昨日アジサイについて書き込みましたが、記事アップ後に色々な疑問がわき、調べてみました。
その結果を下記修正並びに追記いたします。
(1)分類
・元々の分類はユキノシタ科だったらしく、多くの資料でユキノシタ科として扱われていましたが、最近は「アジサイ科」と独立した分類になっているようですので修正します。
・自己流の分類として、<セイヨウアジサイ系>並びに<ガクアジサイ系>としましたが、前者についてはホンアジサイとかテマリ咲きという呼び方が多いようなので、<ホンアジサイ系>に修正します。
(2)アジサイの花の構造
・<ホンアジサイ系><ガクアジサイ系>共に、花のように見えるのはガク(萼)が変化した装飾花で、ガクアジサイでは装飾花に囲まれるように、ホンアジサイでは装飾花に隠れるようにその中に真花があります。
・装飾花の真ん中に小さな花弁とオシベ(メシベは退化している)があります。
・真花は花弁5、オシべ10、メシベ1(先が3つに分かれている)
(3)ガクアジサイの漢字
上記のように、アジサイのガク(萼)が花のように見えることを知っていたので、ガクアジサイはてっきり「萼アジサイ」から由来したとばかり思っていたのですが、正解は「額アジサイ」ということです。装飾花が、まるで額縁ように見えるからいうことのようです。
正に“生兵法は大怪我の元”です。(まさ)
ガクアジサイの花(昨日の写真です)
同上
ホンアジサイの花。 装飾花を掻き分けると見えます
同上