東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾 「手芸と染め」藍の叩き初め(2/2)

2024年10月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 今年の叩き染め、去年と違うのは藍だけでなく、インド藍,ヘナ,紫根,そして紅花も使って染めていることです。ヘナは茶色に、紫根は紫色に、紅花は黄色に染まります。染ったシルクは青、紺、黄、茶、紫の色がちりばめられています。来年は紅花の朱色も加えて染めてみたいと思います。
 今回染めたシルクは11月の成器塾で額縁織りにします。ついでに、シルクに年月日名前を書いてもらいます。今回の染めは子供達の一生の思い出になればと思っています。そして、大人になってからも飾るか使ってもらえたらと思っています。

         青、紺、黄、茶、紫に草木染めされたシルク


  さて、シルクの下に敷いて叩いた藍,インド藍,そしてヘナの葉。それらの葉汁かシルクに滲んでそれぞれ、青、紺、茶に染まりました。水洗いする前に、藍葉をミキサーにかけてドロドロした液をシルクの空いた箇所に塗りました。続いて、紅花をすり鉢で粉々にしたものに水を溶かしたものをやはりシルクに塗りました。最後に紫根をアルコールで溶かした液をシルクに塗りました。

 葉汁でシルクを染める   藍をミキサーにかける   染めあがったシルク
  

 シルクが染まったことを確認後、葉の残渣などを水で綺麗に流しました。水で洗いながらごしごし擦ると染まったシルクだけになります。新聞紙やタオルにくるんで水分を落とした後、アイロンで温めてシルクを乾燥しました。これでシルクが綺麗に草木染めされました。
 次回は紅花による草木染めをします。普通のハンカチを黄色と朱色に染めます。保護者も見学に来るそうなので、子供達と一緒に楽しく染めてもらおうと思っています。

   藍などの残渣を水で洗い流す     アイロンで水分を飛ばし乾かす
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 籠作りのための折りたたみ木... | トップ | クラフト小屋内の改造(2/x) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史探訪他ウォーキング」カテゴリの最新記事