四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

法律違反でないが約束違反と市民…想定外という想定力不足か

2013-10-18 07:36:27 | 日記

●16日の台風は、伊豆大島で大きな被害が出ました。死者・安否不明者が60人にも及んでいます。避難指示を出さなかった町行政に批判の声もあります。特に町長と副町長がそろって不在だったことも、不幸な状況に追い討ちをかけているのでしょう。それにしてもテレビの映像を見る限り、3.11の津波の被害状況を思い出します。他人事とは思わず、想定力(想像力)と危機管理のあり方を改めて真剣に考えています。

●14日、新駅設置を促進を要望している団体の会合で、市長の説明について書き込みました。庁舎建設基金を新駅の基金に振り替える事に「法律違反」というチラシ出ているが、法律違反でないとの市長発言を書き込んだところ、ある市民から「法律違反であるかは分かりませんが、庁舎建設の市民説明会で、基金25億円を活用すると言ったことに対する『約束違反』であることは明確です」という意見をいただきました。その通りですね。同時に、議会が新駅設置を決議したのに、今住民投票で反対する議員がいると批判がありますが、そういえば、庁舎建設に対し議会は何度も基金の範囲内と決議しました。その理由は、庁舎建設で借金をしないことを決めたことです。その議会が、庁舎建設基金を新駅の基金にし、庁舎は借金に賛成と言う議員が過半数です。法律違反ではないが「約束違反」であることはここでも明らかです。

●今度の台風の被害について「想定外」の災害という方が多いが、JRが、新駅建設の要望を受け取ると言ったことも「想定外」であったのでしょうか。市長の説明で、「新駅の基金」を積まなかったのは、JRが開業の時期を明確にしなかったので…と話されています。ということは、すぐにでも「開業」と要望活動をしていたと思われますが、今年の夏に「要望書」を受け取ると言ったのは、ここでも想定外であったのでしょうか。市長は3.11後の一般質問で、「想定外の災害について想定しても想定しきれない。それより起きた時に対応を考える」と答弁されたと記憶していますが、まさに今度の新駅の要望が大きく動く状況への対応を見ると理解できます。どうやら「想像力不足」が準備不足につながったのではと「想定」出来ますが・・・。先行き不透明な時代のトップマネジメント力は「想像力」に尽きるように見ています。

コメント
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