線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

銚子電鉄現況

2006年11月30日 18時40分28秒 | 鉄道
11月18日に書きました銚子電鉄ですが、商品の製造・発送に支障をきたしている状態のため、
オンラインショップをしばらくの間お休みされるそうです。

銚子電鉄オンラインショップ

踏み切りや道床などの問題に対する業務改善命令、総点検によって発見されたレール破断…
銚子電鉄はますます大変な状況ですが、とにかく安全運行を願うばかりです。

注文された方(私もですが)、注文されたい方、気長に待ちましょう。

レイルマウンテンバイク in奥飛騨温泉口

2006年11月29日 21時28分01秒 | 私鉄(北陸)
終点・奥飛騨温泉口に着くと、列車のそばには「レイルマウンテンバイク」。
列車がいる時は、体験乗車を中止していました。

   

   

滑車とかみ合っているのは、自転車の後輪の方です。
直接レールに接している前輪と併せて、加速をつけるのでしょうか。
DMVを、ちょっと連想します。

   

この車両、自転車は通常のものなので方向転換はそれ全体の向きを変えるほかありません。
ターンテーブルなんてものは無いため、力技で方向転換が行われていました。
自転車2台+台車の重さは、結構なものでしょう。

   

写真のように、発進の際には後押しが行われていました。
走り出すまでが大変なようです。

帰りの列車が来るまで、この「レールマウンテンバイク」は行ったり来たりしていました。
ちゃんと「ゴォー」という車輪の音も、レールのジョイント音も聞こえてくるので、何度も列車が来たかと勘違いしそうになりました。

神岡鉄道ラストサンデー

2006年11月26日 22時30分01秒 | 私鉄(北陸)
11月26日は、最後の日曜日。
「ラストサンデー」と題して、奥飛騨温泉口駅前広場でイベントが行われました。
人は多かったですが、和やかな雰囲気でした。



線路の猪谷方向、向かって右側にありました出店ゾーンです。
団子、コロッケ、焼きそば、たこ焼き、うどん、それに飛騨の駄菓子。
いいにおいが充満していました。



こちらは、駅舎前の広場。まだ残っている紅葉が綺麗です。
展示車両の前を、なにやら走っていますね・・・



ミニ列車です。
気動車で客車を挟むって…ミャンマーみたい。
子どもたちには好評でした。
なお、動力車は先頭車(右側の1両)のみです。



テントへ戻ります。鉄道グッズのブースは、かなり広かったです。
神岡鉄道だけで、どれだけグッズを作ったのやら…目覚まし時計までありましたよ。



缶バッジ、携帯ストラップもありました。
レプリカの運転しよう時刻表やサボなど、神岡鉄道以外のグッズも、かなりありました。
どこから集めてきたのでしょう。専門の問屋でもあるのでしょうか。



最後に、写真展示。
神岡鉄道では今年一年、フォトコンテストを行っていました。
駅舎の中だけでなく、外にまで写真が展示されていました。
どれも情景、技術ともすばらしい写真ばかり。
私もこんな写真を撮ってみたいな、と思うことしきりでした。

9年後へ向けて:西金沢の北陸新幹線用地

2006年11月25日 23時22分00秒 | JR(北陸)
こちら、西金沢駅野々市方の空き地です。


看板はこちら。


北陸新幹線が金沢まで開業するのは、予定では9年後です。
福井方向への延伸は何も決まっていない状況ですが、金沢延伸までに白山車両基地(仮称)を
松任のあたりに作る予定があるため、すでにこの辺りでも事業用地の獲得が進められているようです。

着々と、時代は進んでいくのでしょうか。

あと一週間で消える浅野川線の急行

2006年11月23日 17時43分39秒 | 私鉄(北陸)
北陸鉄道鉄道線は、駅も車内もこの黄色いポスターが目立ちます。



浅野川線では、距離が短いながらも急行列車が運転されています。
昼間時はおおよそ1時間20分に一本の割合。
急行列車同士が、三ツ屋で行き違う光景も見られます。
          
赤い幕が、急行の証。
現在浅野川線の昼間時(短いですが)パターンダイヤは、普通・急行併せて24分ヘッドで運行されています。
急行運転は、浅野川線の24分ヘッドを確保するために行われているものと見ることができるでしょう。

浅野川線のダイヤ改正後は、普通のみ30分ヘッドとなります。
もっとも、朝夕は今でも普通列車ばかり。
運行本数は多少減りますが、それほど大騒ぎするものでもありません。

過去にも普通列車だけになっていた時期が浅野川線にはあるらしいのですが、今回はどうなのでしょうか。
いずれはまた、急行が復活するのかも知れません。

いよいよToicaスタートへ&レール運搬車新造

2006年11月21日 23時26分28秒 | JR(東海)
まずはTOICAサービス開始から。

JR東海 11月20日
TOICAサービス開始記念カードの発行、キャラクターデザインの決定について


開始記念カードの発売が行われるそうです。
TOICAは、東海道線関ヶ原ー二川、関西線名古屋ー四日市、中央線名古屋ー中津川、武豊線で使用開始です。
どうせだったら静岡地区も一緒に開始すればいいのにと思いますが、何事にも静岡地区は…

それはともかく、TOICAのキャラクターも決まりました。

ヒヨコです。

一応、ヒヨコの理由は分からないでもないです。
西日本のカモノハシが、私は未だに疑問です。

ちなみに北陸鉄道のICカードのキャラクターは、サンリオチックなアイカちゃんです。

さてお次、ファンにはこちらの方も気になります。
レール運搬用車両の製作について

気動車型レール運搬車を実用化・新造し、機関車・チキもろとも淘汰するそうです。
PDFファイルでイメージ画もあります。
なんともいえない顔です。

レール運搬車は2タイプ製造されます。
一つ目は、定尺レール(25m)運搬車で、動力車2両編成。
もう一つは、ロングレール運搬車で、動力車8両付随車5両の13両一編成。
フル編成で走ったら圧巻でしょうね。
形式はどうなるのでしょう?キチ?キサチ?

動力車、付随車合わせて21両。しめて約22億円。完成は再来年。
資金力ありますねぇ、JR-C。521系が何本つくれるやら。

神岡鉄道小ネタ:「レール・マウンテンバイク」

2006年11月20日 18時21分23秒 | 私鉄(北陸)
『奥飛騨温泉口駅で「レール・バイク」』 中日新聞

神岡鉄道の線路を廃線後も活用しようと、神岡町住民でつくる「神岡鉄道協力会」さんが
「レール・マウンテンバイク」を製作したそうで、その試運転が19日、奥飛騨温泉口駅で行われました。

この「レールマウンテンバイク」、自転車2台を連結して台車状に組んだパイプの上に載せ、それをレールの上に載せたものです。
2人でペダルをこぐと、レールの上を進んでいくものなのだそうです。

26日午前9時-午後4時に体験試乗会が行われるそうです。料金は100円。

ラストサンデーイベントの詳細は、こちら。
ラストサンデー感謝イベント 神岡鉄道

他地域のことですが:銚子電鉄の窮状

2006年11月18日 20時58分26秒 | 鉄道
親会社の自己破産により大変厳しい状況の銚子電鉄。
車両検査費用も足りない状況のようで、
「電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください!!」
という緊急報告がホームページに掲載されています。

私も、わずかな量ながら薄味の濡れせんべい「うすむらさき」を注文しました。

『電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。』 潮風と浪漫のふるさと銚子電鉄

銚子電鉄は、ぬれ煎餅での事業収入が経営を助けているということでも有名な会社です。
地方私鉄はその多くが苦しい経営状態にありますが、ここまで銚子電鉄が厳しい状態とは知りませんでした。

先月上旬に訪れた時、朝ラッシュ時の列車の減車についてのお知らせが各駅に掲示されていました。
私が訪れた日は三連休の中日で、観光客で賑わっていました。
が、平日の輸送量がかなり落ち込んでいるのは想像に難くありません。

現在の銚子電鉄は、元営団車のデハ1001系(S35年製)2両と元伊予鉄車のデハ801系1両(S25年製)で運行を行っています。
いずれも古い車両ばかりです。
新しい車両への更新費用の問題も、いずれ出てきそうな気がします。

ところで、車両検査っていくらぐらいかかるのでしょうかね。
ホームページには書かれていないのですが。

    
    ユ101を従え、「澪つくし」号モードのデハ801

※銚子電鉄さんホームページによりますと、現在ぬれせんべい等の製造・発送に支障をきたしているため、銚電オンラインショップはしばらく休店されるそうです。

銚子電鉄オンラインショップ
気長に待ちましょう。

ラストが迫る「ゴールデンエクスプレス・アストル」

2006年11月17日 23時33分16秒 | JR(北陸)
快速「ありがとうアストル」号の運転も、残すところあと1日となってしまいました。


猪谷にて長時間留置中の「アストル」です。

猪谷に到着してから折り返すまでの間、4時間も停まっているのですが、なかなか撮り辛い位置に停まっています。
愛称表示機のライトも消されています。
綺麗な編成写真を撮れないのは、残念なことです。

訪れた日は、雪が降ったりやんだりの天気でした。
          

雪がやみ山の霞が取れてくると、木々が紅葉している山の上のほうには雪が積もっているのが見えました。
肉眼では、かなり綺麗に見えました。
雑な画像ですが、雰囲気だけでも伝わりますでしょうか?

「ありがとうアストル」号の指定券は早々に売切れてしまったらしいです。
が、実際の列車の乗客はあまり多くなかったように見えました。
記念で指定券だけ買った人がいるのかもしれません。

もしそうだとしたら、悲しいことですね。
普通の乗車券も買ってもらわないと、西日本さんも商売上がったりです。
そしてなにより、本当に乗りたい人が乗れないのですから。

冬の訪れ

2006年11月15日 22時43分31秒 | JR(北陸)
新聞記事によりますと、14日は富山貨物駅と金沢の間で行われたそうです。

写真に写っているのは、DE15でしょうね。
去年の冬は豪雪で、北陸地方のラッセル車はJR・私鉄ともに大活躍でした。
ラッセル車が雪を跳ね飛ばす姿は、鉄道雑誌の写真等見ますと豪快なようです。
跳ね飛ばされた雪の勢いは結構なものらしく、北鉄石川線の標識の一部はそのために割れてしまったことがあるそうです。

北陸に住んでいて分かるのですが、街中でも雪が降ったときは本当に大変です。
趣味的には、除雪シーンは見てみたいものです。
しかしラッセル車が出動するということは、それだけ大変な状況だということでもあります。
回数が少ないに越したことは無いです。

『冬将軍 到来に備え』 北陸中日新聞