老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

安倍内閣は「現在バイアス」と「確証バイアス」の見本市??

2017年06月08日 20時22分35秒 | 政治・経済・環境・核兵器など
 いよいよ大阪も梅雨入りで、外出を控えることが多くなり、ここ2ヶ月ほどのブログを読み直してみました。

 文才も専門的な知識も余りなく、しかも情報源が限られている私が、このように殆ど毎日に近い書き込みを続けるのは容易ではなく、時には書き込むことに急かされて、その時の気持に任せて独善的で好き勝手なことを書き込み、後で恥ずかしさを感じることも多いのです。

 従って、たまに時間ができた時にはこのように出来るだけ今までのブログを読み直して、このブログがぶれない様に心がけています。


 最近は国会答弁や加計学園を巡る問題などで、現政権の目に余る状態に対して書き込むことが多いですが、その中で4月19日付のこのブログで書き込んだ“再び「確証バイアス」について”という記事が妙に引っ掛かりますので、今日も又この話題です。

同記事では、"確証バイアスの強い人は、被害者感情と他罰的傾向が強く、キレ易く”というような書き込みをしていますが、現在の内閣は正にこの状態ではないでしょうか。

野党の色々な指摘や質問に対して下記のような対応事例が挙げられるでしょう。

◆都合が悪いことに対しては
・“印象操作”などの乱発で真面目に答えない。
・提示された文書に対しては、とりあえず“出所がはっきせず、裏付けがない”と対応し、更に突っ込まれると“そのような書類は、探したが見当たらない”の対応
・質問に対して“○○が答弁した通り”、“自分はノータッチで、自らの意向が入りこむ余地がない”などの、木で鼻をくくったような発言が目立つ

◆特に民進党に対しては、顔色を変えて「お前だってやったじゃないか」の類の子供じみた反論をすることが多い。

このようにみると、6月3日のブログで書き込んだように政策的には「現代バイアス」、現実対応としては「確証バイアス」を絵に書いた様な体質で、これを諌める側近がいないようでは、どこかの国の大統領と同じように、裸の王様になることが懸念されましょう。(まさ)