四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

議会レポートをポスティング。途中会った市民からホテルできるの?いらないでしょうと言い寄られることが多い・・・

2017-09-29 20:18:26 | 日記

●今日は前から、住民の相談の約束があり、議員会の行政視察に行けませんでした。相談は相続です。2年前から相談に乗っています。複雑に絡んでいますので、交通整理が重要なのですが進みません。この件を聞きながら、9月議会での、駅前の市有地の定期借地権設定契約を思い出します。借地権と建物に第三者の抵当権設定を禁止する条項を加える。建物に市が抵当権(解体費用分)を設定する。ための契約変更の決議を出しました。否決されました。詳しくは後述します。

●10月5日(南部公民館)、7日(文化センター)、9日(北部公民館)で、会派市民の力の議会報告会を開催します。これまで文化センターと北部公民館が主に会場でしたが、これからは地域の公民館にお邪魔することにしました。先ずは南部公民館です。是非ご参加ください。

 

●ここ数日、議会レポートをポスティングしています。(https://www.kudohideo.jp/gikaireport-shimin022/)

途中市民とお会います。十数人から駅前のホテルのことを聞かれます。「ホテルは本当にできるの」と、「できるでしょう」。「市長がやりたいと聞いているが、議会は賛成の人が多いの」。「はい10人が賛成しています」。「うちの近所の議員は反対ですよね」、「いいえ、賛成しています」。「どうして?自治会を一緒だったので選挙で応援した。その後何にも報告ないから分からないけど賛成なの」と大変な怒りでした。こんなにホテルに疑問を持っている市民が多いのにどうして議員は賛成派が多いのか。ポスティングした地域の議員は賛成派が多いのだが。

●さて、相続の相談と定期借地権の契約です。この相続の難しいのは、相続人がいろいろな地域に分散されていることと、何と言っても中心人物が、現金、保険証券、土地の権利証を持っていることです。したがって相続金額がいくらなのかは誰も知らない。お前に1割でどうだ、2割でどうだというが、金額は分からない。弁護士を入れたがらちがあきません。この話を聞いて、市有地の借地権を思い出しました。市の土地(借地権)に第三者が抵当権を設定し、借地権者に事故(倒産など)があり、この土地の借地権が第三者にわたったら、これは大変なことになると、議会の質疑でも答弁しましたが、市は契約書に書き込み、弁護士にも相談したと言い、賛成派議員はそれを信じています。平時ならそれでいいが、一旦何か異変があれば、「現物を押させた」ものが強い。これが現実です。そういう危険を厳しく想像し、リスク回避に向けた契約こそ、市長と議会議員に与えられた責務ではないでしょうか。

コメント
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