ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

喫茶店を「教会化」する。

2012年11月05日 | Weblog
「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤孝著より。

いったいこれは、どいういうことだろうと、気になった次第。喫茶店はなにかの作業をするには意外に適していたりもする。私も今まで外に出る仕事が多かったこともあるが、仕事場の机では落ち着いてできない作業などを喫茶店でしてきたことも多い。

筆者はまた、そこは心を整える場所でもあると考えていた。そういえば、一人でいる時はゆっくりと物ごとを考えることもできる。そんな意味で「書斎化」どころか「教会化」でもあるという。

そして、齋藤氏はお気に入りの同じ本をしばしば持って喫茶店に入り、パラパラと繰り返しめくるのもいいともいう。つまりその本を自分にとっての「聖書」のようにしてしまうものありだった。

当時齋藤氏は翻訳をするために『論語』をつねに持ち歩いていた。すると、いつも孔子と一緒という感じになったと振り返っている。そういえば先日書店には筆者による「論語」についての本が並んでいた。

自分がリスペクトできる著者の本をつねに持ち歩いていると、沁み込みよくなり、精神も整ってくるというアドバイスもあった。それを読む場所としてニュートラルな場所である喫茶店は相応しいのかも。