●今日は任期中最後の議会報告会でした。3月議会の採決は月曜日(18日)ですが、終わると選挙の準備になりますのであえて今日行いました。誰も来てくれないのではと思っていましたが、「救う神あり」30人ぐらいの人が来てくれました。安心しました。3月議会について報告し、多くの方からご意見を伺いました。最初から16年間ズーっとご支援いただいた方をはじめ、今日初めて来ていただい方もいらっしゃいました。市長はまちづくりのリーダーとして重要ですが、我が国の地方制度で言えば「議事機関(決定機関)」の議会、議員こそがすべての責任を持っています。議員なんて誰でもいいと考えていることが、まちの今と将来を不透明にしているのです。
●議会主催の、議会報告会のやり方についてご意見いただきました。今のようなやり方なら、止めた方がいい。もっと一人ひとりの議員がなにを考え、どの議案に賛成し反対したのか。その理由は何なのか。一般質問で取り上げた政策はなぜそのように提案したのか。もっと市民の側に立った議会活動をしてもらいたい。私もそうでありたいと考えています。しかし、議案の賛否を自らの口で伝え、その理由について説明することは難しいようです。私は、初当選以来16年間、定例会後に報告会を一度も欠かさず行ってきました。厳しいお叱りをたくさんいただきました。難しい質問もいただきました。その一つひとつに対応したことで、ずいぶんと勉強しました。まさに市民に成長させていただきました。
●今年は選挙です。市長と議員の選挙です。私はこの4年間、特別の思いをもって地域を回りました。いろんな人と会いました。ご意見を聴きました。直接生活者のお考えに触れました。誰よりも、多くの市民に会ったと思います。北本市の人口構造は、ここ15年で一変しています。そしてこの傾向は今後変わることなく、当面(5~10年)続きます。新駅ができると人口が増えるという議員がいます。確かにそうですが、その新駅がいつできるのか分かりませんから、直近の対策になりません。縄文のまちで観光交流がという議員もいます。否定はしませんが、観光対象(資源から対象)になるのに何年必要なのか。今北本市の再生見通しは2年ぐらいで市民に具体策を見せないと、市の後退から抜け出せないと思います。と申し上げました。
●続きは明日書きます。
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