信書・電報の次は、テレタイプとFAXです。
[テレタイプ]
1960年代の後半になると、テレタイプという通信装置が海外との通信の主役となりました。
キーボードの付いた電話という感じで、テレプリンターという装置で、電話回線を利用して番号で相手を呼び出し、加入者相互間で直接通信する方式で、送りたい文をキーボードで打って送信すれば、相手のテレプリンターが印刷をするという形になっていました。
相手の人と同時元で文書のやり取りが可能で、この点では現在のコンピューター・コミュニケーションの一種であるチャット(Chat=雑談)の先駆けと言えるでしょう。
時差などがあり直接の通信が難しい場合は、紙テープに点字のような方式でアルファベットを削孔し、キーボードからの入力や受信したメッセージを記録できる機種もあり、紙テープに記録したメッセージを印刷したり再送したりしていました。
但し、これは電話線を使用するため通信費が高額だったので、通信費を節約するために社内や使用者相互で取り決めた、さまざまな略語を使って短い文章で内容伝える工夫がなされていたました。
例えばOSAKA⇒OSA TOKYO⇒TKO KOBE⇒KB MARKET⇒MKT PRICE⇒PRC などですが、文章の簡略化も大事なことで、早い返事が欲しい時には“PLS RPLY ASAP”(Please Reply As Soon As Possible)などの略語を良く使用しました。
[FAX]
1970年代後半になるとFAXが登場してきますが、当初は感熱紙を使ったものでスピードも遅くて使いにくかったのですが、1980年代後半になるとA4用紙が1分程度で送信でき、また普通紙で受信できる機種が出回り、ワープロによる文書作成の簡易化もあり急速に普及していきました。
また、1990年代になると一般家庭でもコードレス通信機とFAX機能が併設された電話器が普及したり、昨今ではコピーも可能な複合機として浸透していきました。(まさ)
※ パソコンについては、別途事務機器の項で触れて行きます。
[テレタイプ]
1960年代の後半になると、テレタイプという通信装置が海外との通信の主役となりました。
キーボードの付いた電話という感じで、テレプリンターという装置で、電話回線を利用して番号で相手を呼び出し、加入者相互間で直接通信する方式で、送りたい文をキーボードで打って送信すれば、相手のテレプリンターが印刷をするという形になっていました。
相手の人と同時元で文書のやり取りが可能で、この点では現在のコンピューター・コミュニケーションの一種であるチャット(Chat=雑談)の先駆けと言えるでしょう。
時差などがあり直接の通信が難しい場合は、紙テープに点字のような方式でアルファベットを削孔し、キーボードからの入力や受信したメッセージを記録できる機種もあり、紙テープに記録したメッセージを印刷したり再送したりしていました。
但し、これは電話線を使用するため通信費が高額だったので、通信費を節約するために社内や使用者相互で取り決めた、さまざまな略語を使って短い文章で内容伝える工夫がなされていたました。
例えばOSAKA⇒OSA TOKYO⇒TKO KOBE⇒KB MARKET⇒MKT PRICE⇒PRC などですが、文章の簡略化も大事なことで、早い返事が欲しい時には“PLS RPLY ASAP”(Please Reply As Soon As Possible)などの略語を良く使用しました。
[FAX]
1970年代後半になるとFAXが登場してきますが、当初は感熱紙を使ったものでスピードも遅くて使いにくかったのですが、1980年代後半になるとA4用紙が1分程度で送信でき、また普通紙で受信できる機種が出回り、ワープロによる文書作成の簡易化もあり急速に普及していきました。
また、1990年代になると一般家庭でもコードレス通信機とFAX機能が併設された電話器が普及したり、昨今ではコピーも可能な複合機として浸透していきました。(まさ)
※ パソコンについては、別途事務機器の項で触れて行きます。