四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

一面の雪景色・・・、国は北本市の住民投票結果を見習えとエコノミスト

2014-02-05 18:16:33 | 日記

●昨日の雪は、北国を思わせる降りだった。議会の打ち合わせを早めに終え、自動車運転を慎重に戻ってきた。今夜は「シバレル(凍りつくような寒さ/北海道でこういう)」と布団に入り、朝起きて外を見たら、一面雪景色。遠くに富士山が見え、今年の冬景色に富士山が見える珍しい光景。ついでに秩父連山もパチリ。

 

●fbに、「こんな記事を見つけました」とありました。開いてみると、みずほ証券のチーフエコノミストの上野泰也さんが、日系ビジネスに掲載したものです。タイトルは、“国は北本市の住民投票結果を見習え”=「人口減少社会」を正視し始めた“草の根”の動き=というものです。詳しくは、アドレスにアクセスしてください。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140107/257848/?P=1&ST=smart

2014年が幕を開けた。気分一新で今後の日本経済の行く末を見極めようとしている筆者にとって、改めて考えさせられる出来事が昨年末にあった。全国的にはそれほど大きなニュースにならなかったようだが、とても画期的と受け止めた出来事、それは昨年12月15日に埼玉県北本市で行われた住民投票の結果だ。

要約すると、北本市は市の成長に新駅建設を計画し、住民投票にした。市のホームページに書かれていた計画の成果を見ると疑問を持たざるを得ない。それに引き換え、反対の理由は、、①多額の負担により市の財政がひっ迫して住民への行政サービスが低下するのではないかという警戒感、②国全体が「人口減少社会」に突入している中で新駅を建設しても経済的メリットは長期的にそう大きくならないのではないか、という考え方などだった。

それに対し、市は反論しているが、上野氏は「どうも説得力がない」と。反対する市民のほうが合理的な思考展開で、投票の結果は投票の3分の2以上の反対であったと。国の借金増大に、地方の市民は「下向きの人口動向」に無駄な税金は使わないと…。著名なエコノミストが、北本市民の判断を「草の根」からの正しい行動であると評価している。こういう見方が普通でしょうね。新駅つくるには、今の体制には知恵がなさ過ぎです。

新駅、後退か!交代か!

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大阪市長辞任表明・・・波平さんの永井一郎さん「バカもん!」で葬られる

2014-02-04 10:40:57 | 日記

●今朝は朝から曇り空と思っていたら、シトシトと氷雨になりました。昨日の暖かさと打って変わった「ぶるぶるっ」と真冬の寒さのようです。「ようです」と書いたのは、コタツに入ってブログを書いているからです。コタツの中は暦のように立春です。今日は午後から、会派の会議です。そろそろ3月議会も始まります。一般質問等の打ち合わせをしようと招集をかけました。

●今朝のテレビワイドショー番組で、声優の永井一郎さんの葬儀の模様を伝えていました。サザエさん一家の波平さんの声を担当されていました。40年以上になるとか。「バカもん!」と「かつおっ!」の声が独特でした。82歳とか。ご苦労さんでした。サザエさん役の加藤みどりさんとかつお役の女性の声優の二人で弔辞をされていました。出棺は、「バカもん!」の大勢の声に見送られていました。これからはあの世から、最近のおかしな政治や政治家、経済人、そして私にも、間違いがあったら「バカもん!」と一喝してください。(合掌)

●橋下大阪市長が辞任会見。気が先走っているように見られます。ついこの間、「脱原発」のワンイシューで首長選挙をするのは問題ありと、細川・小泉連合を批判していましたが、舌の根が乾かないまま、今度「大阪都構想」の枠組みのワンイシューで6億円の税金使って市長選挙。「大阪の二重行政を解消すれば数千億円の削減がある。6億円は民主主義のコスト」といっているようです。そいういう言い方もできるでしょうが、二元代表制は、そもそも首長の独断・独走を抑制する仕組みであり、もっと議会側と議論すべきでしょう。むしろ、このように首長と議会がけん制しあう方が、二元代表制そのものであり、「○○与党」といって、賛成翼賛会の議会より健全かもしれません。なんか、どこかで「住民投票」したり、自分こそ「絶対」と勘違いしている最近の傾向を反映しているのでしょうか…。(バカもん!)

●こんなブログが見つかりました。北本市長の情熱ブログで紹介されていると先般FBに載っていた「北本市の新駅の住民投票の議員視察」ですが、視察された生駒市の議員のブログです。読んだ感想。どのような説明を聞くと、このような評価になるのかな…?。条例に賛成した議員についても質問とありました(市長のブログ)とありましたが、それなら議員にも聞けばいい視察になったのにな…。もっと言えば、賛成、反対の市民団体にも聴けばよかったかも。市内には、住民自治を進める市民の会も活動し、会報も出しています。市長は今でも「駅は必要だ」といったようですが、それなら住民投票しなければ良かったのではないでしょうか…??。新駅を待っていた市民にも聞かせたいですよね。

念のため…http://katudo403.exblog.jp/20307104/

 住民投票で新駅が白紙になったので「浮いた資金」があるようで、平成26年度の予算を楽しみに…と市長が説明したとか。そういうもんかね…。目が離せません。

波平さんなら「バカもん!」と一渇か

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今日から2月。大阪橋下市長辞任で選挙?あちこちで、「ア・切れた」か・・・

2014-02-01 23:14:35 | 日記

●今日から2月。午前、文化センターで「北本市青少年育成市民会議」が主催した“連絡調整会議”に参加しました。用事があり、前半の基調講演を聞くことができませんでした。分科会へ参加しました。主題が「地域の教育力向上を目指して」になっていました。しかし、分科会は「放課後子ども教室」の運営についてでした。北本市は、少年非行検挙率が県内トップであり、子どもが育つ地域の環境づくり(地域の教育力)などの議論を期待していましたが、そこまで到達しないままに時間切れとなりました。

●帰り際、知人からご案内を頂いていた「美術展」に立ち寄りました。知人の写真が、昭和の子どもが、地域で遊ぶ姿を活写したものを、現代風にアレンジした構図になっていました。地域の教育力を話し合う会議に出席し、消化不良のままでしたが、この写真にある地域社会にこそ、われわれが失った日本の地域の姿ではなかろうかと思ったりしました。単なる「ノスタルジア」ではない、人間社会(地域)が子どもを育てる力を有していた時代が存在していたことを証明しているようでした。

●夜のニュースで、大阪市の橋下市長が辞任を表明した。大阪都構想が、他の政党・会派の議員の反対で実現が難しくなったのが理由とか。議会が駄目なら、市民に直接聞こうということのようです。なんか、どこかの「住民投票」に似たような判断にも聞こえました。橋下市長の任期は、2015年12月のようです。約2年弱残しての選挙です。再選されても2015年12月にもう一度選挙しなければなりません。(新人が当選すれば確か任期は4年だと思うが)まあ、辞任すれば50日以内の選挙ですから、当然対抗馬は準備不足です。こういう市民判断で、議会の判断との違いを乗り越えられるのでしょうか。市民税減税の名古屋河村市長と同じようなやり方です。議会も解散し、同時選挙ならいいでしょうが…と考えています。切れちゃたのかなー…どこにも「あ・キレもの」が多くて周りは大変だ。

●同僚の高橋伸治議員からメールが届きました。平成24年の北本市の子どもの出生数が、400人を切り388人であったと。平成23年が446人でしたので、78人の減少です。総人口に占める割合は0.56%(総人口68933人)で、鴻巣市、桶川市の0.68%に比べても、少子化の進みが大きい。2004年の641人(0.98%)をピークに10年間低下し続けています。総人口比率は2004年は鴻巣市(074%)、桶川市(0.77%)より上位でした。結果には原因があるはずです。人口減少についても、社会減が平成14年(2002年)から今日まで改善されていません。石津市長になってから、子どもの出生者数と人口減少が続いています。昨年度、900万円の事業費で人口動態調査をしましたが、素人のような調査で(失礼。私社会調査を少々かじっていますので…)成果はいまいち…。社会調査は、調査の目的を明確にし、「仮説」の設定を徹底的に議論しないと、調査のための調査で終わってしまう。分かりきっているのに、やらないのか、やれないのか。ア・切れてる場合じゃないよね。

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