線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

LEDチェック:万葉線MLRV1000

2007年01月31日 20時52分06秒 | LEDチェック
再び冬空模様になってしまいましたが、昨日はすばらしい天気の一日でした。
何も予定が無い日だったので、万葉線とポートラムへ出かけてきました。

MLRV1000型のLED表示は、シャッター速度何分の一できっちりと写るか、チェックしました。


高岡駅前で出発を待つMLRV1001(写真は-B)。
新型路面電車はLED表示ばかりです。


まずは1000分の1秒。あまり路面電車撮影には使いそうに無いシャッター速度です…
文字が切れています。


続いて500分の1秒。
背面の液晶表示で見ていると筋が入っているのですが、実際に写してみるとこんな感じ。
文字がしっかり写っています。


3分の1ステップ早くして、640分の1秒。
「越」の“走”の真ん中あたりがきれています。これぐらいが限界でしょう。

今回はここまで。
記念1日乗車券や沿線の写真は、また後日。

名鉄・知立駅

2007年01月28日 15時01分26秒 | 名鉄
名鉄の駅の中で大きな駅の部類に入るのが、名古屋本線と三河線の接続駅である知立駅です。
高架化が計画されていて、今年から仮線工事が始まります。


岐阜行き特急が5番線に到着。

3面5線の地上駅。
番線は一番右の側線から1番、2番、と付き、7700系の停まっているホームが2番になります。
この短いホーム2,3番線と、4番線が三河線列車の発着に使われます。
三河線は知立駅を境に運転系統が分かれていて、知立から猿投方面が“山線”、碧南方面が
“海線”と呼ばれています。

残り2本が、名古屋本線のホームとなります。

知立駅は老朽化や踏切渋滞問題などがあるため、高架化が計画されています。
計画では、1階に駅舎、2階に名古屋本線2面4線、3階に三河線2面4線のホームを設置。
名鉄では最大規模の駅になります。
三河線から名古屋本線への直通も容易になるはずで、列車の運転系統にも大きな変化が予想されます。

高架化工事は、2007年度に仮線工事が始まり、7年後に完成予定。
先のことのように思いますが、あっという間なのでしょう。

樽見鉄道新広告車

2007年01月27日 12時35分33秒 | 私鉄(東海)
新聞記事を見ていると、細かいながらも鉄道の変化は続いていることに、いつも気付きます。

『樽見鉄道車体で本巣市観光PR』 中日新聞1月25日付

本巣市の新たな観光広告車両が、2月から運転を開始するそうです。
上半分が青、下半分がオレンジ色のツートンカラー。
そこに、真桑文楽やゲンジボタルなどの、本巣市の観光広告が入るようです。
旧根尾村の車体広告車を、市全体のPRに内容を拡充、との一文があります。
そうすると車両は、ハイモ230-313だと思われます。

記事中に、車体の一部分ですが広告車両の写真があります。
樽見鉄道のラッピング車といえば、全面ピンクの「モレラ岐阜」前面広告車がすでにあります。
それに比べると地味ですね。眼にはやさしくていいですけど。

広告車同士で連結して走るシーンが、桜シーズンには見られるのでしょうか。
と言うより、この春はどうするのでしょうか。
去年春に復活させたものの、もうハイモ180は使えないはず。

樽見鉄道の車両の詳細はこちら。
樽見鉄道HP

DVD“名鉄7000系「パノラマカー」”

2007年01月24日 19時15分22秒 | 名鉄
趣味以外で名古屋へ行く機会がありまして、日車夢工房へ寄ってきました。
で、手に入れたのが、こちら。


手ブレご容赦。6,800円也。

DVDソフト、“名鉄7000系「パノラマカー」”。
残念ながら、伊藤久巳さんの撮影された写真の小冊子が付いた初回生産版は売り切れてしまった、とのことでした。


開くとこんな感じ。
写っている赤いディスクは、Disc1。Disc2は、白でした。

おまけとして、しおりもついていました。

サイドビューの描かれたしおりです。

片面は7001、その裏面は先頭車としては最終グループの7045。
形態の違いがよく分かります。

浅学なことに、このDVDで始めて、「白帯車」を「はくたいしゃ」と呼ぶことを知りました。
ずっと、「しろおびしゃ」と読んできたもので…
お恥ずかしい限り。

このDVDに加えて、名鉄歴代特急車両のイラストが入った下敷きも1枚購入しました。
部屋がドンドン鉄道化していく…

ポートラムの「ポートラブ」

2007年01月22日 10時12分58秒 | 私鉄(北陸)
一昨日付けの新聞に、ポートラム(富山ライトレール)でバレンタイン企画が始まるという記事がありました。クリスマスの時よりも、派手なラッピングがされそうです。

『バレンタインに恋人と乗って 富山ライトレール』北陸中日新聞1月20日

バレンタイン企画が行われるのは、1月20日から2月14日まで。
ポートラムで岩瀬浜までデートに行こう!という企画のようです。
岩瀬カナル会館では、限定ケーキセットが用意され、ポートラムのICカードによる割引もあり、さらにチョコレートプレゼントなどがあるそうです。

これに併せて、オレンジと黄色の2編成にはラッピングが施されます。
デザインは沿線の高校生が考えたもの。
記事中に写真もありますが、結構派手なラッピングになりそうです。
また、車内ではムードを高めるBGMも流されるとか。

沿線の高校や事業者とともに企画された「PORT LOVE」。
こうやって、電車を盛り上げていこう、というのは良いですね。

どうなる?名鉄5700系

2007年01月21日 11時24分48秒 | 名鉄
2ドア、転換クロスシート装備、そして前面展望も楽しめるようになっている、名鉄5700系。
4連と6連とがあり、6連は7000系6連編成と共通運用に入っています。
その7000系は、再来年までに退役予定です。


快速急行・豊橋行き 5701F 本笠寺にて

5700系の6連編成は、現在2本。
7000系6連編成が退役すると、特急車以外で6連固定編成を組むのは5700系だけ。
2本だけ6連固定編成というのは使いづらいでしょうから、編成の組直しも予想されます。

平成19年度の車両新造は、特急車30両、通勤車26両。
7000系に何らかの動きが予想されますが、それとともに
6連の5700系の動向も、気になります。


名鉄岐阜駅旧7番線

2007年01月20日 10時53分19秒 | 名鉄
2年前まで、美濃町線への直通列車が発着していた、名鉄岐阜(←新岐阜)駅7番線。
今はホームが撤去され、残った線路は留置線として機能しています。


美濃町線用ホームから上がるための階段の遺構。

各務原線用のホームより低いため、美濃町線用ホームに降りると本線系の車両の足回りがよく見えたのを思いだします。
ビルと大型車両に囲まれたホームから小柄な路面電車が飛び出て行く様は、岐阜ならではでした。
この階段、今でも乗務員用には使われているのでしょうか。


改札口があった辺りから、線路を望む。

綺麗にタイルも張りなおされ、かつてそこに改札機や窓口があったことは、見ただけでは分かりません。


留置中の3500系。

停止目標の位置からして、この留置線には6両編成も入れそうです。
ただ、今のところは3500系列の4両編成が昼寝をしているだけのようです。
7000系が入ったら、6番に入る列車との並びをいろいろ楽しめるのですが。

各務原線にも名鉄岐阜周辺の高架化計画があるようですが、もし仮に実現したとしても何十年も先のこと。
それまではこの留置線も機能するのでしょうし、見るたびに昔を思い出すことも続くのでしょうね。

「わくわく団らん」松任へ

2007年01月16日 23時28分29秒 | JR(北陸)
昨年12月で運用を終えた、金サワ所属のお座敷列車「わくわく団らん」。
ついに、松任へと回送されました。


同じく運用を外れたクハ419-3と並ぶ「わくわく団らん」


編成全景


番外編:クハ419-3。貴重なスリットタイフォン車だったのですが・・・

1993年に、従来のお座敷列車をリニューアルする形で登場してから13年あまり。
貴重な12系客車が、また消えます。

600V線復活基金「路面電車エンジェル基金」返金へ

2007年01月13日 13時07分30秒 | 名鉄
2005年3月に廃止された名鉄600V線の復活に向けての動きはいくつかありました。
そのひとつが、「路面電車エンジェル基金」でした。
基盤取得を目指し、市民から出資を募るもので、現在でも岐阜のまちなかにはポスターが見られます。
レールの撤去が進み、資産の譲渡を受けての再開が不可能になるなか、この基金も解消されるそうです。

『名鉄3線復活への基金返金へ 継続困難と判断』岐阜新聞 2007年1月13日

基金は2005年8月に設置され、これまでに一口1万円で1203口が寄せられていたそうです。
が、これだけでは資産の取得は無理。
もちろん計画では行政の援助を期待していたものの、乗り気でないのは変わらず。
さらに運行を目指していた会社が軌道事業の特許申請を取り下げたことなどから、「基金の継続は困難」と判断されたそうです。

何となく予想されていたことですが、名鉄600V線を身近に育ってきたファンとしては残念です。