ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

感性価値創造の取り組みを企業がいかに推進していくか・・・

2012年11月02日 | Weblog
「そうそう、これが欲しかった!」小阪祐司著より。

「感性価値創造」という言葉も初めて目にした言葉だった。「価値の創造」とは、お客さんの心のなかに起きる現象だった。お客さんの心に変化を起させることができるかどうかで結果は大きく異なってくる。

感性に対する働きかけで、お客さんの心に変化が起きて、「欲しい」「買うべきだ」という価値が生じることだった。たとえば、店頭で商品名と価格だけが書かれたプライスカードを見ただけでは、すぐに買う気にはならない。

むしろ大事なのはその商品の情報でもあったのだ。価値がしっかりと伝達されてはじめて買おうという気になるものも多い。もしその商品の背景にある物語が語られていれば、興味を持ってもらえる確率も増すだろう。

「宮内庁御用達」や「モンドセレクション最高金賞受賞」などというフレーズがあれば、何もない方よりもそちらに手が伸びてしまうのではないだろうか。きっと美味しいに違いないと直感で思ってしまうだろう。

ちょっとした伝え方で商品そのものの価値創造が異なってきてしまう。言葉だけではなく、写真やイラストでもそれは伝わってくるだろう。優れたCMはそこがうまいのだろうな。