線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

LEDチェック:名鉄1700-2300系岐阜方先頭車

2008年12月31日 21時13分34秒 | LEDチェック
ダイヤ改正の前日からは、1600系と2300系を組み合わせて一部特別車編成とした1700-2300系も運用が開始されました。1700系(特別車2両)については1600系時代と変わらず幕による種別・行先表示が行われていますが、新たに製造された2300系(一般車4両)についてはLEDによる表示が行われるようになりました。


国府宮に進入する1704F

今回は、先頭車・ク2300形の前面種別・行先表示機が写りきるシャッター速度をみてみました。


1/400秒

3150系では写りきる速度ですが、御覧の通り駄目でした。


1/320秒


1/250秒 (拡大できます)

字が細かく、もとより見にくい上に、写りにくいLEDとなったようです。

LEDチェック:名鉄3150系4次車

2008年12月31日 21時05分36秒 | LEDチェック
12月26日から、名鉄3150系4次車が運用を開始しました。2次車と同様、LED式の種別・行先表示機が採用されています。前面のものについて、写りきるシャッター速度をみてみました。


1/1000秒


1/640秒


1/500秒


1/400秒 (拡大できます)

3次車や5000系と同じく、1/400秒で写りきりました。なお、今回のチェックは4次車のうち3165号車で行いました。

名鉄モノレール線運行終了

2008年12月27日 23時09分02秒 | 名鉄
名鉄モノレール線は、ダイヤ改正初日となった今日が最終日でした。乗客数が増えたために14時台からは2本連結の6連で運行され、賑やかな最後を迎えました。


犬山遊園ー成田山にて


14時台からは6連に。 成田山にて


こう見ると長い… 成田山ー犬山遊園にて (拡大できます)


連結面 (拡大できます)

また一つ、名鉄の顔が消えました。

各務原線に7700系2+2が入線

2008年12月27日 19時15分53秒 | 名鉄
今日・12/27(土)から名鉄で新ダイヤが始まりました。各務原線は犬山線からの直通列車が激減するなど大きな変化がありましたが、その初日、旧ダイヤでは入線機会のなかった7700系が運用につく姿が見られました。


新鵜沼へ入線する ←ト 7701F+7707F キ→ (拡大できます)


今日で廃止のモノレールとの組み合わせも。 犬山遊園にて (拡大できます)

7700系以外にも、これまで各務原線ではあまり見られなかった車両が今ダイヤから営業列車として入線するようになっていました。


5300系2+2


1800系の急行・犬山行き 犬山遊園ー犬山にて (拡大できます)

モノレール線へ行く前、しばらく各務原線を観察していたのですが、新ダイヤになってからは同じ車両がひたすら往復する“機織り”になったようです。また来るのを待つ、ということがやりやすくなります。

これらの運用・車両が確定なのか分かりませんが、これまでよりも車両面では面白くなりそうです。

名鉄7000系、定期運用終了

2008年12月27日 18時13分52秒 | 名鉄
12/26(金)、名鉄7000系が定期運用を終えました。この日まで残ったのは7011F、7041F、7043Fの3本で、そのうち、最終運用を務めたのは7041Fでした。


7011Fの定期運用最終列車 犬山にて (拡大できます)


布袋にて


上小田井にて (拡大できます)


7041Fの記念系統板 鳴海にて (拡大できます)


鳴海にて退避中… (拡大できます)

7043Fの定期運用最終列車は早く、午前中の太田川発常滑行き6960Gでした。7011Fの定期運用最終列車は夜になってからで、犬山発東岡崎行き2090列車。7041F、そして7000系自体の定期運用最終列車は東岡崎発岩倉行き2197列車でした。最終列車には、7041Fと7043Fは黄色、7011Fは緑地で、イラストと「ありがとうパノラマカー」とデザインされた記念系統板が掲げられたそうです。


岩倉到着後の様子

私は7011Fと7041Fの、どちらも全区間ではないものの乗車することができましたが、7011Fは簡単に座ることができた一方、7041Fの車内は立つのも苦しい、凄まじい状況でした。今後運行されるときにはどのような状況なのか分かりませんが、もしかしたら、今回が最後の乗車になるかもしれないな、と自分では思っている次第です。

岡崎南公園の名鉄モ401号

2008年12月19日 21時25分48秒 | 名鉄
JR岡崎駅から少し離れたところにある岡崎南公園には、かつて揖斐・谷汲線で活躍したモ400形が保存されています。先週11日、松浦甲種の前に見に行ってきました。


岡崎南公園交通広場にて (拡大できます)

このモ400形は、1926年(大正15年)二軸単車モ110・120形2両を改造して揖斐・谷汲線に登場しました。2両組成となっていますが、これで1両という扱いをされていたようです。なかなかしっかりした造りに見えるのですが、改造費がその分かかったとかで、これに続く改造連接車は結局登場しませんでした。


反対側から。残念ながら中には入れなかった

モ400形は種車よりも長生きし、1973年まで使用されました。珍しい車両ということもあってか、さよなら運転も行われたそうです。鉄道雑誌などに、その際の写真が何度か掲載されています。


実際にこの系統板を掲げて走ることはなかった


解説板 (拡大できます)

1973年の引退後は、写真の通り、岡崎南公園に静態保存され現在に至っています。改造の種車であるモ110・120形の時代を含めて、岡崎どころか愛知県にすらあまり縁のない車両であり、どのような経緯でここに落ち着いたのか分かりません。ただ、保存状況はかなり良いように見えました。


連接台車付近には猫が。


モ400の道路を挟んで向かいにはD51が。


HSSTの試験車両

岡崎南公園交通広場には、モ400形のほか、D51 688号機、つくば博で実際にお客さんを乗せて走ったというHSSTの試作車両も保存されていました。このあたりで時間があれば、一度訪れてみてはいかがでしょうか。