線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

えちぜん「サイクルトレイン」

2006年07月29日 18時17分37秒 | 私鉄(北陸)
ちまちまと、小ネタを。

えちぜん鉄道が、「サイクルトレイン」の試行実験を明日から10月終わりまでの日曜祝日に実施するそうです。

えち鉄の2線で自転車乗降OK 北陸中日新聞

勝山永平寺線と三国芦原線の1日10往復20本について、2両編成の後ろの車両を実験専用車両にする、とのこと。

両線とも、昼間は6000形による単行ばかりのイメージがあります。

えち鉄で2両編成といえば、名鉄からの譲渡台車を履いたつりかけ車が思い浮かびます。

普段は朝夕にしか走らない車両ですが、サイクルトレインのために運用変更で昼間に入る、なんてことにはならないでしょうか。

願望入ってますね(笑)

名鉄600V線、今秋にもレール撤去へ

2006年07月28日 13時33分07秒 | 名鉄
名鉄600V線の全線廃止から、1年以上たちました。

復活に向けた動きがあるということで期待もこめてなのか、架線が撤去されたのちもレールは道路に残されています。

しかし、道路管理者の県と名鉄が撤去の合意に向け、最終的な協議に入ったそうです。

廃線名鉄3線、今秋にもレール撤去 岐阜新聞7月28日

現在でも地元企業が再生を目指す動きがありますが、県は「レールを放置しておくのは安全性に問題がある」として撤去を決めたそうです。

安全性に問題がある、というのは、レール上で起きるスリップ事故などのこととのこと。

岐阜市が管理する道路のレールの撤去も、当然ながら撤去の方法や費用負担などの協議を続けているそうです。

「ああ、その日が来たか」というのが、私の感想です。

岐阜県にせよ岐阜市にせよ、はっきりいって路線の復活には消極的ですし、レールの撤去は改めてその考えを行動で示したものなのでしょう。

残念な気もするのですが、復活の可能性は薄そうですし…

TOICA

2006年07月26日 21時57分59秒 | JR(東海)
JR東海のICカード式乗車券、TOICAが、今年11月25日からサービス開始されるそうです。

TOICAのサービス開始日とモニター募集について

関西に行くとイコカ、関東へ行くとスイカ、琴電に行くとイルカ、そして北陸鉄道バスのアイカなど、ICカード式乗車券ばやりですが、ようやく東海地区にも登場。

サービス開始に先立って、モニターテストが行われるそうです。

いずれ、駅構内のキヨスクでお買い物、などもできるようになるのでしょうか。

ついに登場、313系増備車

2006年07月24日 23時50分48秒 | JR(東海)
JR東海から今年度の313系の大量投入計画を発表されていましたが、一部の車両が完成、その概要のお知らせがありました。

JR東海 在来線新製車両の概要について 平成18年7月24日

車両の特徴としては、

・「名古屋地区では」全座席転換クロスシートのレイアウトを採用

・乗り心地向上のためにセミアクティブダンパや車両間の動揺を吸収する車体間ダンパを設置

・車椅子対応トイレを設置

とのこと。

ずいぶん今回の大量新製をアピールしたいのでしょう。

8月10日(木)には車両展示会が名古屋、豊橋、岐阜駅において開催されるそうです。

オール転換クロスシートとなると、近郊型電車では311系以来ですね。

在来線軽視とささやかれたりもする、JR東海の面目躍如といったところでしょうか。

しかし気になるのは「名古屋地区では向かい合わせ座席が無いよう転換が可能な転換クロスシートのレイアウトを採用しています」という一文。

静岡地区向けは、どうなるのでしょうか?

在来線愛好者としては、211系みたいなトイレ無しのオールロングは嫌ですよ。

いよいよ敦賀直流化最終段階へ

2006年07月21日 11時02分24秒 | JR(北陸)
今年10月末を予定している敦賀直流化開業。

いよいよ最終段階のようです。

9月23日深夜から24日早朝にかけて電気設備の切り替え工事が実施されるそうで、それに伴う列車の運休・時刻変更に関するニュースリリースも出ています。

北陸線・湖西線輸送改善(直流化)工事に伴う列車の運休および時刻変更

一連の列車運休等で、見もの(?)なのは臨時急行「きたぐに91号」。

金沢には0:20着。それから3時間以上も金沢で長時間停車です。

ところで、直流による送電を開始、とありますが、それはつまり、9月24日朝から、実質的には敦賀直流化がスタートするということなのでしょうか?

10月末からの新ダイヤが発表されるのは、8月中頃とのこと。

楽しみです。

待望のリバイバル

2006年07月20日 23時31分25秒 | JR(北陸)
昨日、JR西日本から「リバイバルくずりゅう」号運転の公式発表がありました。

JRニュース:「リバイバルくずりゅう」号運転(金沢エリア)

運転されるのは「リバイバル白山」のひと月あとの9月23日(土)。

編成は6両編成で全車指定席。オール急行色でしょう。

運転区間は、金沢~米原。

問題は、走行時間です。

行きが金沢8:30発、小松、福井、武生、敦賀に途中停車し米原11:10着。

帰りは、米原12:06発、停車駅は行きと同じで、金沢14:16着。

沿線での順光状態での撮影は、厳しい?

…米原口や余呉カーブとかなら何とかなるかな?

数少ない撮影地に、日本全国から様々な人々がやってくる…

福光行き、山越えバス

2006年07月19日 18時36分09秒 | 雑記
大型時刻表の地図を見ると、森本駅から福光駅までバス路線があるのが分かります。

おととい17日、そのバス路線、JR西日本名金線に乗ってきました。

簡単ですが、乗車記を。



今回、森本駅からバスに乗り込んだのですが、バス停にはこんな標識しかありませんでした。

分かりづらい・・・

大雨のせいで鉄道の方はダイヤが乱れているようでしたが、こちらバスの方は定時にやってきました。

自分たち(同行者がいました)以外、誰も乗せずに、バスは8:50出発。

駅前ロータリーを出ると、山の方へ向かう道へと入りました。

しばらくは森本のまちなみが続きましたが、国道304号線へ入り北陸自動車道をくぐるあたりから次第に人家が少なくなり、代わりに田や山林が車窓を占めるようになりました。

バス停は途中いくつもあるのですが、停まりません。

乗ってくる客、降りる客がいないのです。

山の中を走っていくルートなのでもっと険しい道を私は想像していたのですが、実際には急カーブは少なく、道も決して狭くはありませんでした。

そのため、まるで高速バスのようにスイスイとバスは走り続けました。

東原と高窪の間で、富山県南砺市に入りました。

山の中を走るのは、相変わらずです。

しばらくすると、温泉と名の付くバス停が二つ続きました。

どこに温泉なんてあるのだろうと思っていると、ホテルらしき建物が前方に見えてきました。

そしてその向こうには、砺波平野が広がっていました。

華山バス停を過ぎると、平野を走るようになりました。

ここまで、バス車内には6人ほどしかいません。

このあたりから福光駅までの間に市街地を通るだろうから、もう少し客も増えるだろうと思っていました。

しかし、ちっとも客は乗ってこず、6人ほどの客数のまま、終着福光駅に午前9時半ごろ着きました。



その後、福光から城端線に乗って高岡まで抜けたのですが、接続の悪いこと・・・

森本駅でのJR線との接続も良くなく、あまり抜け道ルートとしては使えないかもしれません。

夏の北陸おでかけパス

2006年07月17日 21時26分52秒 | JR(北陸)


北陸地区の普通列車対象のフリーパス、「北陸おでかけパス」。

夏休み特別価格として7月15日から8月27日まで、おとな1500円、こども750円と通常より安くなっています。

JR西日本‐北陸おでかけパス‐

敦賀直流化前、485系「雷鳥」最後の夏、アストル最後の夏(?)、「リバイバル白山」などネタが多い今年の夏の北陸。

懐にとって、とてもありがたいことです。

夏休み特別価格は始まっていますが、大学生である私にとってはまだ夏休みはレポート・テストの峠を越えた先にあるもので、夏休み気分には程遠い気分です。

が、今日、それを使って富山エリアへと出かけてきました。

それはまた、いずれ書くことにします。

福鉄ビール電車「乾杯!」

2006年07月16日 10時24分33秒 | 私鉄(北陸)
福井鉄道ビール電車の続報です。

お客さんも集まり、金曜日に今年の運転が始まったそうです。

北陸中日新聞:ビアホール電車で「乾杯!」福井鉄道・福武線で運行始まる

最近暑い日が北陸地方でも続いています。

そんな時こそビールをグイッと。

路面区間で急停止があったりするかもしれませんが、それもまた一興なのでしょう。

写真から見ると、使用車両は610型のようですね。

消去法からすれば、それしかありませんか。