四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

今年も後半。2日目のワクチン終った。コロナリバウンド東京首都圏3県増加、安全安心?なオリンピックできるのか。

2021-07-01 11:11:17 | 日記

●2021年後半に入りました。今朝は梅雨本番を思わせる雨の朝です。今日は午後議会運営委員会があります。28日に2回目のワクチン接種。当日は異常を感じませんでしたが翌日29日の午後、熱が37.2度、腕に痛みが出ました。カロナール300を2度飲みました。昨日熱は平熱(36.4度)、腕の痛みもやわらぎ、今日は全く異常を感じていません。東京等のまん延防止措置が解除(予定)日の11日に免疫(中和抗体)を獲得することになります。しかし、それで万全ではありません。これまで同様マスクの着用、三密を控え、多人数での会話や飲食自粛は続けていきます。

●東京と首都圏3県は、実効再生産数が1を上回り、コロナの感染拡大傾向が強まっています。特に東京都は若い人を中心に拡大、昨日は1カ月ぶりに700人台でした。埼玉県も100人台(実効再生産数1.20)で推移し、インド型のデルタ株が21~27日の1週間で20人と県が発表しました。変異株のゲノム解析陽性率も5.6%と高くなっています。毎日更新している「東京経済」の新型コロナウイルス感染状況(厚生労働省の資料)によっても、全国平均の実行再生産数は1.03(6月上旬は0.77)と半月で急上昇しています。菅総理は会見で「全国的に減少に向かっている」といっていますが、それは緊急事態宣言を出した地域であって、それ以外の地方では感染増になっています。

●ここへ来てワクチンの供給に目詰まりが起きています。自治体への配給についても7月まででそれ以降については見通しが立っていないようです。64歳以下の人への接種が遅れるようですと、活動期にある若い人の感染が心配です。そもそも経済重視であるならば、リタイヤした高齢者より、活動期にある現役世代に優先接種すべきという意見もあります。高齢者は重症化リスクが高く医療崩壊を招く可能性があるので優先接種は避けられないでしょうが…。いずれにしてもワクチン開発の遅れ、獲得対応の遅れという二重の後手後手感は批判されてしかるべきでしょう。

●このような状況でも東京オリパラを強行しようとしています。菅総理は、G7で支持を頂いた。専門家会議の尾身氏は「G7で開催支持があったので中止は言えない」と、マスコミ含めて開催に一直線です。“かっぱえびせん”のコマーシャルではないが「止まらない!止まらない!」(若い人にはわからないと思いますが…)、戦時中の「1億火の玉」の様相です。今や、国民世論も「開催か」、「中止か」、から、観客を入れるか入れないか、さらに上限をどうするかと、日本得意の次々と「なし崩し」が行われています。コロナの時期ですから大規模デモはできませんが、オリパラ後が心配されます。

●すでに厚労省のアドバザー会議でも、東京の感染は7月中に1,000人、8月には2,000人の可能性を試算しています。国民の健康と命と引き換えにオリンピックを進める意義はありのでしょうか。近代オリンピックの精神は、スポーツのビジネス化によって相当にゆがめられていると感じています。これで開催されれば、テレビと新聞は、オリンピック一色でしょう。多分私も興味ある種目は観ると思います。この瞬間に「同罪」です。案外、この時間帯はテレビに多くの人がくぎ付けになるから、好きな「日帰り温泉」が空いているかもしれません。感染リスクが低いなら、ゆっくり日帰り温泉につかるのも一計かもね… 

コメント
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