ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

主体性のない休みをいかにして主体的に過ごすか。

2012年11月16日 | Weblog
「人生を愉しむ知的時間術」外山滋比古著より。

忙しいととほど、ヒマになりたいと思うのは当然だ。そして、なんとかして時間を作ってその時間を楽しめた時は、充実感もある。英語にはmake holidayという言い方があるようだ。つまり休みは作るものということになる。

つまり、休みははじめからあるものではないということなのだろう。仕事にしても、日常にしても常になにかやることがあると考えるのが一般的ということかもしれない。

ところが、現役を退けば時間はたっぷりできる。時間を作らなくてもヒマはたっぷりある。その時間をどう過ごすかが大事になる。何もやらないのは、一見いいことのように見えてムダ時間を過ごしていることになってしまう。

筆者も、ただすることがないといった消極的な自由ではつまらないという。むしろ緊張と弛緩、またはプラスとマイナスをくり返していると、生活のリズムが生まれるらしい。自分に適したリズムをつくることが大事だと考えさせる。

ついでながら、この本のサブタイトルは“いそがば回れ”の生き方論、となっていた。知的生き方のベテランの筆者からはいくつかそのヒントはもらえそうだ。