線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

北陸2009年12月(4) 福鉄イルミネーション電車

2009年12月31日 18時13分07秒 | 私鉄(北陸)
クリスマスに合わせて福武線に登場したイルミネーション電車。武生新16:43発の動き始めの電車を、西武生で撮影しました。


西武生にて 撮影:2009/12/28

福井鉄道:「イルミネーション電車」の運行について

案内では「モハ203系」となっていますが、実際に飾り付けがなされたのは201編成でした。外観は電飾付きのヘッドマークが掲示されている程度で、飾り付けのメインは車内。今回は乗車することはできず外から眺めるのみでしたが、キラキラとクリスマスっぽいイルミネーションが輝いているのはよく見えました。


じんわりと光るイルミネーション

このイルミネーション電車、当初は12月28日までの運行予定でしたが、2009年1月12日まで運行期間が延長されることが発表されています。

福井鉄道:イルミネーション電車の運行延長について(PDFファイル)

それまでクリスマスに合わせた飾り付けだったのが、お正月バージョンへ衣替えするそうです。福井へ行かれる機会のある方は、乗車してみてはいかがでしょうか。

ずるずると日帰りでの福井ネタを数件続けてきましたが、これでお終い、本年の更新もこれでお終いです。

よいお年を!

北陸2009年12月(3) 福鉄モ770形車体広告車(ローソン)

2009年12月31日 17時26分37秒 | 私鉄(北陸)
福井鉄道770形776-777がローソンの車体広告車となっていました。


福井駅前にて

先に登場した同志社女子大学の車体広告車と違い、前頭部の飾り帯の大半が残る形でラッピングされています。青色が若干薄いですが、かつての「ブルーライナー・ミニ」を彷彿とさせる風貌です。

北陸2009年12月(2) 旧・福井口車庫

2009年12月30日 23時18分55秒 | 私鉄(北陸)
今年・2009年2月、えちぜん鉄道の旧・福井口車庫での写真です。


撮影会ではない、日常の光景

当時、車庫の入口には「無断立ち入り禁止 写真撮影をされる方は受付までお越しください」という看板がありました。
本社で受付名簿に記入をすれば、社員の方のご案内のもと見学させていただくことができたのです。


DB1502

  
左:反対側からの写真  右:キャブの標記類

まずはじめに案内していただいたのは構内入換用の機関車・DB1502と控え車。
このDB1502はもともと寺井のデンカセメントで使用されていたものだそうです。
レタリングは消されていますが、キャブに社紋がそのまま残っていました。

  

DB1502の後ろにつながっていたのは何だか大変古そうな貨車。控え車として使っているそうです。
元々いつ頃造られ、貨車として使われていたものかまでは分からないとのことでした。
台車がなんだか貨車っぽくないように思うのですが、気のせいでしょうか。

  
左:テキ6  右:デキ521・デキ522

テキ6やデキ521・522も見ることができました。
テキ6に至っては台車群の奥に押し込められている状況。この時点で既に入換の仕事もなかったのでしょう。
現在は勝山駅に留置されているそうです。

訪問したのは2月23日。新車庫への移転が行われたのはそれからひと月後でした。

北陸2009年12月(1) えちぜん鉄道新・福井口車庫

2009年12月29日 18時57分29秒 | 私鉄(北陸)
福井口駅付近にあるえちぜん鉄道の車庫。従来は勝山永平寺線沿いにありましたが、今年3月、三国芦原線とJR北陸本線に挟まれたスペースへと移転しました。12月27日に見てきました。


西側より撮影。留置線に2100形などが停まっている(クリックで拡大画像へリンクします)


東側より撮影。左に車庫を望みながら、三国港行きがJRを跨ぐ築堤へ上っていく(クリックで拡大画像へリンクします)

新車両基地は平成17年度から建設が進められ、今年3月に完成、その月の29日から使用が開始されました。旧・福井口車庫が福井駅付近連続立体交差事業の支障になるとの理由による移転でした。

えちぜん鉄道2008年度安全報告書(PDFファイル、8ページ目)
http://www.echizen-tetudo.co.jp/anzen08.pdf

福井県・福井駅周辺整備事務所:えちぜん鉄道
http://www.pref.fukui.jp/doc/ekisyuu/kiti.html


本社も新しい建物へ移転していた

勝山永平寺線は、新幹線の福井開業時は新幹線の高架、敦賀開業時は在来線の高架に乗り入れる計画が立てられているそうです。いずれ旧車庫の設備は撤去され、すでに姿を現している北陸新幹線用高架を暫定的に使用しての福井駅乗り入れに向けた工事が始まるものと思われます。三国芦原線の福井駅乗り入れをどうするのかが解決してからになるのか、ならないのか分かりませんが。

さて旧車庫ですが、主を失ってがらんどうでした。


旧車庫


旧車庫のそばを走る勝山行き

昨年2月に車庫を見学させていただいたことがあったのですが、老朽化、かつ手狭な感じのするところでした。その時に撮った写真は、また次の記事で書いてみたいと思います。

大阪駅10番線「日本海」

2009年12月27日 22時02分39秒 | JR(その他)
12月20日から新11番線の供用が開始され、10番線に発着する列車の編成写真が撮れるようになった大阪駅。夕方に大阪を発つ寝台特急「日本海」を撮ってみました。


EF81-48+24系「日本海」 (f8 1/13秒 感度800)

かつての10・11番線とはホーム自体が違うために雰囲気が異なりますが、関西の駅撮りの“お立ち台”復活と言えましょうか。


入線シーン。感度1250相当、f5.6 1/60秒。

新11番線は他ホームと大きく雰囲気が異なり、照明が明るくなっています。そのため、10番線に入る列車の露出は他の駅に比べると余裕がありました。機材によっては入線シーンを写し止められるかもしれません。

尼崎のナローゲージ

2009年12月26日 21時55分57秒 | 貨物列車
尼崎の住友金属工業の鋼管工場にナローゲージの専用線が有ると知って、見に行ってきました。


西側工場から東側工場へ入っていく。機関車と貨車とは長い棒連結器で連結されている


鋼管?を積んだ「P型」貨車

阪神尼崎駅から南へ20分ほど歩いたところに専用線はありました。軌間762mm、他の鉄道路線とは全く接していない完全な工場内専用線ですが、東西に分かれている工場の間で公道を横切るため、敷地外でもその姿を捉える事ができます。


「E型」貨車が東側工場へ牽かれていく

列車の運行は濱本ジェネラルコーポレーションという会社が請け負っているそうです。公式ウェブサイトを調べてみると、機関車の壁紙ダウンロードコーナーが設けられていました。ファンへのご理解のある会社なのでしょうか。

http://www.hamamotogeneral.co.jp/modules/kabegami/


東側から西側へ向かう

今回は現地に1時間半ほどいましたが、その間に5本の列車があり、機関車は1、2、4、17号機、貨車は「P型」と「E型」と標記されているものが見られました。写真はそのうち15時前後の3本です。列車の通過を告げるサイレンが鳴った後、係員の先導のもと、トラックの待つ道を横切って行きました。

12/20 8865列車

2009年12月20日 20時12分34秒 | 貨物列車
本日の8865列車、前日の951列車からのチキが付かないことは分かっていましたが、空コキぐらいは付くだろうと思っていました。ところが。


木曽川ー岐阜にて

青空のもと、やってきたのはEF65-1136ただ1両きり。急いで構図を変えましたが、どう撮っても空しいばかりです。


名鉄岐阜にて

夕方でも、日陰の線路には雪が残っていました。明日には消えるでしょうか。