四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

「日々の禅語」の6日目は、「啐啄同時」。今日は圏央道ウォークと初めての茶席へ

2015-10-25 17:56:53 | 日記

●臨済宗相国寺大本山管長の有馬頼底の「日々の禅語」の6日目は、「啐啄同時」(そったくどうじ)。解説:鳥が卵から孵(かえ)るとき、雛鳥は内側から殻を破る。親鳥は外からそれを助け、その息は一致する。何事もタイミングが大切である。と説いています。

●「鐘の音」和尚の一口話で、「啐(そつ)」と「啄(たく)」について、雛鳥が内側から殻を破るためコツコツとつつくことを「啐(そつ)」といい、親鳥が外側から殻をコツコツつつくことを「啄(たく)」と言っています。「人間関係においても、相互の啐啄が時間的に間髪入れずに意気投合しておるようであればうまくいくでしょう。機縁とは、あることが起こるようになるきっかけをいうのですが、おのずとおとずれてくるものであって、つくろうとしてもつくれるものでもありません、機縁とは熟するもので、この機縁が熟した時こそ、啐の時であり、啄の時です。」説いています。奥が深いねー…

●今日は、圏央道開通のウォーキングがありました。10月31日に埼玉県内全面開通に向けオープンします。それに先立って、市民に開放しました。3000人がウォーキングを楽しみました。開会式に、東中学校の吹奏楽部と北本太鼓かばざくら団が華を添えました。議長があいさつしました。帰りに、景観ラムネサイダーを記念品としていただきました。定番のトマトカレーでなかったが、品切れだったのかなー…。圏央道の開通を周辺自治体のまちづくりを変える可能性があり、政策の構想力が試されます。

●友人の奥様が主催のお茶席に、生まれて初めて出席しました。全く作法がわからず、不作法の連続ですが、何とか喉を鳴らして飲み干しました。ワビサビの世界とはいえ、正座は堪えました。一人で行くにはちょっと…と三宮議長を誘い二人で何とか…。次回は、行く前に「滝に打たれ」身を清め、心穏やかにして臨みます。禅の言葉3日目の「名利共休」(名誉欲と利益の欲を共に休む)から、茶人「千利休」と名乗ったいうことのようですが、お茶の作法に「静」があるとすれば、まさに心を無に、名誉欲と利益の欲を共に休むことは修行です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする