●今朝、工藤日出夫の議会レポート第117号を配布するため、駅東口に立ちました。たくさんの人に取っていただき、ご苦労さんと声をかけていただきました。前回は8月末でしたが、今日は涼しくこれぐらいだと楽です。子どもを連れた若いにお母さんに、「中丸学童のものですが、いろいろお力をいただきありがとうございました」とお礼の言葉。どうやら、施設の建築に伴い、一年間学校の教室が学童室になるのですが、市は一教室でした。60人以上の子どもが一教室では窮屈な状態でしょう。二教室に改善されたことに対するもののようでした。この程度のことで市民に心配をかける市政とは…。隋契には熱心なのにね……?
●議会レポート第117号です。添付しました。ご意見ください。
●子ども子育て支援法に基ずく関係条例が提出されました。最終日に採決があり、以下のように賛成討論しました。私のつたない理解の範囲内で、関係者に満足のいくものになったか心配ですが…。
<議案第52号北本市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に賛成の討論をします。
本条例は、子ども子育て支援法の施行を控え制定されるものであるが、この条例が今後の本市の学童保育の方向を決める重要なものであります。
学童保育は、子育て支援、少子化対策の面が強調されていますが、それより経済成長にとって欠かせない、労働政策の重要な鍵を握っていると認識しています。
本条例は、学童保育室等の基準を定める条例ですが、経過措置に期限が設けられておらず、このことが本条例で定めた基準の執行に遅れがあっては本末転倒です。
また、この間直接条例に関係するものではないが、9件のパブリックコメントがあったと答弁されました。それらは利用者や父母の切なる願いでもあると思われるので、条例制定後しっかり受け止めて保育行政の責務を果たしていただきたい。
少なくとも条例が制定されることで、これまでの学童保育行政の水準が低下することがあってはならない。むしろ子育て環境の拡充にきするものでなければ条例制定の意義はない。
本条例は、厚生労働省が示した要綱の範囲内のものであって、北本市が独立した自治体としての基準を示すことになっていない。本条例は、条例制定で終わるのでなく、この条例制定を期に、地域・利用者・保護者、行政が協働で、よりよい仕組み・基準をつくるよう希望し討論とします。>