四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

私の世代の市の借金、返すのは今選挙権ない子供たち。これを21世紀型親孝行というのか

2013-08-16 11:01:14 | 日記

●今朝も元気一杯「早朝歩スティング」ウォークで1万歩突破。この調子で続けていけば、おなかの周りについた「脂身」も延焼しスリムになるかも…

●昨日は、68回目の終戦記念日。あの混乱から68年経ちました。私はかすかな記憶しかありませんが、あれだけの犠牲者を出した戦争は、その後起きていないでしょう。朝鮮戦争やベトナム戦争、湾岸戦争、そして各地での紛争はありますが、世界を巻き込み、最後は「原子爆弾」という禁じ手まで使った戦争です。日本は、その戦端を作った一員であるのだから、「平和憲法」であるなしに関わらずう、戦争の種に加担すべきではありません。昨日の安部総理の慰霊祭での挨拶には、この認識が少々欠落しているように感じました。戦争の悲惨さ、むなしさ、やるせなさを経験しない政治家が半数を占める現代、われわれ戦争体験者が声を出し続けることは大切のようです。

●昨日は、国立教育研究所社会教育実践センター(上野公園)での、社旗教育主事講習の「特講:民間の教育機関」の講師をしてきました。もう10年ぐらいこのテーマで話をしています。昨日一番の収穫は、センター長が、13年前に文部科学省で社会教育の担当者で、「公民館での子育て支援活動」の実態調査をされた時のメンバーでした。まさに奇遇です。センター長は昨年10月に就任し、講習会の講師に私の名前があるのを見て、会えるのを楽しみにしていたと…体型が少々横に広がっていました。講義が終わってから、1時間半もしゃべっていました。

●私は、ここ数年、議会でもそうですが、社会教育・公民館振興やまちづくり政策の講演で、必ず触れるのが「人口動態」です。先の総選挙、参議院議員選挙でも、経済成長や社会保障について、わが国の人口動態がどう動いていくか、という極めて基本データを忘れて議論しているのが気がかりです。開戦直前の昭和15年は、5歳単位のピラミットでいえば、0歳から4歳が一番多く、続いて5歳から9歳、10歳から14歳と続いています。いわゆる「産めや増やせ」の時代です。最も少ないのが高齢者の層です。

●現在と、まったく逆のピラミットです。高齢者の増加、現役世代の減少、そして少子化が同時に進行し、50年後の8千万人に向けて人口が減少していきます。人口増加策が地方政治の課題といわれていますが、5年単位で、四国4県分ぐらい減少する中で、今の調子で借金して、いったい誰が返すのでしょうか…はっきりしていることは、私たちの年代ではありません。返すことの責任を負わない世代が借金し、今選挙権のない若者・子供が返す。これを21世紀版親孝行というのか。恐ろしいことが起きている…

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