ビゼーのオペラ「カルメン」や「セビリアの理髪師」で有名ですが、歴史的にもローマ/イスラム/キリスト教の歴史が混じると共に、グアダルキビル川に面した良港を有してコロンブスの新大陸発見に伴う交易独占権の獲得などカスティーリャ王国の繁栄を支えてきた街で、フラメンコや闘牛の本場でもあります。
複雑な文化と豪華な建築物を誇り、ゆっくりと滞在したかったのですが、今回は僅か半日ほどの滞在しか出来なかったのは残念ですが、大急ぎで見て回った街の様子をお知らせします。
<スペイン広場>
かってのサン・テルモ宮殿の一部だったマリア・ルイサ公園内で1929年に開催されたイベロ・アメリカ博覧会の会場として造られた建築で、半円形の堂々とした建物や広場の中にスペインが凝縮されています。
入口 建物のごく一部しかカメラには収まりません
内部より
同上
同上
同上 各州のブースです
<市内の風景>」
市内
同上
同上
闘牛場
季節外れのジャカランダの花
<アルカサル>
イスラム時代の城を、レコンキスタ後にキリスト教徒の王たちが改築した建物で、特に1350年に即位したペドロ1世はイスラム文化に心酔していてイスラム調を大事にしたようです。大使の間の装飾は見応えがありました。
ライオン門
中庭 トックリキワタ(=酔っぱらいの樹、パンヤ科)
同上 トックリキワタの花びら
狩猟の中庭
同上 敷石
大使の間 天井
同上 内部
同上 壁
同上 タイル
タペストリー
同上
<カテドラル>
15世紀にモスクの跡に建設されたもので、ヨーロッパの聖堂としてはローマのサンピエトロ寺院とロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ規模で、97mのヒラㇽダの塔は13世紀にイスラムのモスクとして建設されたものを16世紀に鐘楼を付けて改築したもののようです。
市内のアーチから見えるヒラㇽダの塔
カテドラル
同上
同上
ステンドグラス
同上
天井
壁
タイル
礼拝堂
コロンブスの間
同上 コロンブスの墓