東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

あく抜きしたオリーブ、ようやく塩漬けに

2014年02月08日 | 料理、食品加工

 2ヶ月位前にオリーブを採種して、灰汁であく抜きを始めたオリーブ。ようやくあくが抜けたようです。かじってもそれほど苦みを感じなくなりました。それにしても、オリーブのあくは、なかなか抜けないのですね。小川に浸けておいた方が良かったかも知れません。来年は、小川の流水に浸ける方法も試してみようと思います。どんぐりのあく抜きも大変ですが、煮る方法をとることができるのでオリーブよりは楽ではないかと思います。

                約2ヶ月間灰汁に浸けていたオリーブを洗い出す


 灰汁の中からオリーブをザルに取り出して、流水で実を洗いました。あく抜きを開始した時に比べて、ややくすんだ緑色になっています。そして、黒い実は相変わらず黒いままです。実を綺麗に洗うと、まばらに変色した実,柔らかすぎる実,そして小さな実は捨てました。
 漬ける塩水は海水を使ってみました。海水は平生町の佐賀付近の海岸で採水しました。海水は濃度3%位ですので、丁度良いのではないかと思います。試食して塩分が濃いようでしたら、濃度2%程度の塩水に作って入れ替えようと思います。

     醜く変色した実などは廃棄             海水を入れた瓶に実を入れる
 

 3月初めに東京に行く予定ですが、その時に家内に試食してもらいます。食べることができるのか未知数です。その前に一度、市販されている塩漬けオリーブを購入して、自己判定しようと思います。結果が散々だった場合は、今年の晩秋にあく抜きをもう少し工夫してみようと思います。ところで、今のままでは種があり食べにくいです。種抜き器が欲しくなりました。

                 瓶に入れた海水に浸したオリーブの実

コメント (2)
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