線のラッピング車両を撮る

2008年02月25日 18時49分03秒 | 私鉄(東海)
ラッピング流行りの昨今、名古屋市営地下鉄も例外ではなく、何本か全面車体広告車が走っています。そのうち、東山線の車両を撮りに出かけてきました。


東海テレビの新キャラクター「わんだほ」ラッピング編成

とりあえず地上区間へ行こうと列車を待っていたら、いきなりこれがやってきました。藤が丘で折り返しのところを撮影したものの光の状態がよくなく、2量目ぐらいまでしかラッピングがわからない写真になってしまいました。

本郷へと移動し、ゆるやかなペースながらも置き換えられていく運命にある5000系を撮っていると、地下鉄開業50周年記念ラッピング編成がやってきました。



メモリアル地下鉄「タイムトレイン」について

上の公式発表によると、車内に地下鉄の歴史の写真と小学生絵画コンクールの応募作品が展示された特別列車とのこと。3月末まで、あと一月ほどの運行予定です。


青ー黄緑ーピンクー青ー黄ー緑

藤が丘での撮影が不発に終わった「わんだほ」ラッピング車の、編成全体の色が分かる写真を撮りたいと思ってしばらく待ち、半逆光ながらもカメラに収めました。
この場所、午前中なら良い光線状態なのでしょうね。


雲みたいなのが「わんだほ」

車両とは関係ないことですが、東海テレビのキャラクター、どうして「やっぱ君」から変わったのでしょうね。「ダホダホ」としか言わない「わんだほ」はあまり面白くないのですが…

木曽川を行く西武30000系甲種輸送

2008年02月23日 16時26分25秒 | JR(東海)
下松の日立製作所で製造され、はるばる東京へと上っていく、今後の西武の主力車・30000系。朝の光を受ける木曽川ー岐阜間で撮影しました。


EF66-127+西武30000系


後撃ち

西武のマスコットキャラクターのぬいぐるみが運転席に乗っていることがあったそうですが、写真では確認できず…

この撮影地は有名なポイントなのですが、現在用水路(?)の工事が行われているためか、撮影者の数は少なめでした。写真のような構図で撮れたものの、何時から工事が始まるかは分からないのでしばらくは避けたほうが良いかもしれません。

国鉄色485系、倶利伽羅を行く

2008年02月17日 19時42分00秒 | JR(北陸)
京都総合運転所の485系を使用した団体列車が運転され、定期列車では入線しない金沢以遠での走行シーンを見ることができました。


津幡ー倶利伽羅にて


後撃ち

編成の向きが通常の逆になってしまう経路で列車は設定されており、パノラマグリーン車編成を期待していたのですが、来たのはA07編成でした。国鉄色485系が倶利伽羅を行く、という姿を撮れただけでも満足しなければなりません。

ここ1週間ほど、他の日本海側の都市と同じく金沢でも雪の日が続いており、今日も雪が降ったり、止んだり、吹雪いたりする一日でした。通過時刻には雪が小止みになったのが幸運でした。

福鉄福武線、自力存続へ

2008年02月16日 10時52分59秒 | JR(北陸)
協議会を設置して議論されてきた福井鉄道福武線の存続問題ですが、名鉄が資金援助とともに撤退、今後も福井鉄道が鉄道事業を継続していく方針が決まりました。

中日新聞『福武線は自力存続 県内撤退の名鉄、10億円の資金援助案』

読売新聞『福鉄鉄道事業を存続 協議会方針 名鉄、10億円増資し撤退』

これまでの話し合いの中、経営再建策としては新会社の設立、名鉄が一部債権を肩代わり、名鉄が増資を行う、という三案が提示されていました。昨日決まったのは、そのうち3つ目の案。名鉄が10億円の増資を行い、その後保有株を手放して福鉄の経営から撤退するということになりました。

福鉄の借入金は約28億円。その支払利息が約9400万円と経営を圧迫していて、それが今回の存続問題の引き金となりました。増資後も残る18億円の借入金については、利息の減免などの措置を期待できる、としています。

努力はこれまでも行われてきたはずで、今後それだけで黒字に転換できるのだろうか、と外野としては非常に疑問に思います。借入金と支払利息が減少するにせよ、いずれまた存続問題が起きるような気が…

養老鉄道とロッテリア

2008年02月14日 10時41分24秒 | JR(北陸)
養老鉄道と、大垣駅そばのロッテリア大垣アピオ店とのタイアップで、養老鉄道の定期券・乗車券定時でドリンクが100円になるというサービスが始まったそうです。

岐阜新聞『養老鉄道の切符見せればドリンク100円』

乗車券の提示により、260円のココア、シェーキを含む全16種類のドリンク(Lサイズを除く)が営業時間すべてで100円に割引されるそうです。養老鉄道側としては、普通乗車券でサービスを受けたい乗客には切符に無効印を押して回収しないことで協力するようです。サービスは秋まで継続される、とのこと。

もともと大垣駅は南側の方が表玄関で、賑わいをみせてきました。一方、駅北側といえばひっそりとした感じだったのですが、この辺りにあった工場の跡地に昨年秋、オープンしたのが記事に出てくる「大型商業施設」、「アクアウォーク大垣」です。立地的に自動車を使わない層も取り込みやすいこともあり、従来の市街地にはかなり脅威となっているのでしょう。

「アクア~」でもまちなかでも、どちらへ行くにしても自社線を利用してくれればそれでいい、と養老鉄道としては割り切れるのではないかなとも思いますが、地域の賑わいの維持のためにはということで、今回のタイアップに至ったのでしょうね。

週末の甲種回送二つin金沢

2008年02月10日 22時22分58秒 | JR(北陸)
今週金曜日と日曜日、金沢を2本の甲種回送列車が通り過ぎていきました。いずれも夜間のため、良い写真は撮れませんでしたが、見たままご報告までに。


東金沢にて

金曜日、兵庫から出てきたDF200-107が、凍てつく夜の小休止の後、北へ向けて運ばれていきました。東金沢でホームからの灯りを期待してかまえたのですが、結果はご覧のとおり。現場では番号等確認できず、ネット上の目撃情報に寄れば、EF81-27+ヨ8902+DF200-107という組み合わせでした。ISO1600でF5.6、1/4秒は厳しかったです。


金沢貨物ターミナル停車中

日曜日、平成筑豊鉄道と錦川鉄道向けに新製された気動車5両が北陸本線を上っていきました。鉄道雑誌の事前情報では平成筑豊鉄道3両+錦川鉄道1両の甲種輸送だったような気がするのですが、実際に来たのは5両。前から黄×2+茶1が平筑、後のピンク1+緑色1が錦川向けだと思われます。特に後部2両の色は写真では分からなくなってしまっていますが、明るい時間帯であればカラフルで写真写りの面白いであろう編成でした。なお、牽引機はEF510-5でした。

リチウムイオン電池で走るLRV

2008年02月08日 21時45分02秒 | 私鉄(北陸)
福井大の研究グループによって、モ800型を使用した実験が行われたそうです。

読売新聞『新蓄電装置で電車走った』

従来の電池と比べて省エネ化や軽量化、コスト削減ができる電池での実験成功だったそうです。これまで、リチウムイオン電池を使って電車を走らせるという実験がたびたび福鉄の車両を使って行われてきましたが、記事の写真からみて、今回はモ803号が実験に使用されたことがわかります。回生ブレーキの装備車として選ばれたのだと思われます。

800型といえば、802号はどうなったのでしょう?12月末に西武生を訪れた際には、相変わらずパンタの曲がった状態で放置されていましたが。

万葉線次長が「ひたちなか海浜鉄道」の社長に

2008年02月07日 14時33分16秒 | 私鉄(北陸)
茨城交通湊線を引き継ぐ第三セクターが、全国から社長を公募しているということは既に話題になっていましたが、この度その社長が万葉線の次長に決まったそうです。

北日本新聞『茨城ー3セク鉄道の公募社長に吉田さん(万葉線総務課)』

名乗りを上げた58人のうちから、三セク化後、乗降客数が回復を続けている万葉線の実務担当としての手腕が評価され、今回の決定に至ったそうです。また第三セクターの名前もこれにあわせて決まったようで、「ひたちなか海浜鉄道」という表記が記事中には見られます。

北陸・東海を中心に扱う当ブログですが、あえてこの話題を取り上げてみました。


庄川鉄橋を行くMRV1000型。最近もう1本が搬入された

EF81 114+「あすか」

2008年02月03日 12時53分35秒 | JR(北陸)
本日、「あすか」を使用した新津方面への団体列車が金沢から運転され、牽引機にトワイライト色のEF81 114が入りました。


森本ー津幡にて

最近ではトワイライト色のEF81が団体列車を牽引することも珍しくはないのかもしれませんが、見たままご報告までに。



9515列車の通過する少し前に、国鉄色475系を使用した富山行き普通列車が通過していきました。先週から国鉄色6連は解消されたようです。

加賀笠間にて

2008年02月02日 17時48分33秒 | JR(北陸)
雷鳥でも撮ろうと思って加賀笠間にいたら、次位に無動のEF81をぶらさげた貨物列車がやってきました。


加賀笠間ー美川にて

時間からして恐らく3092列車、牽引機は検査上がりの綺麗さの残るEF81-19。その後に更新色のEF81がぶら下がっていました。写真を撮った時に番号を確認するのを忘れてしまい、後からネットで調べてみるに22号機だったようです。

廃車回送かな、と思いましたが、それにしては塗装が綺麗でした(ボロボロになってから廃車回送されるのが多いです)。どこへ回送されたのか知りませんが、検査のための回送かもしれません。綺麗になって戻ってくることを願いたいです。

ところで、加賀笠間ー美川間へは初めて撮影に来たのですが、ガイドなどで見たよりもタイガーロープの張られている部分が増えているような気がしました。野々市ー松任も最近タイガーロープの張られた部分が増え、綺麗な編成写真を撮ることが難しくなってきました。